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No.16
- 回答日時:
>神は 経験世界における因果関係からまったく自由な場ないしチカラであるに決まってるぢゃないですか。
神→宇宙の法則
経験世界→宇宙
因果関係→原因と結果の関係
と置き換えて検証する。
すると上記の文は以下のよーになる。
宇宙の法則は 宇宙における原因と結果の関係からまったく自由な場ないしチカラであるに決まってるぢゃないですか。
しかしこの文は全く意味をなさない。
なぜなら宇宙における原因と結果の関係は宇宙の法則の一部であり、宇宙の法則に従わねばならないからである。
このよーな文は意味をなさず、哲学の範疇からも外れている。
No.15
- 回答日時:
この世は物質と精神で構成されています。
もし、この世は物質のみで構成されているとしたら、私は何も感じないでしょう。熱いとか赤いと感じている主体が私です。熱いとか赤いと言う感じは、幾ら高性能な顕微鏡で脳の中を覗いても見えません。物質が、熱いや赤いに対応する動きをしているのが見えるだけです。
その動きの刺激を受けて、精神である私が熱いとか赤いと感じているのです。
熱いや赤いは物質ではないので、それを感じている私も物質ではありません。私は、無限の感受性である精神です。
物質の全体を宇宙と言います。質問者さん、それでは「精神の全体」を何と呼んだら良いでしょうか。
そして、この世の始まりを物質のみで説明することは出来ません。物質の因果関係は、原因が結果を生じ、その結果が原因となり更に結果を生じると言う形になります。
従って、宇宙の始まりは原因なくして結果を生じなければなりません。つまり、無から有を生じなければなりません。しかし、それは不可能です。
一方、精神は物質を動かすことが出来ます。精神である私は物質である手を動かすことが出来ます。ですから、宇宙の始まりにおいて最初に動いたものは、「原因から自由な精神」以外にはありません。
質問者さん、この「宇宙を創造した精神」を何と呼んだら良いでしょうか?
ユダヤ教・キリスト教では、外界は神が創造したと信じます。
ここに物が落ちたのは、ここに落ちるように、宇宙が作られているからであると考えます。そして、どうしてここに落ちたのかを追求し、 物体は外から力が加わらなければ、そのまま飛び出した方向へ等速運動を続けるが、落下距離は時間の2乗に比例する為、 放物線を描いて地上に落下し、ここに落ちたことを発見します。
宇宙で起る全てのことは、必然であり意図されたものであると考えます。ですから、一見偶然に思える事柄に対しても、 必然であると確信し、その仕組みを解明しようとします。
ある天才は、「神はサイコロを振らない。」と言いました。 これは、現象を確率で説明しようとする態度に対して、必然な説明をしなければならないと批判したものです。
この様に、西洋では神が宇宙を創造したと言う確信により、自然科学は発達して来ました。
それに比べて、東洋では仏が宇宙を作ったとは考えません。精神の中に仏が存在していると考え、内心の仏を追求します。
宇宙は偶然出来たと考えます。物は色んな所に落ちます。物がここに落ちたのは偶然だと考えては、 落下の法則や万有引力の法則は思いつかないでしょう。
無神論も同様です。ハッキリと必然と分ること意外は偶然であると考えたのでは、人に先駆けて新しいものを発見することは出来ません。
神を持ち出すと、単純に非科学的であると非難する方が居られます。しかし、科学で全ての現象を説明出来るでしょうか。
第一、物質の因果関係のみでは、宇宙の始まりを説明することは出来ません。 物質の因果関係は、原因→結果=原因→結果=原因→結果・・・と続きます。原因があり、その為に結果が生じ、 その結果が原因となり次の結果が生じると言う順番となります。
しかし、これでは最初の原因が存在出来ません。その最初の原因は、何らかの原因により生じなければなりませんが、それがありません。 物質のみでは、宇宙の始まりを説明できないのは自明のことです。
また、コインのゲームを考えて見ます。コインを縦に立て、倒れて表が出れば私が勝ち、裏が出れば貴方が勝ちます。 科学では、このゲームで私が勝つ確率は50%、負ける確率も50%としか言えません。 しかし、現実にはどちらかが勝ち、掛け金を全て手に入れます。それを決めるのは何でしょうか。
これと同じことは、素粒子レベルでは無数に起っています。完全に均衡している状態で、僅かな力が加わり少しの不均衡が生じると、 不均衡が不均衡を呼び次第に大きくなり、終にはコインは倒れます。
確率は50%ですが、ほんの僅かな力が加わることで、表が出たり裏が出たりする。その為に、ある者は人生で成功し、ある者は失敗する。 その僅かな力が精神である可能性はあります。
精神である私は、物質である手を動かすことが出来ます。肉体は動かすか動かさないかで物的に均衡した状態にあります。 ほんの僅かな精神の力を、物的に均衡した物質(脳)に加えることにより、手は動いたり動かなかったりします。 この様に、精神は物質を動かすことが出来ます。
単なる偶然の連続で、この宇宙は進行しているのでしょうか。それとも、何らかの意図があり、僅かな精神の力が加えられているのでしょうか。
正しい知識を得るには、全てのものを疑うことの出来ない自明なものなのか否か問いかけることが必要です。 デカルトは、この方法的懐疑により、全ての知識を自明なものか否か検証して見ました。
