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ハロッドドーマーモデルの発展途上国への適用可能性とその限界について詳しい方がいたら教えてください!

A 回答 (1件)

全くの素人で、なにも知りませんが、  ハロッド=ドーマー・モデルは、


経済の長期的成長を 保証成長率Gwと 自然成長率Gnの 相対的関係によって考察している。
両成長率の相対的関係は、経済状況などに応じて異なる。
①Gw<Gn(途上型;開発途上国に多く見られる)
②Gw=Gn(成長型;高度成長期などに見られる。最も望ましい関係)
③Gw>Gn(先進型;先進国に多く見られる)
(短期的経済成長は、保証成長率Gwと現実成長率Gの相対的関係を用いて考察される。
  (Gn=λ(技術進歩率)+n(人口増加率))
この場合、資本も人口も完全に有効に利用されていて、不効率な資本や労働はないという前提に立っている。このように保証成長率Gwと自然成長率Gnの関係が経済の発展段階に応じて異なる場合、望ましい関係(Gw=Gn)を実現しようとする政府は、それぞれの発展段階に応じた手法をもって両成長率を人為的に操作しようとするはずであると想定されている。
生産関数を固定的にせず、資本と労働を可変に考えて、ソロー=スワン・モデルを考えたところで、事情は同じなのでしょう。

だけれども、発展途上国でも、高度発展国?(経済先進国)でも、不効率や無駄使いは多くあります。
途上国へ1950年代から資本充実の支援をして、資本の限界生産力が経済先進国よりも高いので、効果は大きいとの経済成長を期待しても、そういう効果は得られませんでした。
1970年代からは労働の面に注目して保健衛生や教育環境の充実面で途上国へ支援をし、1980年代からは外部からの支援だけでなく、途上国自身の政策として教育投資の状態に目が向きましたが、どうもそれでは現状の経済成長の違いを説明出来ない状態になっているらしいです。
世界貿易関係やグルーバル経済の影響も相当にあるようです。
旧共産圏やこの20年間の中国の状況、日本やアメリカの状況、ヨーロッパの現状を見れば、技術進歩率、人口増加率、人口規模、可動可能資本インフラ、地下資源という面だけを数量化し計算式を作ってみたところで、期待できる経済成長を推定すること自体に無理があるということでしょう。
https://www.jica.go.jp/jica-ri/IFIC_and_JBICI-St …
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