
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>先導者と追随者逆じゃないんですか?先導者の反応をみて追随者が生産量を決めるのではないのですか?
まだ納得していないんですか?もう一度説明してみましょう。
回答NO1のように企業1を先導者(先手番のプレイヤー)、企業2を追随者(後手番のプレイヤー)としょう。企業2が自分の生産量についての意思決定をするとき、すでに企業1の生産量は決定されているので、企業2はその生産量を見て自分の生産量をいくらにするか決めればよいだけです。企業2の(最適)反応関数とは企業1の生産量のそれぞれの値に対して企業2が自分の生産をいくらにしたら利潤が最大化されるかを示す表(関数)のこと。それにたいして、先手番である企業1は生産の意思決定にあたって自分の生産に対して相手(企業2)がどんな反応をするかあらかじめ知る必要がある!そうしないと、企業1は自分の生産を決められない!企業1の生産のそれぞれの値に対して企業2の反応を示したのが企業2の反応関数だ。企業1が自分の利潤関数に企業2の反応関数を代入したあと、自分の生産量について利潤を最大化するという手続きをとるということは、企業2の反応を考慮して利潤を最大化の意思決定をするということだ。それにたいして、後手番である企業2は企業1の「反応」は考える必要はない、したがって企業1の反応関数は企業2には必要ない!企業2が生産の意思決定をするときすでに企業1の生産は決定されてそこにあるからだ!
この回答へのお礼
お礼日時:2018/12/16 12:01
すみません
閉めるの忘れてました笑笑
こんなアバウトな質問に完璧にわかりやすく教えていただきありがとうございます。
イメージが湧きました!
No.1
- 回答日時:
企業1が先導者、企業2が追随者だとすると、まず企業1が自分の生産量を決め、それを見て企業2が自分の生産量を選択する。
このようにして、市場全体の供給量が定まり、市場需要と相まって市場価格が定まる。企業2の最適反応関数とは、企業1の生産量がこれこれのとき、自分の(つまり企業2の)利潤を最大化するためには、自分の生産量をいくらにしたらよいかを教えてくれる関数です。企業1はあらかじめ企業2の反応関数を知っている(計算できる)ので、自分がこれこれの生産量を選べば、相手(企業2)はこれこれの生産量を選択するであろうということを予想することができる。よって、企業1は、相手(企業2)のとる手(生産量)を見越して自分(企業1)の利潤を最大化する生産量を選択することができる。これが、企業1の利潤へ企業2の反応関数を代入することの意味です。したがって、企業2は企業1に追随せざるをえないのに対して、企業1は自由にその生産量を選択できるので、通常、コスト条件等が同じなら、先導者の企業1の利潤のほうが追随者の企業2の利潤よりも大きくなる。これをfirst-move-advantage(先手番の優位性)といいます。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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