電子書籍の厳選無料作品が豊富!

The word “tax” means money to be paid by people to the government.

これを下記の様に書いたら、ニュアンスの違いがでてきますでしょうか?
The word “tax” means money people pay to the government.

受動態なのか、能動態なのかでニュアンスが違ってくるものなのでしょうか。

どなたかお教え頂けないでしょうか。

A 回答 (5件)

原文


(A1) The word “tax” means money to be paid by people to the government.
(B1) The word “tax” means money people pay to the government.

以上をより簡単な、意味のわかりやすい文に変えてみます。
(A2) Tax is money to be paid by people to the government.
(B2) Tax is money people pay to the government.

最初の文で「to be」(べき)を使っていますね。
それなら、2番目の文もそれに合わせて、「be to」(べき)を使ってみましょう。
(A3) Tax is money to be paid by people to the government.
(B3) Tax is money people are to pay to the government.

be to
https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/be/#ej-7199
助動詞3をご参照ください。

あるいは、その反対に「to be」「be to」を外して、意味を統一することもできます。
(A4) Tax is money paid by people to the government.
(B4) Tax is money people pay to the government.

(3) と (4) をまとめて書くと、
(A5) Tax is money [to be] paid by people to the government.
(B5) Tax is money people [are to] pay to the government.

「税金」の意味を考えると、
「払う・払われる」より「払うことになっている・払われることになっている」
という方がいいと思います。

ですから、「to be」「be to」を使った文の方がいいと思います。
つまり、ここでは、
(A3) Tax is money to be paid by people to the government.
(B3) Tax is money people are to pay to the government.
を採用して、比較してみます。

訳してみると、
(A3) Tax is money to be paid by people to the government.
「税金とは、人々によって政府に支払われるお金である。」
(B3) Tax is money people are to pay to the government.
「税金とは、人々が政府に支払うお金である。」

ううむ、「逐語訳」したが、これでは、英語的な意味が伝わってこないなあ。

そこで、仕方ないので、わたしの英語の感覚(わたしは、何十年も英語圏で
英語を使って仕事をし、生活しています)で言うと、
(B3) Tax is money people are to pay to the government.
の方が、英語らしいです。これで、「人々に支払義務がある」という意味が
伝わってきます。

それに対し、
(A3) Tax is money to be paid by people to the government.
だと、責任の所在がやや弱くなってくるかなあ・・・

それより、税金とは、支払義務よりも何よりも、まずは、政府が人々に有無を言わさず課することにより始まるものです。ですから、わたしなら、次のように書きます。

(C) Tax is a charge imposed on people by their government.
「税金とは、政府により国民・市民に対して否応なく課せられた課金である。」
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変にありがとうございます。丁寧にご説明頂きまして、感謝申し上げます。受動態、能動態以外にも、色々な意味で理解が深まりました。本当にありがとうございます。

お礼日時:2019/10/08 07:28

意味論で理解するとよいです。

受動態なら話者は、金を払わされているという意識と意味で言ってます。一方、後者の能動態は、人々が行政を支えるという視点で、自ら進んで、行政にお金を支払っている、という意識と意味を、話者から読み取れます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変にためになりました。話者の意識の違いなのですね。ありがとうございます?

お礼日時:2019/10/08 07:09

The word “tax” means [the] money to be paid by people to the government.


The word “tax” means [the] money people [should/have to/must/are to] pay to the government.

受動態の文章は掲示文書、法律文書など公文書で多用され、硬い感じがします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

受動態は硬い感じなんですね。ありがとうございます。

お礼日時:2019/10/08 07:15

あ、ごめんなさい。

that節でなくて関係節ですけど、時制動詞を使う "節" ですね。
時制動詞を使うため、"句" に比べて簡潔ではないですが、叙述的で分かりやすい表現になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2019/10/08 07:25

あなたの書き換えたバージョンは、that節ですね。

that節は一般的に、to be や to be なしの "句" の形よりも、特に、口語では好まれます。

句の形は簡潔なことがメリットです。

ただ、この場合、people を使うことになるので、場面によっては、少々、平易になり過ぎる嫌いがあるかもしれません。

表題の、受動態か能動態かについてはというと、ご提示の例の場合は、money に話の焦点があるので、原文のように受動態が好もしいです。
(ご関心のあるポイントかどうか分からないですが)文の意味が変わって、支払者に焦点があるような場合は、能動態の to不定詞も使って to不定詞の動作主であるところの for me/us/people などの明示もしないのが普通です。
何を言っているのかと言うと、たとえば、(出典が分かっている例が今これくらいしか手元にないのですが…)
 the thing to leave behind
という例が Wikipedia にあります。このように言って構わないと言うわけです。つまり、
 the thing for me/us/people to leave behind
のように to不定詞の動作主を明示する必要はないということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

すごく解りやすくお教え頂きまして愛がとうございます。
「表題の、受動態か能動態かについてはというと、ご提示の例の場合は、money に話の焦点があるので、原文のように受動態が好もしいです。」の部分、なるほどなるほど です。
おかげさまで、良く理解できました。

お礼日時:2019/10/03 11:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!