No.17
- 回答日時:
>★ 等速直線運動
☆ って 慣性の法則があてはまる場合を言うのですかね。
お主、いい感覚している。前回、
>同じ実験を惑星間飛行を終えて太陽系から飛び出たボエージャーのような飛行体で、さらに、隣のシリウスからも十分離れていおり、、、
と言う条件を書いたのは、ニュートンの第一法則(慣性の法則があてはまる)が成り立つ「慣性系」での実験であることを慎重に書き添えておいたんだよ。ネットの解説に詳しく書いてあるように、ニュートンの運動方程式(ニュートンの第二法則)が成り立つためには、その座標系が慣性系であることをはじめに確認しておかにゃならん。その条件を満たしているとの前提で初めてNo.16の言述が意味をなして、力が働いていないとの結論が無矛盾であることになっている。
要するに、この宇宙空間には慣性系が十分良い近似で成り立っている領域が存在していると言うのがこの宇宙の特徴、すなわち、この宇宙の個性であることを明らかにしたのがニュートンの法則だ。そして、学問の発達の中で、この宇宙の個性って何なのって発想に数学的に先鞭をつけたのがニュートンだった。
数学って、出来るだけ一般化して、何にでも当てはまる無矛盾な理屈を探り出そうって言う学問だ。しかし、その反対に、物理学って、そんな一般的な理屈の可能性なんかに興味がなくって、この宇宙にだけ当てはまる超特殊なこの宇宙の個性って何なのかを明らかにしようって言う学問だ。だから物理屋は数学屋とは真逆な方向を見ている。
だから物理屋と数学屋の内積はゼロ、すなわち、互いに直交していて重なりはゼロなんだよ。だから、物理屋と数学屋の間には会話が成り立たない。話し合えばわかるなんて仲じゃないんだ。ま、日本人と中国人が会話しているようなもんで、文化が違いすぎる。カオスの力学をやってると、それが非線形数学に絡むもんだから、力学と名がついているのにけっこう数学屋も入り込んでくる。あたしゃ、いろんな数学屋とカオスの力学の議論したけど、こいつらと話していても時間の無駄だって悟ったね。
序でに言っておくと、数学屋は自分の言っていることができるだけ一般的に成り立っていることに恍惚としている連中だ。だから、彼らが論文を書くときには、その論文を書くに至った動機をできるだけ隠すように論文を書く傾向にある。そして、いろんな定義やらそれから出てくる定理を散々書き連ねた最後になって、んで、「あたしの定理はこんなとこに使える」って書く傾向にある。
一方、物理屋ははじめからこの宇宙の特殊なある個性に興味があって論文を書くもんだから、まず初めにできるだけ明瞭にその論文を書くに至った動機を書く。そして、その特殊な事例を論じるために、ああだこうだという数学の定理を述べ立てる。そして、その目的が終わってからConcluding remarks なんかで、ここで論じた問題って、初めに述べた動機を超えて、けっこう一般的にも成り立っているんだよねってな注意書きを添えたりする。
だから、物理屋が数学屋の論文を読むときは、真面目な意味で、終わりから初めに向かって逆さまに読まないと、何を論じているのか分かんなくなっちゃうんだよね。
同じ数学を使って飯食っているのに、数学屋と物理屋じゃこんなにも会話が通じないんだ。ましてや言語学をやっているブラブラさん相手じゃ、お互い理解し合おうってな発想で会話してても、あまり意味がなさそうだ。それより、「へー、そんな発想で世界を見てるんだ」ってなことで会話と楽しんでりゃいいんじゃないの。
ふうーむ。――ご回答をありがとうございます。
★ 同じ数学を使って飯食っているのに、数学屋と物理屋じゃこんなにも
会話が通じないんだ。
☆ なんだか 分かり合える方法はあるって言っているようにも聞こえま
したよ。
つまり:
★ 物理屋が数学屋の論文を読むときは、真面目な意味で、終わりから初
めに向かって逆さまに読まないと、何を論じているのか分かんなくなっち
ゃうんだよね。
☆ 互いに相手の性格(?)あるいはクセを会得すれば 理解しあえると
いうふうにも読めますが それは ただなお部分的に過ぎないのですかね。
(って 推測です。印象です)。
★ ましてや言語学をやっているブラブラさん相手じゃ、お互い理解し合
おうってな発想で会話してても、あまり意味がなさそうだ。それより、
「へー、そんな発想で世界を見てるんだ」ってなことで会話と楽しんでり
ゃいいんじゃないの。
☆ あとのアドバイスはそうしてみますが わたしの場合は 文系の数学
(そして確かに受験科目として 物理も取りましたが)までですので 素
養が〔ふたたび使いますが〕《非平衡》ですよ。
ひとつ質問があります。
ケ・セラ・セラと言っていてよい確率は ふつうの人間のけんかだとか社
会的対立の場合に 50%を超えるのですか? それとも もっと少ない
のですか?
あるいは ケースバイケースの多様性があり過ぎますか?
