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「動詞+ない+助動詞(補助動詞)」の形は2種類あるようです。
「行かなそうだ」と「行かなさそうだ」
「知らなすぎる」と「知らなさすぎる」
 当方はどちらも本来は「さ」が入らないと考えていました。「さ」が入る形も使われるが、あくまでも許容でしかないと。
 たとえば、『記者ハンドブック』は誤用の例として、「知らなさすぎる」→ 「知らなすぎる」をあげています。
 この問題に関して詳しいのは明鏡国語辞典で、丸々1ページをかけて解説しているそうです。

 ところが、 NHKのサイトでは違うことが書いてあります。ただ、このサイトの書き方は曖昧で、当方にはよくわかりません。
【「降らなそうだ」? 「降らなさそうだ」?】
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term …

 皆さんはどうお考えですか。

質問者からの補足コメント

A 回答 (16件中1~10件)

「無い+助動詞(補助動詞)」と


「動詞+ない+助動詞(補助動詞)」では違うようにおもいます。

無いという動詞自体に助動詞をつけるときには、無さそう、など。
雨が降らないなど、降るという動詞にないが着くときには、降らなそう。

ただし個人的には降らなそうという表現は避け、降りそうにない、と、「ない」を後に持ってきます。特に書くとき。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>「無い+助動詞(補助動詞)」と
>「動詞+ない+助動詞(補助動詞)」では違うようにおもいます。
 違うと思います。
 ↑で問題にしているのは「動詞+ない+助動詞(補助動詞)」です。

「ない」(形容詞)+助動詞(補助動詞)」という形は、基本的に「なさすぎる」「なさそうだ」でしょう。

>ただし個人的には降らなそうという表現は避け、降りそうにない、と、「ない」を後に持ってきます。特に書くとき。
 同感です。「降らないだろう」「降らないようだ」など、言いかえはほかにもありそうです。

お礼日時:2020/03/12 22:03

「そうだ」に関しては、基本的に大辞林の語釈どおりと考えています。


一貫した規則性に則っており、わかりやすくもある。

1.動詞および助動詞の「れる」「られる」「せる」「させる」にはその連用形に付き,
2.形容詞・形容動詞,および助動詞「ない」「たい」にはその語幹に付く。
3.ただし,形容詞のうち,語幹が一字の「ない」「よい」には,「なさそうだ」「よさそうだ」のように,その語幹と「そうだ」との間に「さ」が入る。

「動詞+ない+助動詞(補助動詞)」の場合は、2に該当するので、
「行かなそうだ」
「降らなそうだ」
となる。
NHK サイトでも、

③動詞の否定の場合
⇒「(降ら)なそうだ」のように「さ」が入らない

と同じことを言っている。
これが本来の表現でしょう。

「行かなさそうだ」
「降らなさそうだ」
などは
「知らなさすぎる」
も含めて誤用と考えますが、誤用が常用されるのはよくあることなので、致し方ないという面もある。
目くじらを立てる気はないが、尋ねられれば誤用と言わざるを得ません。
NHK サイトは、視聴料金の関係もあって、誤用とは言いづらい側面もあるのかと。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 当方のNHKのサイトに関する感想は補足をご参照ください。
 NHKの考え方だと、「誤用」ではなく「方言」だと思います。

お礼日時:2020/03/12 22:05

下記質問があったとき、回答したものの、はっきりしない回答でした。

後から考えてみると、「ない」に2種類あるのを忘れていました。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11519441.html
○形容詞『連用形』続く「ない」
 「美しく(は)ない」この場合の「ない」は「形容詞」の「ない」従って「は」を挟むことが出来る。
○動詞の『未然形』に接続する「ない」
 「行かない」の「ない」は「打消」の助動詞。この場合、何も挟むことが出来ない。
形容詞の「ない」は「な<さ>そうだ」になるが、助動詞の「ない」は「なそうだ」打消の助動詞の語幹(な)に直接「そうだ」がつく。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>「ない」に2種類あるのを忘れていました
 当方は5種類あると考えています。
 補足のリンク先をたどると下記があります。
【「~なそう」「~なさそう」「~なすぎる」「~なさすぎる」〈1〉〜〈4〉】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-11861500464.html

お礼日時:2020/03/12 22:09

私も、どちらの表現もさけ、「行きそうにない」「降りそうにない」を使います。


「降らない」「行かない」などと「そうだ」をくっつけること自体に、私自身、個人的に少し違和感があります。

「知らなすぎる」「知らなさすぎる」の場合は、「ほとんど知らない」「全然知らない」と言うかな。
こちらの日本語検定のサイトでは「知らなさすぎる」は誤りで「知らなすぎる」が正しいとはっきり書いていますね。
https://www.nihongokentei.jp/check/level3/bunpou …

でも個人的には、巷ではなく新聞やTVドラマの脚本など正式な筋からは「知らなさすぎる」のほうが多い印象があります。文法的に誤りだとしても、私も誰かの前で作文を読むとしたら、なぜか「知らなさすぎ」と言いますね。どちらかというと。

文法的に「知らなすぎ」ではなく「知らなさすぎ」が正しいとしても、「知らなすぎ」と言うと、「食べれる」のような「ら」抜き言葉の印象があるんでしょうかね。だから「知らなさすぎ」の方がちゃんとしているという印象を受ける人も多いのだと思います。私もどちらかというと同感です。理屈ではなく。

それにNHKは主に音声ですよね。新聞は入試に出たり、永久に紙面が残るので、どちらが信用できるかといえば、私個人的には新聞のほうです。

こちらはどこかの会社みたいですが、NHKのサイトを参考にして(NHKサイトよりは)分かりやすく書いています。
https://www.goodcross.com/words/3321-2016
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>私も、どちらの表現もさけ、「行きそうにない」「降りそうにない」を使います。
 同感です。

