映画のエンドロール観る派?観ない派?

アメリカについて質問です。
NAFTAの下、なぜアメリカ国内から多くの雇用が海外に奪われたのですか?
多国籍企業の利益にはなるけれど、労働者の利益にはならない。というのはどういう意味でしょうか?
アメリカについてもっと詳しく学びたいです。
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

はじめまして



NAFTAって北米自由貿易協定ですね。
No1さんのおっしゃられているとおり、アメリカのイニシアティブで設定されたものです。
この経済圏の範囲内で関税をなくして貿易を自由化しようというものですね。

あなたが多国籍企業の社長だったらどうしますか。
企業というのは良いか悪いかは別として、なるだけ利潤、もうけをふやそうとします。
もうけを増やすためには、売り上げを増やし必要経費を少なくすることが必要ですね。

で、どうするか、人件費の安い国に工場をたてる、これが一番手っ取り早い。
関税がないのならば、どの国で作っても同じ価格で販売できます。
ですので、多くの製造業がメキシコに進出したんですね。

そうなるとどうなるか、アメリカ内での工場が閉鎖され、労働者がクビになります。
製造業が空洞化してしまうのです。

まさに
「アメリカ国内から多くの雇用が海外に奪われ」
「多国籍企業の利益にはなるけれど、労働者の利益にはならない」
になったわけですね。

これ、別にアメリカだけに限った話ではありません。
メーカーは日本であっても、日本で生産されていないことってたくさんあるでしょう?
安い家電製品や衣服などは今はほとんど日本ではつくっていません。
日本でも産業空洞化が既におこっているのです。
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この回答へのお礼

分かりやすい解説ありがとうございます!

お礼日時:2018/12/10 09:25

NAFTAって、アメリカ・カナダ・メキシコの自由貿易協定です。

当初は、アメリカの一人勝ちっと言われまくってメキシコがかなりの協定結びに反対したんですが、アメリカ様の政治力は強いで押し切ら実行に。そしたら、結果は、アメリカの大赤字に。アメリカは、給料を含む労働条件をアメリカと同等にせよ、と迫っていますが、すでにほとんど同等条件。要は、アメリカのような組合がメキシコでは育たず、生産性が何倍も上になったので、アメリカ工場を閉鎖でメキシコへ大工場を建設で移転となったからです。
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