No.16
- 回答日時:
ニュートンの法則によると力がゼロなら加速度もゼロで、等速直線運動する。
その逆も真。だから、力は働いていません。うっひゃあ。――ご回答をありがとうございます。
★ 等速直線運動
☆ って 慣性の法則があてはまる場合を言うのですかね。
そこでは:
★ 力は働いていません。
☆ ――お手上げです。これについてわたしは 無知です。しゃれた
言葉をにじり出すことも出来ません。
非平衡です。
開放系ですので 第三者の解説者が来てくれるといいのですが。
ちょとつ氏が 一人二役でもいいわけですが。
No.15
- 回答日時:
すみません
ぼくもやんでるかもしれまん
意図的に脱進する目的がありまして
どう脱進しているのか よく分かりませんが:
わたしの問い求めでは・その問い求めを回答者さんの回答をもたたき台
にして 自問自答の形式ですすめて行きます。
つまりもしそのとき 寄せてもらった回答であっても その内容がすで
にわたし自身は通って来た道であったりすると かなりスムースに――
だから上から目線であるかのように――考えるところをつづって行きま
す。
それを見て それは操作しているのではないか? と感じたということ
でしょう。
ご回答をありがとうございます。
No.14
- 回答日時:
感情が害されたときがチャンスだと思います
No.12
- 回答日時:
★ もし私が人工衛星の中で石を話しても下には落ちません。
☆ 素人ですが 石は落ちている。衛星といっしょに自由落下の状態
にある。のでは?
人工衛星は確かに地球の周りを回っているので、話が複雑になっていますが、もし、同じ実験を惑星間飛行を終えて太陽系から飛び出たボエージャーのような飛行体で、さらに、隣のシリウスからも十分離れていおり、測定の誤差範囲内で等速直線運動をしてる飛行体(等速直線運動からのずれの測定が不可能なほど小さい)の中で上記の実験をしてみたら、自由落下はしていませんよ。
そうなんですか。――ご回答をありがとうございます。
★ 惑星間飛行を終えて太陽系から飛び出た
☆ ところでは 落下はしない。つまり 石を手放しても 引力の影響
を受けない。
――というように理解してよいでしょうか。
あるいは 四方八方から引力のようなチカラを受けている。
――でしょうか。
これ以上は よく分かりません。
失礼しました。
No.11
- 回答日時:
>デカルトとやらが 精神と身体との分裂をつなぐ松果腺がどうのこう
のという説を発表したというのは 理論ではなくまだ仮説の段階であった
という捉え方をするということですね
デカルトのこの主張は科学的な主張ではなくて、合理的な主張の一つです。合理的であるということだけを基準にした論理には無限の可能性があります。ところが、我々が埋め込まれているこの宇宙はたった一つしかない。だからこの無限の合理的な論理体系の中のたった一つだけしか実現していない。したがって、科学は数学や論理学や哲学で論じられているように、その主張が如何に論理的、合理的であることを確認されても、それはその事象の説明や理解の十分条件が示されただけで、そうでなくてはならない必然性を論証したことにはならない。
さらに、自然科学はカントが明らかにしたように、総合的真偽の判断で成り立っているのであり、数学のように分析的真偽の判断で成り立っているのではない。分析的真偽とは、「例えば、ある命題が真ならば、その対偶も真である」というような真偽の判断です。それに対して総合的真偽とは、「私がこの石を離したら下に落ちるのは真である」というような真偽の判断のことです。実際、もし私が人工衛星の中で石を話しても下には落ちません。ですから、総合的真偽は、その言述の論理的整合性を論じるだけでは判断できず、必ず観測や実験を通して検証しなくてはならないのです。ですから、自然科学ではその主張が合理的であるばかりでなく、観測と実験でその主張が実際に成り立っていることを実証して行かなくてはならない。
デカルトはその真偽の判断に関する多義性を理解していなかったので、自分の主張の合理性だけを論じて、松果腺に関する主張を述べていた過ぎません。その後、彼の主張が実験的に実証されたという話は聞いたことがありませんので、その主張を信じている科学者ないないでしょう。
この総合的真偽に基づいた物理学者の徹底ぶりは常人には分からないところがあるかもしれません。例えば、化学反応の分析から16世紀以降ラボアジェやドルトンなどにより世界を構成している単位は原子であるとの原子仮説を提唱していました。この仮説は化学実験で次々と定量的に実証されていました。そして、19世紀後半には物理学者の間でも、あの電磁気学の基礎を完成させたマックスウェルやエントロピーの力学モデルを提唱したボルツマンらによって、気体分子運動論と呼ばれる研究分野に発展して行きました。
ところが、アインシュタインに多大な影響を与えたことで知られている、マッハ1、マッハ2、、、と音速の単位にもなったマッハが、液体や気体が不連続な粒子でできているという仮説に基づいた気体分子運動論の成果と、液体や気体が連続体でできてるという仮説に基づいた流体力学の成果と比べて見て、直接観測されたことのない分子なる概念の導入対して、大変説得力のある論調で反対していました。事実、難しいとは言え流体力学で取り扱うのは、密度と運動量のx,y,z成分とエネルギーのたった5つの変数だけです。しかし、気体分子運動論では各粒子に付随て、10の23乗個の数の変数を取り扱わなくてはならないので途轍もなく難しい。だからマッハの論じていた当時は、流体力学で得られる知見に比べて気体分子運動論で得られる知見はほとんど無いに等しかったのです。
