No.3ベストアンサー
- 回答日時:
100℃超と思えば間違い無いでしょう。
熱濃硫酸は危険な試薬ですが、何でも溶かすのでガラス器具の洗浄などには便利で、有機化学者には無くてはならない試薬です。ご回答ありがとうございます。
私も何となく、100 ℃くらい以上ならば「熱い硫酸」というイメージがありました。100 ℃は水の沸点で、硫酸には関係ありませんが、実験化学者の感覚から付けられた言葉なんでしょうかね。
たとえば100 ℃以上290 ℃未満ならば、No.2さんのおっしゃるように三酸化硫黄が発生しなくても酸化能力は発現する、ということですかね。
ガラス器具の洗浄のお話、大変勉強になります。昔学生実験で、硫酸を溶媒にして融点測定をしたことがありました。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
常温の濃硫酸は脱水作用が強力なので、酸化作用を示しません。
しかし、濃硫酸H2SO4を熱すると三酸化硫黄SO3と水H2Oに分解します。そのSO3が強い酸化性を示すため,熱濃硫酸は強い酸化作用を示すのです。ですから#1さんがおっっしゃっている290℃が正解です。
なぜ熱濃硫酸には酸化作用があって、普通の(常温の)濃硫酸には酸化作用がないのですか?
http://kinki.chemistry.or.jp/pre/a-317.html
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