その結果、自明なことは唯一つしかないことが判明しました。それは、全てのものを疑っている自分が存在することだけは 疑うことが出来ないと言うことでした。 「我思う故に我あり。」です。それ以外は、正しいと思ってはいたが、そう思っていただけであることが分りました。 これが「無知の知」です。
しかし、自明なものしか信じないのであれば、そこまでです。そこから先は、何を信じるかによります。
心は、その中に宇宙を作り出しています。私たちが感じている宇宙は、心の外の宇宙ではありません。心が作り出した宇宙です。 心の外を覗くことは不可能です。心の外に、宇宙があるのかどうかも分りません。
しかし、心は外界に似せて、心の中に世界を作り出しているのです。心の中では、1+1=0でも、1でも3でも何でも構いません。 心の中に在るものは、消えたり生じたりします。従って1つと1つ在ったものが消え去り0となっても良いし、 新しく生じて3になっても良いのです。決して増えもせず減りもしないと前提して、1+1=2としなければならない必要はありません。
しかし、外界では、無から有は生じませんし、有が消滅して無となることもありません。エネルギー保存の法則が成立します。 従って、1+1=2でなくてはなりません。
心が1+1=2に制約されている事実は、心の中の世界は、外界に出来る限り似せて作られていることを証明しています。 外界に1+1=3を適用すると、その行動は誤りであり、失敗するからです。
従って、外界には、心で感じている様な世界が存在することを前提とせざるを得ません。
宇宙の仕組みを完全に解明した時、物質だけでは説明出来ないことが残されたら、神の存在を証明したことになります。 この様に、宗教は全く科学的な態度であると言えます。
「神の存在」について、私のホームページに纏めました。是非ご参照下さい。
http://catbirdtt.web.fc2.com/syuukyouhahikagakut …
No.12
- 回答日時:
イデア、設計図、コンセプト、秩序jが、アルケーですね。
No.10
- 回答日時:
白紙は神の手帳の、ですので、超越のものでしょう。
――としますと おそらく次のような構造になります。
超自然・超経験:・・・・・・・・・・神:創造主・・・・・・・・・・・・・・・
↓(デザイン:創造・・・・・展開・・・)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
経験世界:《?始まり以前?》・・・|世界の出現~~~~~~歴史~~~~~~~
☆ とにかくこういったイメージだと思われます。
おそらく 《世界の出現》の以前は どんなだったか? が問われるものと思われます。
ご回答をありがとうございます。
No.8
- 回答日時:
キリスト教からみれば、物質とは秩序=設計とは真逆のカオスであり、最低の扱いを受ける質量です。
ご回答をありがとうございます。
いちおう理論立ててみておきます。
1. 顔というものについてそれは 骨格と肉から成る
2. とすると 骨格が 形式( form )であり 肉が 内容・質料
( matter )です。
3. いま 想像裡において抽象化をおこないます。すると 形式は
形相( form )と呼び 質料は やはり質料です。
4. 形式と内容とは ふつう互いに実在のものについて一体である。
ところが 形相と質料の次元では その観念を用いて思考を勝手にはこ
ぶことが出来ます。
5. 髪の毛という質料を増やし 顔の形相を長いものに変えることが
できる。というふうに。
6. あとは この観念論を究極にまで行き着かせます。
7. 抽象化かつ純粋化をおこなって 純粋形相を第一形相またはイデ
ア( eidos )として想定し 純粋質料を 第一質料または物質( hyle )
とした。
8. 第一形相をものごとの根元であると捉える思惟を 唯心論と呼び
物質を根元と見なす思惟を 唯物論と呼びました。
9. 唯心論も唯物論も すでにいわゆる形而上学であって むしろ霊
性の次元での仮説です。つまり どちらも互いに同等な純粋観念の仮説
です。
10. 言いかえると――推論の筋が違うのですが 中身としては――
普遍神にとって 《有る神》派と《無い神》派とが互いに自由な選択に
もとづき同等な信仰の形式を 実際上では 形成することと同じである。
☆ となるはずです。
11. 唯心論は クリスチアニズムの神学に寄り添い 原罪から救済
への世界史を――《世界精神》の展開のごとくして――描きます。
12. そして 唯物論は――これも 意外にも同じように――原始共
産制社会から高度に生産力の発達した共産主義社会への世界史の展開を
〔科学的に?〕捉えました。
13. 唯物史観は あたかもじつは霊性のごとき《物質》が――ただ
し造物主などのお世話にはならずに――自己運動を起こし 人間を巻き
込んで世界史を展開するというものです。
――草々にて。(簡略すぎるかもですが)。・・・
No.7
- 回答日時:
ビックバンは現代物理学のごく最近、といっても30年前の宇宙理論です。
古代にそのような発想はないのではないでしょうか?いや 仮りにです。
なぜって やはり無からの創造というからには 《無》と認識したその時点
があるはずです。
そして ひょっとしてその時点にすでに場があったとなるかも知れません。
それは ないのかも知れませんが。
ビッグバンでなくても 《はじめ あるいはつまり時空間の始まり》の時点
または場のことが 問題として出て来るのでは?
どう処理するか? です。
ご回答をありがとうございます。
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