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ヨドバシカメラが石井スポーツを買収してアウトドア用品の取扱量を拡大させるそうですが、ヨドバシカメラ自体大きい会社なのでアウトドアブランドと直接交渉して仕入れ出来ると思うのですがなぜ石井スポーツを買収して取扱品目を増やしたのですか?買収する必要がどこにあったのでしょうか?

A 回答 (2件)

主に「顧客」でしょうね。



 新規に商品の取り扱いを始めただけでは、「石井スポーツ」の顧客はそのまま「石井スポーツ」で買いますから、ヨドバシには来ません。
 「石井スポーツ」の顧客を奪い取るには、価格もさることながら、店(あるいは店員)と客との信頼関係や「商品に関する知識、ノウハウ」さらには「スポーツ」に対する情熱・貢献度、スポーツマンからの共感度など、いろいろな要素が必要になるでしょう。「安い商品が並んでいる」といっても、「スポーツのことを何も知らない」「店員は素人ばかり」の店では買わないでしょう。

 また、「スポーツ」需要の大半が、実は中学・高校・大学・社会人の「部活」「サークル」だったりします。毎年メンバーは入れ替わっても「団体」と「店」との付き合い・信頼関係は長期にわたって続きます。そういうところに「新規参入」するのはかなり難しいです。

 「安さ」とサクラの「クチコミ」だけで物を買うような「本当の価値」が分からない人や、「非常時や困ったときのサポート」(緊急の調達や修理、代替品の貸し出しなど)をしてもらったことのない人には、そういう事情は理解できないかもしれませんが。
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この回答へのお礼

みんなありがとう

お礼日時:2019/05/17 20:18

数多にあるアウトドアブランドと新規に全部直接交渉するのってめちゃくちゃ大変なのです。


製造量の限界と取引先の割当があるから、新規参入業者には数が用意されず、安定供給されない。
大企業が札束でひっぱたいたって、零細企業が必要数しか作っていない数は納品されないし、
大量生産を持ちかけたって、アウトドア人口は有限なので、新規参入しても市場は2倍3倍には増えない。常にショップ同士でのパイの奪い合い。その取引に必要なのが過去の取引実績の信用ですし。

会社ごと買収しちゃえば、全社との取引ノウハウを新規開拓せずに信用ごと買い取ることができ、顧客も引き受けができます。
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