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GM計数管で試料を2分間測定したところ2.4×10^5カウントでした。この時の真の計数率(cps)はいくらですか?この計数管の分解時間は100㎲です。
教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

No.1 です。


#1 で「真の放射線の飛来数」と書きましたが、これは「理解してもらうために」書いたもので正確ではありませんね。そもそも「検出効率」があるので、「真の放射線の飛来数」ではなく「本来あるべき計数率」つまり「不感時間」がなければ計測したであろうカウントということです。

この部分を訂正します。
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分解時間とは、1回の計測後に次の計測が可能になるまでの時間です。

つまり「不感時間」、検出不能となっている時間ということです。従って、この時間の範囲内に飛来した放射線は観測されないことになります。
なぜこれが生じるのかは、テキストのどこかに書いていると思いますので、しっかり読んで理解・納得しておいてください。

2.4 * 10^5 カウントだったということは、この不感時間が
 100 [μs] * 2.4 * 10^5 = 24 [s]
だったということです。
2分間(=120 s)に「24 s」ということは、計測時間のうち
 24 [s] / 120 [s] = 1/5
が不感時間だったわけで、放射線が全くランダムに飛来しているとすれば、真の放射線の飛来数は
 2.4 * 10^5 [カウント] * (1 + 1/5) = 2.88 * 10^5 [カウント]
ということになり、1秒あたりのカウント数である [cps] は
 2.88 * 10^5 [カウント] / 120 [s] = 2.4 * 10^3 [cps]
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