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目上の人との会話の中で、
「弟のところへ参ります」とか、
「弟に申しておきます」
は正しい敬語ですか。

質問者からの補足コメント

  • 例えば話し相手が部長だったとして、
    「社長に申しておきます」
    という場合は、部長に対する敬意だけで、社長に対する敬意は無いということなのでしょうか。

      補足日時:2020/02/24 17:57

A 回答 (8件)

#6です。



>ちょっと何をおっしゃっているのか理解できないです。

\(ー_ー;)/
それは失礼しました。
表現力の拙さを痛感します。
では、改めて。

>「申す」と「申し上げる」にそのように厳然とした差があるということは、これらは交換不可能ということになると思いますが、
「正直に申しますと」
「正直に申し上げますと」
はどちらかが間違っているということですか。

これらの表現自体が間違っているわけではなく、シチュエーションに応じて使い分ければよいということです。
以下にまとめます。

1.
「申す」という謙譲語2は、(「言う」という)自らの行為を聞き手に対して丁重に表現するという用法です。
聞き手としての相手に敬意を示したければ、
「正直に申しますと」のように謙譲語2を使う。

「申し上げる」という謙譲語1は、(「言う」という)自らの行為の向かう先である人物をたてて表現するという用法です。
「向かう先」という概念が若干ややこしく感じるかもしれませんが、たとえば、「先生の荷物は私がお持ちします」などの「持つ」という自分の行為を「お持ちする」と表現するのも謙譲語1です。
「持つ」という自分の行為の向かう先に敬意を示しているわけです。
<敬語の指針>15ページにも詳しい解説があります。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/s …
ということで、
(「言う」という)自らの行為の向かう先としての相手に敬意を示したい場合には、
「正直に申し上げますと」のように謙譲語1を使う。

「正直に言う」という事例の場合、基本的に、「聞き手」と「行為の向かう先」は同一人物でしょう。
「正直に申しますと」
「正直に申し上げますと」
どちらを使っても相手に敬意を示すことができます。
ただ、聞き手としての敬意よりは、行為の向かう先としての敬意のほうが敬意の度合いは高くなると言えます。

2.
1では、「聞き手」と「行為の向かう先」が同一人物だったので、「どちらを使っても相手に敬意を示すこと」ができました。
しかし、補足で提示なさったように、別の人物である場合も多い。

「社長に申しておきます」

これは、謙譲語2なので聞き手である部長に対する敬意を示しています。
しかし、「言う」という自分の行為の向かう先である社長に対する敬意は示されていません。
社長に対する敬意を示すためには、

「社長に申し上げておきます」

のように謙譲語1を使って表現する必要がある。
この場合、逆に部長に対する敬意は特に示されていないことになります。
普通の会社なら、社長に対する敬意で十分だと思いますが、あえて部長に対しても敬意を明確にしておきたい場合は、
「仰せのとおり、社長に申し上げておきます」
などと表現すればよいでしょう。

3.
#7さんが、
《その平社員が部長を相手に「社長に申しておきます」ということは絶対あり得ません。》
とおっしゃってますが、そのとおりです。
しかし、#4で《そんなあほなことありえません。》とおっしゃっている。
《そんなあほなこと》とは文脈からして、

『「申す」の場合は聞き手の部長に対する敬意、「申し上げる」の場合は話の主題の社長に対する敬意になるということですね。』

という質問者さんの発言であることは明白です。
《その平社員が部長を相手に「社長に申しておきます」ということは絶対あり得》ないのは、『「申す」の場合は聞き手の部長に対する敬意』であって社長に対する敬意ではないからですよね。
なのに、なぜ《そんなあほなことありえません。》となるのか、実に摩訶不思議ですなア。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「聞き手」と「行為の向かう先」が同一人物である場合は、結果として「正直に申しますと」も「正直に申し上げますと」も同じ人に対する敬意になると理解しました。

ここで新たな疑問がわき上がりましたので別の質問として上げさせて頂きます。

お礼日時:2020/02/26 20:27

同一社内の社長、部長、ということは分かりました。

話し手は平社員でよいのですよね。

その平社員が部長を相手に「社長に申しておきます」ということは絶対あり得ません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

つまり、「「申す」の場合は聞き手の部長に対する敬意、「申し上げる」の場合は話の主題の社長に対する敬意」ということですね。

お礼日時:2020/02/26 20:04

#5です。



>「申す」と「申し上げる」にそのように厳然とした差があるということは、これらは交換不可能ということになると思いますが、
「正直に申しますと」
「正直に申し上げますと」
はどちらかが間違っているということですか。

