アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

言語に関する疑問なのですが、なぜ日本語では相手を表す時 目上の人に対してはお母さん、おじさんと表すのに対し目下の人には弟よ、妹よ、などと話している際に言わないのですか?

例・お母さん、あれとって ◯
・妹よ 、あれとって ×

そして、英語だとお母さん嫌いという時
I hate youと言いますがなぜお母さんなどと言う表現を使わないのでしょうか?
文化や時代背景の違いですか?わからないので教えていただきたいです。

A 回答 (5件)

目上に対し直接、相手の姓名を名指しするのは失礼なこととされるので職業や適切な敬意を含む代替表現または代名詞で相手を呼びます。

目下に対しては姓名を用いて構いません。「お母さん」は職業ではありませんが、ある役職と考えられます。目下(同等も含む)に対しては直接姓・名で呼びますが、大抵目の前にいますから多くは省略されます。また敬愛する同等者に対しては「君・さん」を付けてその気持を表現します。
ただし、これは原則であって例外もあります。かぐや姫「いもうとよ」とか、・・・妹に対し「いもうとよ」と呼びかけていますね。

日英の違いは文化の違いだと思いますが、個人主義の発達の違いという側面もあります。親に対して「お前」「あんた」と言う日本の子供も増えているのではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/03/17 21:47

これ、英語と日本語の違いよりも、西洋とアジアの言語の違いじゃないですか?

    • good
    • 0

まず大前提として、日本が異常なまでに上下関係を重んじる国であるということはあります。

この「上下関係」は、どちらが強いとか有能とか金があるといったことではなく、「年上か年下か」「どちらがその組織に属して長いか」「客か店側か」といった形式的な上下関係が多いことも日本の特徴です。ただこのシステムが幸いして、欧米のように「地位やお金で、態度が変えられる、てのひら返される」といったこともかなり少なくなっていると思います。
で、それとはまた別で、質問の本題ですが。

「名」を呼ぶことはそのものを支配する、という考えがあります。なので、自分より立場が同等か下の者の名を呼ぶことはありますが、目上の名を呼ぶというケースは日本ではかなり少ないです。先生、課長、先輩、お兄さん、ご主人様・・・といった名前以外の表現を使います。
ただこれは日本に限ったことではなく、英語でもsir, (名前無しの)Mr., Mr. President, Your Majestyといった目上を名前以外で呼ぶ言い方はあります。日本ほど厳格ではないですが、あまりにも相手の地位が高かった場合に「名前を呼ぶのは馴れ馴れしい」といった意識は英語圏にもあると思います。他の国はよく知りませんが、おそらく大なり小なりあると思いますよ。

また、「あなた」も日本では目上にはまず使わない呼び方だと思います。英語でどんな目上に対しても二人称にyouを使う理由はわかりません。日本で普通は母親に「あなた」を使わない理由がわからないのと同じように、「そういう言語だから」としか言えません。
ですが実は英語圏でも王族などかなり地位が高い人に"you"を使うのは畏れ多いということで"Your Majesty"を使う慣習はあるようです。
「あなた」を使える対象がどの程度目上かという違いはありますが、やはり「あなた」が馴れ馴れしいといった考え方があるのも日本だけではないようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/03/17 21:48

英語でも、呼びかけの時は、Mother (Mom), can you pass that to me? とお母さんと呼びかけます。

妹や弟だけでなく、目上のお姉さん、お兄さんには名前で呼びかけます。日本語でも、妹に呼びかける時は、ねえ、さっちゃん、とか、ねえ、ヒトシ、とか呼びかけませんか。お兄ちゃん、お姉ちゃんの時は名前では呼びかけませんが。

英語圏で暮らし始めてはじめに戸惑ったのが、ボスをファーストネームで呼ぶことでした。日本では社長、専務、部長と役職名でしか呼びかけませんよね。Mr. Smithと呼びかけたら、Call me Randy, otherwise, I would think you are talking to my dad. スミスさんと呼んだら、ランディと呼んでくれ。じゃないと君が僕の父親に話してるって思っちゃうよと冗談ぽく言われました。

同様に、アメリカでは、自分を紹介するときにもファーストネームです。Hi! I'm Jane, nice to meet you!
そして電話で知らない人に話すときでも、必ず名前を言うと、そのあとはその人が何かいうたびに、「Do you have any other questions, Yoko?」というように何年来の友達かのように名前を必ず付けます。それが礼儀というか、相手に対する親しみを表しています。

それから、次に驚いたのが、相手が誰であれ、Youしか使える言葉がないこと。その頃のボーイフレンド宅に遊びに行っても、彼が父親に向かってYouで喋っているのを聞いて、カルチャーショックでしたね。そして、社長にも犬にもYouですよ(笑)。また文章そのものも、例えば、日本語なら、「お昼何を召し上がったのですか」という丁寧な質問から、「昼飯何食った?」までありますが、英語だと、What did you have for lunch? もちろんイントネーションや口調で、丁寧さは出せると思いますが。。。

でもそこがまた平等で英語の親しみやすいところだと思います。へり下った言い方や、慇懃無礼な言い方でなく、ストレートで言ったことがそのままの意味で受け取れて。。。
日本語が特別複雑で回りくどいような気がしてしまいます。まあ、それも文化で、それなりの美しさもありますが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/03/17 21:48

英語でも命令形は「主語を除く」のが基本形です。

たとえば"Be quiet."などは先生が生徒言うように想像できるでしょう。

日本語の場合「目上には丁寧な言葉使い」が必要なので、どんな場合でも主語を除くことはありませんが、目下の場合は「英語の命令形」と同じメカニズムで主語を省略しても失礼にならないのです。

だから自分より目下の人に「あれ取って」と言うときに主語を付けないのです。

>そして、英語だとお母さん嫌いという時、I hate youと言いますがなぜお母さんなどと言う表現を使わないのでしょうか?

まず「お母さんがキライ」と言う表現なら英語でも"I hate (my)mom"などといいます。ただし「第三者に言っている」ような場合が多いです。

これは英語が「相対している人は代名詞を使う」という意識が強い言語だからで「お母さんキライ!」と面と向かって言うなら、面と向かっている母=you、になるのです。

日本語の場合、主語は「その人との関係性や役割」を表しますので、母親など特に目上の人を「あなた」で呼ぶことはそもそもありません。

もし「私、あなたがキライ」だと「私、お母さんがキライ」よりも、日本語としては強い意味になります。それは「あなたを母親として認めていない」という意味がそこに含まれ、単に「嫌い」というよりも「人格否定」というニュアンスを日本語の場合はもってしまうからです。

言語的な違いは文化的な違いも含みますので、英語と日本語ではいろいろ違う、のです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/03/17 21:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!