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お湯90℃ではやけどしますけど、どうしてサウナ90℃ではやけどしないのですか?熱交換に詳しくないので教えてください

A 回答 (1件)

生物学の範疇だと思います。



水や鉄、金属が100度なら、接触している皮膚がすぐにその温度に達するのは熱容量が大きいからで、しかも伝導速度が高いためです。

逆に空気では、特に乾燥していれば、100度を超えていても皮膚のそばですぐに冷えてしまうので、皮膚の数ミリ内側では体温程度になってしまいます。また、血液の還流がありますので、むしろ、蒸発熱で潜熱が奪われますので、部分的には平衡状態かも知れません。

水分を取らずに発汗が多ければ脱水し、皮膚を含む循環血液量も減少することにより熱中症になるのでしょうが、そうなるためにはかなりの時間が要求されます。

単純にいうと以上のようなことの回答でしょうが、もっと簡単に現象から説明すると、1気圧の大気を20度から100度に上げるのに必要な熱量は水や金属みたいな固体を同じ状態まで温度を上げる量に比べ著しく少ないので、皮膚への影響、与える熱も少ないし、血液の流れにより常に皮膚も冷やされるので、人を暖めるのに非常に時間がかかり、思い切り長時間でなければ大丈夫なのです。

逆に、短時間なら、裸でもマイナス30度でも風が吹いていなければ体温はそれほど変化しません。1時間もいるとむしろ常温に戻ってから発熱し、最終的には体温があがるかもしれません。体があまり濡れていると、その水分が氷結し、危険ですので、室外で温泉から出たら、水をすぐに拭わないと風邪を引いたり低温やけどや足が凍傷にかかるかも知れません。

ちなみに床が熱ければ火傷しますが、それほど床は熱くしていないので、サウナで、床が熱ければ冷水で冷やすとまた、すぐに利用できます。フィンランドでは、もともとは焼け石に多少の水をかけ、サウナを利用していたみたいです。サウナで温まった後、プールや湖で泳ぎ、冷えたらまたサウナというのは本格的なフィンランドでのサウナの楽しみ方です。当然、プールでは水着を利用し、サウナの中は神聖な場所なので、裸だし、乾燥したタオルは使えます。
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