
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
「興奮の坩堝(るつぼ)」に一票です。
この比喩は例えば、「ただいま哲人アベベがゲートをくぐって現れました。前人未到の大記録が成し遂げられんとするこの瞬間を迎えて、この国立競技場全体がどよめき、まさしく興奮のるつぼと化してしまっております。」といったように、会場全体が坩堝に例えられることで、その中の人々の興奮や熱気の高まりの凄まじさを比ゆ的に表わしています。
一方、「人種のるつぼ」の方は、元来が英語のメルティング・ポットの訳で、1908年の戯曲の題名にちなむもの。著者であるユダヤ系英国人I・ザングウェルは、当時の米国社会を指して「人種・文化のるつぼ」と表わしたしたことに始まるようです。
それから半世紀、1960年代の公民権運動や「新しい移民の波」の高まりと共に、単に溶け合う「同化」ではなく、多種多様な民族の同居するアメリカとしての「サラダ・ボール」という表現に換わられたのでしょう。
この"From a 'Melting Pot' to a 'Salad Bowl'"をいち早く訴えたのが、J・F・ケネディということになるようです。
清き一票をどうもありがとうございます。
それに詳しい例文起源までありがとうございます。
会場全体をるつぼに例えるなんてはじめて知りました。
この#6さんの回答を考えると、やはり興奮のるつぼのほうが幅広く使われてそうな気がします!
No.7
- 回答日時:
「るつぼ」は小学校の理科実験で使い、6年生の担任が理科主任で掃除は教室と理科実験室。
。気持ち悪いのと楽しかったのを思い出します。。
さて、「人種の坩堝」はアメリカの歴史や文化を話すときの接頭語みたいな感じでいつもくっついてるのを思います。
「興奮の坩堝」は大阪万博の頃?東京オリンピックの頃、テレビで連呼されてたのを思います。。
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
どの使われ方も大体同じくらいで思い浮かばれるみたいですね。
興奮の坩堝だけで考えていた自分が小さく思われます。
お返事どうもありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
>個人的には興奮のるつぼのほうが多くなってくれることを望みます。
残念。私もどちらかといえば「人種のるつぼ」ですね。
でも、#3さんと同様、まずは白い小さい磁器で金属が真っ赤になっているのを思い浮かべます。
蛇足ですが、「興奮のるつぼ」の方は「興奮のるつぼと化す」で常套句として使うのしか聞いたことがないですね。
「興奮のるつぼだった」とか、「興奮のるつぼになる」とは言わないような気が・・・
「化す」と同じ意味の「変わる」をくっつけて「興奮のるつぼに変わる」でもよさそうなものですが、なんかしっくりきませんよね。
一方で、「人種のるつぼ」の方は、「ニューヨークは人種のるつぼだ」とか、「東京も人種のるつぼになりつつある」という使い方をします。
「人種のるつぼ」はそれ自体で独立した意味を持つけど、「興奮のるつぼ」の方は常套句の一部なのでは?
説得力のある回答どうもありがとうございます。
確かにそうですね。興奮のるつぼはそれだけでは使えませんからね。
金属を入れるるつぼを考える人が意外と多いということにはなかなかびっくりです。
私は金属を入れるるつぼは見たことないですからね。
金属を入れるるつぼも選択肢に入れるとどの使い方も同数程度ですね。
やはり日本語は難しいですね。
No.4
- 回答日時:
面白いご質問だったので,gooの辞書で調べてみました.
私は「人種のるつぼ」のほうがしっくりきますが,どちらでもあるんですね.勉強になりました.
るつぼ 1 0 【〈坩堝〉】
(1)化学実験などで、物質を溶融し、または焙焼する場合に用いる耐熱性容器。石英製・陶磁製・金属製などがある。
(2)熱く激しい気分がみなぎっていることのたとえ。
「場内は興奮の―と化した」
(3)種々のものが混ざっている状態のたとえ。
「人種の―」
この場をお借りして皆さんにお礼を申し上げます。
いま、友人は勝ち誇った様子で帰っていきました。
悔しいです。どうやら人種のるつぼのほうが多いみたいですね。#3の方の金属を入れるるつぼが思い浮かんだということも含め同じ言葉でもこれだけ違う意味があり、人によって思い浮かぶ意味が違うということは日本語の難しさと面白さを感じさせると思いました。
この質問は締めないで残してこうと思います。
個人的には興奮のるつぼのほうが多くなってくれることを望みます。
早いレスポンス、本当にありがとうございました。
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