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「よいお年をお迎えください。」とよく使われますが…「よい」は「良い」なのでしょうか?「佳い」なのでしょうか?

A 回答 (5件)

「よい」をどういう漢字を当てて書くか。

どうでもよいことです。
一番使い慣れた字を当てておけばいい。というのも、次のようなことがある訳です。(「令」もあり)
  同訓異字 『日本国語大辞典』

よい【良・善・好・吉・佳・宜・可・令・克・利・美・能・淑・義・嘉・儀・慶・誼・徽・懿】

 【良】(リョウ)すぐれている。りっぱ。「良心」「善良」 まことに。はなはだ。また、やや。すこし。しばらく。「良久(ややひさし)」《古よし・まこと・ふかし・はなはだ・やや・ややもすれば・さね・やはらかなり・をとこ》
 【善】(ゼン)めでたい。このましい。ただしい。よしとする。ただしくこのましいこと。「善行」「偽善」 たくみである。りっぱに行なう。「善処」「善戦」 仲がよい。仲よくする。「善隣」「親善」 「悪」の対。《古よし・よみす・よくす・よみんず・ほむ・ほむる》
 【好】(コウ)このむ。すく。めでる。このみ。このんで。「好悪」「愛好」 このましい。こころよい。ちょうどよい。みめよい。都合がよい。「好機」「好評」 仲がよい。よしみ。「好誼」「友好」《古よし・よみす・かほよし・うるはし・このむ・よしみ・あそぶ・はなはだ・むなし・をうな》
 【吉】(キチ・キツ)めでたい。よろこばしい。さいわい。「吉日」「吉報」 「凶」の対。《古よし・ついたち》【佳】(カ)ととのったうつくしい人。うつくしい。すぐれた。よろこばしい。おいしい。「佳境」「佳作」《古よし・おほいなり・おほし・かす・みな・ふかし・ふさぬ》
 【宜】(ギ)都合がよい。ほどよい。ただしい。「便宜」「適宜」 当然である。もっともである。むべ。《古よし・よろし・よろしく・まさに・むべなふ・むべなり・うべなるかな・かなへり・おく・べし・のすべし・さかな》
 【可】(カ)ゆるす。ききいれる。さしつかえない。みとめられる。まあよい。「許可」「可決」 できる。べきである。「可能」「可憐」《古よし・ゆるす・きく・うけごふ・べし・むべなふ・あへて・はかる・はかり・ならし・あに・しかるを・よろこぶ・せむ・ひさし・たへたり・やむ・かなへり》
 【令】(レイ・リョウ)いいつける。いいつけ。「命令」「令旨」 のり。おきて。「法令」「禁令」 おさ。長官。「県令」「家令」 りっぱな。めでたい。うつくしい。「令望」「令顔」 他人の家族につける尊称。「令兄」「令嬢」《古よし・おほせごと・かなふ・せしむ・つかさどる・しむる・のり・めす・つく・をしふ・やしなふ・して・せしむる》
 【克】(コク)たえる。うち勝つ。「克己」「克服」 よくする。じゅうぶん。できる。なしとげる。「克明」「克似」《古よし・またし・すぐるる・うる・かつ》
 【利】(リ)するどい。すばやい。かしこい。「鋭利」「犀利」 役にたつ。都合がよい。効果がある。ためになる。「利用」「便利」 もうけ。もうけを得る。「利益」「利子」 (日本で)ききめがある。技量がある。また、つかう。できる。「利き腕」「無理が利く」《古よし・とし・しるし・すくふ・やはらぐ》
 【美】(ビ・ミ)うまい。おいしい。「美酒」「美食」 りっぱな。すぐれている。「美田」「美徳」 うつくしい。きれい。うつくしさ。「美容」「美麗」 ほめる。たたえる。「美称」「美談」《古よし・うるはし・かほよし・ほむ・ほむる・むまし・うまし・あまし・こともなし・あざやかなり》
 【能】(ノウ)できる。よくする。うまくできる。「能力」「可能」 よくする力。はたらき。ききめ。わざ。「才能」「効能」 (日本で)芸能の一つ。「能楽」《古よし・よく・よくす・ようす・たくみなり・あたふ・たふ・たふる・たへたり・かめ》
 【淑】(シュク)きよい。うつくしい。しとやか。善良である。りっぱな。「淑女」「淑心」 よくする。身を修める。「私淑」「淑艾」《古よし・うるはし・なみ・そそく》
 【義】(ギ)礼にかなった行ない。ふみ行なうべき正しい道。のり。「大義」「道義」 正しい。道にかなった。「義務」「義理」 わけ。意味。すじみち。「意義」「奥義」《古よし・よろし・のり・ことわる・あまる》
 【嘉】(カ)めでたい。よろこばしい。さいわいする。りっぱな。「嘉慶」「嘉祥」 ほめる。よろこぶ。たのしむ。「嘉賞」「嘉納」《古よし・よみす・よみんず・よろこぶ》
 【儀】(ギ)礼にかなった行ない。作法。「行儀」「礼儀」 正しい。道にかなった。手本。きまり。のっとる。「儀軌」「儀刑」 (日本で)…に関して。…のこと。「私儀」《古よし・のり・とる・かたち・すがた・よそほひ・ふるまひ・めづらし・ならふ・かたぶく・きたる・そなふ・おほいなり・ひろし・たぐひ・とも》
 【慶】(ケイ)よろこぶ。めでたい。よろこび。さいわい。いわい。ほうび。「慶賀」「慶事」「天慶」《古よし・よろこぶ・さいはひ・あ・にぎはひ》【誼】(ギ)正しい。すじみち。道理。「仁誼」 よしみ。したしみ。「友誼」「厚誼」《古よし・はかる・たばかる・あらがふ・わする》
 【徽】(キ)うつくしい。りっぱな。とうとい。「徽音」「徽猷」 しるし。はたじるし。「徽章」「徽号」《古よくす・うるはし・うるほす・とどむ》
 【懿】(イ)りっぱな。うるわしい。「懿風」「懿業」《古よし・うれし・ねがふ・おほいなり・おほいなるかな・みる・うやまふ・はるかなり》

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佳作の佳ですね。


秀、優、佳が一般的な銃所ですね。
秀、優、良も同じですね。
何事も(好ましくないこと、過ぎたるが及ばざるがごとしも)ない、それを願うという意味がこもります。
月満ちたれば、あとは欠けるだけ、という考え方もあります、インドあたりでの子ほめは、まずちょっとケチをつける、その後、でも・・・・・と続けるのがマナー?と聞いたことあります。
敢えて、こだわる必要を感じません。
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時候の挨拶では、「佳い」が正確ですね。



割とオールマイティーなのが「良い」ですかね?
一方、「好い」「善い」とか、余り使いませんが「宜い」「吉い」などはNGです。
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どちらでも良いと思います。


そもそも、大事なのは気持ちです
から、そういうところは気にせず
気持ちを込めて年賀状などを書いたり、本人に伝えたりするのが、
1番です!
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「良い」です。

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