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1次電圧22000V・2次電圧6600Vの特高トランスで、トランス容量が1000kVA・1500kVA・2000kVA・3000kVA・5000kVAの時、Δ-ΔトランスとY-Δトランスのどれを使うのですか。

A 回答 (1件)

三相変圧器はΔ-Δ、Δ-Y、Y-Δ、Y-Yの4通りの巻き方がありますが、一般にΔ-Δ、Y-Yにはしません。

理由は高調波が多くなるのだそうです(小生その理論については知りません)。
また二次側に中性点接地を設けるならどうしたってΔ-Yにしなくてはなりません。
特に指定がなければ巻き易いものにします。
Δ巻では線間電圧分を巻くので巻き数は多くなります。Y巻では相電圧は線間電圧より低いので巻数は少なくなりますが電流は増えるので太い線を巻かねばなりません。つまり細い線をたくさん巻くか、太い線を少なく巻くか、どっちが作りやすいかということです。以上は某変圧器メーカーの社長に聞いた話。
こんなことを考慮してどの巻き方にするかを決めるわけですが、大電力の変圧器ではいろいろなテストをして決めているのでしょう。容量と巻き方の間には特段の関係はないと思います。
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