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『槐と云ふ樹の名前を覚えたのは「石の枕」と云ふ一中節の浄瑠璃を聞いた時だつたであらう。僕は勿論一中節などを稽古するほど通人ではない。唯親父だのお袋だのの稽古してゐるのを聞き覚えたのである。』

この「稽古」の文章には、語り手は子供の時に父と母の一中節の稽古を見いるという状態ですか。語り手の両親は一中節をやった人という意味ですか。それとも、両親は語り手に槐の事を教えましたか。

A 回答 (1件)

>この「稽古」の文章には、語り手は子供の時に父と母の一中節の稽古を見いるという状態ですか。


見ているか、端で聞いたにすぎないかは定かでありませんが、幼いころの経験を述懐しているのです。

>語り手の両親は一中節をやった人という意味ですか。
「だの」は同類の例を列挙する場合に使用します。両親は通人(趣味人)のひとりだったようですね。

>それとも、両親は語り手に槐の事を教えましたか。
いいえ、意図的に教えてはいません。発話者が彼らが練習するのを見聞して知ったと言うことです。

*「それとも」という接続詞は用法を間違えていますよ。
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