敬語としての意図が異なるということです。
前者は謙譲語2であり、聞き手に対して丁重な表現をする意図があります。
後者は謙譲語1であり、自らの「言う」という行為の向かう先を立てるという意図があります。

ただ、お示しになった例の場合、「聞き手=自らの行為の向かう先」というシチュエーションがほとんどと思われます。
この場合、聞き手としての相手に丁重に言いたい気持ちがあるのか、(「言う」という自らの)行為の向かう先として敬意を示したいのかによって、(無意識的にですが)使い分けることになる。

・「正直に申しますと」⇒「(自分の意見を)正直に言うと」
・「正直に申し上げますと」⇒「(あなたに向けて自分の意見を)正直に言うと」

およそ、こういったニュアンスの違いになると思います。
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この回答へのお礼

> 敬語としての意図が異なるということです。
前者は謙譲語2であり、聞き手に対して丁重な表現をする意図があります。
後者は謙譲語1であり、自らの「言う」という行為の向かう先を立てるという意図があります。
ただ、お示しになった例の場合、「聞き手=自らの行為の向かう先」というシチュエーションがほとんどと思われます。
この場合、聞き手としての相手に丁重に言いたい気持ちがあるのか、(「言う」という自らの)行為の向かう先として敬意を示したいのかによって、(無意識的にですが)使い分けることになる。
・「正直に申しますと」⇒「(自分の意見を)正直に言うと」
・「正直に申し上げますと」⇒「(あなたに向けて自分の意見を)正直に言うと」


ちょっと何をおっしゃっているのか理解できないです。

お礼日時:2020/02/26 09:30

#3です。



>「申す」と「申し上げる」の差は敬意の度合いだけかと思っていましたが、「申す」の場合は聞き手の部長に対する敬意、「申し上げる」の場合は話の主題の社長に対する敬意になるということですね。

おっしゃるとおりです。

#4さんのご回答にある、『その組み合わせによっては会話として全く成り立たない場合』とはどんな場合のことなのか、興味ありますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「申す」と「申し上げる」にそのように厳然とした差があるということは、これらは交換不可能ということになると思いますが、
「正直に申しますと」
「正直に申し上げますと」
はどちらかが間違っているということですか。

お礼日時:2020/02/25 21:08

>「申す」と「申し上げる」の差は敬意の度合いだけかと思っていましたが、「申す」の場合は聞き手の部長に対する敬意、「申し上げる」の場合は話の主題の社長に対する敬意になるということですね。



そんなあほなことありえません。

補足の「社長」は、部長にとって、また話し手にとって、どこの会社の社長なのでしょうね。その組み合わせによっては会話として全く成り立たない場合もありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> そんなあほなことありえません。

これはどの部分を否定されているのですか。
「「申す」と「申し上げる」の差は敬意の度合いだけ」
なのか、
「「申す」の場合は聞き手の部長に対する敬意、「申し上げる」の場合は話の主題の社長に対する敬意」
なのか。

ちなみに、社長も部長も私 (平社員) も同一の会社と考えています。

お礼日時:2020/02/25 13:45

#1です。


補足拝見。

おっしゃるとおりです。
その場合は謙譲語1を使って、

社長に申し上げておきます。

と表現するのが適切でしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「申す」と「申し上げる」の差は敬意の度合いだけかと思っていましたが、「申す」の場合は聞き手の部長に対する敬意、「申し上げる」の場合は話の主題の社長に対する敬意になるということですね。

お礼日時:2020/02/25 09:47

私(話者)、目上の人(聞き手)、弟(話中の人物)という3者の上下関係を謙譲語によって表現しています。

下記の( )内にあるように、私の、目上の聞き手に対する敬意の表現です。

「私は、(あなたの元を退去申し上げ)弟のところへ参ります」「私は、(あなたの仰ることを)弟に申しておきます」
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どちらも正しいです。


・参る
・申す
などは謙譲語2。
謙譲語2とは、聞き手に対して自分側の行為などを丁重に表現する、という用法の敬語です。

「弟のところへ行きます」
「弟に言っておきます」
を聞き手に対して丁重に表現している。

詳しくは文化庁<敬語の指針>18ページと28ページをご参照ください。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/s …
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