19世紀後半になると、物理学者は分子原子論を受け入れる前から、マリー・キューリーなどの放射能の研究を通して電子仮説が出てくるなど、原子分子の存在が主張されていました。しかし、物理学者がその存在を受け入れたのは、これらの多大な検証の結果ではありません。1905年にアインシュタインがブラウン運動を論じて、液体に浮いている巨大な塊がゆらぎによって移動する距離を分子論に基づいて計算し、その移動距離から、1molに含まれている分子の数(アボガドロ数)を算出できることを示した数年後になってからです。実際、その後にフランスのジャン・ペランがその理論に基づいた精密な実験を行い、アボガドロ数が10の23乗個であることを示して、分子の存在を誰も疑えないものとしてからなのです。もちろん、その結果が、以前学者たちが傍証として検証していた膨大な測定資料と整合していたので、その結果はすんなり受け入れられました。しかし、それでもアインシュタインの理論とぺランの実験がなかったら、化学者たちがなんと言おうと、未だに物理学者は原子分子仮説を最終的なものとして受け入れていなかったでしょう。
アインシュタインはこのブラウン運動の理論と、写真はなぜ映るかの原理から光が粒子であることを明らかにした光電効果の業績でノーベル賞をもらったのです。相対性理論でノーベル賞をもらったのではありません。
ことほど左様に、物理学者は常人には着いていけないくらい疑り深い連中なのです。
ご回答をありがとうございます。あんがいお付き合いしてくれますね。
ありがたいですが。
★ デカルトのこの主張は科学的な主張ではなくて、合理的な主張の
一つです。・・・科学は数学や論理学や哲学で論じられているように、
その主張が如何に論理的、合理的であることを確認されても、それは
その事象の説明や理解の十分条件が示されただけで、そうでなくては
ならない必然性を論証したことにはならない。
☆ いつも鬼のごとく茶々を入れますが 哲学ないし人文科学として
は 感性を前提としてふくみ持つ理性が いわゆる形式論理だけでは
なく 《飛躍》をともなうヒラメキを受け容れて さらには良心(恥
ぢの意識など)をもおもんぱかって 人間としての総合的な合理性を
思っています。
――そうして最終的な判断を成します。よ。
(だから 《ただしい。誤謬をまぬかれている》とは言えませんが。)
★ カント
☆ は ダメです。という立ち場です。
★ 総合的真偽・分析的真偽の判断
☆ なる区別は 要らないという見方です。
☆☆ 【Q:《数学的判断はすべて綜合的である》か?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10806356.html
★ もし私が人工衛星の中で石を話しても下には落ちません。
☆ 素人ですが 石は落ちている。衛星といっしょに自由落下の状態
にある。のでは?
★ 自然科学ではその主張が合理的であるばかりでなく、観測と実験
でその主張が実際に成り立っていることを実証して行かなくてはなら
ない。
☆ おっしゃるとおりなのだと思います。経済政策も じっさいには
施行したなら 実験しているのだとも見られます。
★ 物理学者の徹底ぶり: 原子仮説 / 電磁気学 / 気体分子運動論
★ マッハ:流体力学
★ マリー・キューリー:電子仮説
★ アインシュタイン:ブラウン運動・分子論・光電効果・(相対性
理論でノーベル賞をもらったのではありません)。
★ ジャン・ペラン:アボガドロ数が10の23乗個であること
★ ことほど左様に、物理学者は常人には着いていけないくらい疑り
深い連中なのです。
☆ 哲学としてはわたしも疑り深い鬼ですよ。

No.10
- 回答日時:
なります。
そうしようという心構えが菩提心です。
ciaopolpoさんの回答を見て思いました。
聖書で云う救済と滅びの着地点は、天国と地獄でしょう。
神の御心に叶う生き方をすれば、天国へと救済され背けば地獄へと滅びの道を歩む事になる、という事だと思います。
ご回答をありがとうございます。
★ なります。
そうしようという心構えが菩提心です。
☆ また縫い合わせればよいということですよね。
或る意味 そういうことなのかもと思いますが そういう状態に落ち入る
ことを 《ほろびる》と言うんですかねぇ。なんかなぁ。
★ 神の御心に叶う生き方をすれば、天国へと救済され背けば地獄へと滅
びの道を歩む事になる
☆ これは 明らかに間違いでしょう。もしそういう仕組みであるなら
いつでも・何度でも ほろんで よみがえり また滅んで再生するといっ
たことができるものと思われます。
――それは ないでしょう。違うでしょうか。
もしそういう浮き沈みがあったとしたら そのとき引っ張り上げてくれる
のは 何ものか霊性のチカラでしょう。人間の能力と努力ではなく。
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