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No.4
- 回答日時:
細かいことを言い出すとかなりややこしいので、概略だけ説明しますが、M殻は電子を収容できる9個の軌道から成り立っており、それらは3種類に分類でき、内訳は、1個の3s軌道、3個の3p軌道、5個の3d軌道であり、それぞれの軌道に最大で2個づつの電子を収容できるので最大18個ということです。
そもそも、K殻に関しては、1個の1s軌道、L殻に関しては、1個の2s軌道と3個の2p軌道からなっています。なので、K殻は2個、L殻は8個で最大になります。sのつく軌道は1個、pのつく軌道は3個、dのつく軌道は5個の軌道からなっており、軌道名の初めの数字1、2、3がそれぞれK、L、Mに対応しています。
同じM殻の軌道であっても、s、p、dの違いによって安定性に差があります。それはその次のN殻でも同じことであり、M殻の3d軌道よりも、N殻の4s軌道の方が安定であるために、そちらの軌道に先に電子が入ります。それに相当するのが、K、Caです。そして、その次に3d軌道に電子が入ることになり、それが第4周期の遷移金属になります。3d軌道は5個の軌道からなっていますので、その部分にSc〜Znの10個の元素が存在します。
ちなみに、N殻では電子数はさらに14個多くなりますが、これは4f軌道と呼ばれる7個の軌道が出てくるからであり、それに相当するのが、周期表の下の欄外に書いてあるランタノイドです。
結局、同じ電子殻に属する電子の軌道であっても、安定性に差があり、それによってそのようなことが起こるということです。
No.3
- 回答日時:
M殻の最大収容数が18というのは正しいです。
8個でエネルギー的に安定になるのですよ。
さらに電子を増やすと、まずN殻に2個入り、次に再びM殻に
入ってゆく。暗記するしかないです。
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