>「知らなすぎる」「知らなさすぎる」の場合は、「ほとんど知らない」「全然知らない」と言うかな。
 基本的には、同感です。ただ「あまりにも世間を〜」だと、「知らなすぎる」する気も……。

>こちらはどこかの会社みたいですが、NHKのサイトを参考にして(NHKサイトよりは)分かりやすく書いています。
 会社のサイトですが、実質的に書き手は若い女性1人です。
 別件でコメントをかわしたことがありますが、知識もさることながら、感覚が優れているので、信頼できます。

「補足」もご参照いただければ幸いです。

お礼日時:2020/03/12 22:13

>文法的に「知らなすぎ」ではなく「知らなさすぎ」が正しいとしても、


すみません逆でした。
文法的に「知らなさすぎ」ではなく「知らなすぎ」が正しいとしても、
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No.3です。

これは別件の問題ですが、「そうだ」という助動詞には、「様態」と「伝聞」の二つの意味があります。この質問で取り上げたのは「様態」の方で、動詞の場合、「連用形」接続「来そうだ」「落ちそうだ」「降りそうだ」

{注意}形容詞に接続する場合、語幹が一音節の形容詞では間に「さ」が挿入されることが多い。
「無い」→なさそうだ。「良い」→良さそうだ。
 それ以外の形容詞は「語幹」につく。「優し・そうだ」「怖・そうだ」

関係はないが、「伝聞」の場合は「連体形」接続で、「来るそうだ」「落ちるそうだ」「降るそうだ」
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この回答へのお礼

基本的に「動詞+ない+助動詞(補助動詞)」の話ですから。
 動詞が「降る」の場合は、

様態なら「降らな(さ)そうだ」
伝聞なら「降らないそうだ」
 でしょう。

お礼日時:2020/03/12 22:17

No.3 No.6 です。

昔このサイトで論じていたのを思い出しました。結論として、語幹が一音節である形容詞にしかない現象ということで、「無い」「良い」の外にもう一つ思い出しました。「濃い」がありました。「無さそうだ」「良さそうだ」「濃さそうだ」以外に「さ」のつくものはないという結論になりそうです。(ほんとうでしょうか、誰か考えてください)
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この回答へのお礼

>昔このサイトで論じていたのを思い出しました。
 どこのことでしょうか。

>語幹が一音節である形容詞にしかない現象
 昔考えたのは下記ですかね。

【突然ですが問題です【日本語編23】──よい/ない/濃い/愛い(憂い)/酸い【解答?編】】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1614. …

================================
【問題】
 次の(1)(2)に入る言葉を、答えなさい。できれば理由も添えてね。

        ~そう   すぎる    目      げ
よい(いい)  よさそう  (1)すぎる よい目?   よさげ
ない      なさそう  なさすぎる  ない目?   (2)げ
濃い      濃そう   濃すぎる   濃目(こめ) 濃げ
        濃さそう  濃さすぎる? 濃い目    濃さげ
愛い(憂い)  ういそう? ういすぎる? うい目?   ういげ?
酸い      酸いそう? 酸いすぎる? 酸い目?   酸いげ?
ない(助動詞) 行かなそう 行かなすぎる 行かな目?  行かなげ

================================

 いい、愛い(憂い)、酸い はかなり特殊でしょう。
 実際には よい ない 濃い でいいと思います。
 この3つだけでもいろいろ例外があって……。
 リンク先をたどると悩んだ残骸が……。

お礼日時:2020/03/12 22:24

#2です。


#7さんに応じて。

OKATさん、個人的には、と言うべきかもしれませんが、「濃さそうだ」とは言わないですね。
辞書注釈にあるように、他の形容詞と同様、語幹について「濃そうだ」以外はあり得ない、というのが私の感覚です。
ご参考まで。
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この回答へのお礼

濃そうだ⟺濃さそうだ
濃いめ⟺濃め

 あたりが悩ましいところでしょうか。

お礼日時:2020/03/12 22:25

過去の議論も調べた結果、形容詞の「無い」「良い」のような一音節の語幹をもつものにしか、接尾語の「さ」がつくことは無い(「なさそう」「良さそう」)という結論になります。

「広辞苑」「大辞林」の辞書もそういう結論を出しているようです。
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この回答へのお礼

>過去の議論も調べた結果
 ですから、それはどこのことでしょうか。

>形容詞の「無い」「良い」のような一音節の語幹をもつものにしか、接尾語の「さ」がつくことは無い(「なさそう」「良さそう」)という結論になります
 それに反論する気はありません。
 ちょっと疑問なのは、
「~すぎる」の場合は「なさすぎる」「よすぎる」になりそうなことです。

お礼日時:2020/03/13 22:39

#8です。



一音節の語幹の形容詞というと、
無い・良い
濃い
酸い
ですかね。

〇無さそう・良さそう
×濃さそう
×酢さそう

というのが私の感覚です。

(大辞林):【形容詞のうち,語幹が一字の「ない」「よい」には,「なさそうだ」「よさそうだ」のように,その語幹と「そうだ」との間に「さ」が入る。】
と記しています。
おそらく、「ない」「よい」に限定していると思われます。
同様の立場をとっているのは以下。

(学国):ただし、形容詞「ない」「よい」の場合は、「なさそうだ」「よさそうだ」のように、その語幹と「そうだ」との間に「さ」がはいる。

(明鏡)
[無い]:形容詞・補助形容詞「ない」と、形容詞「…ない」の場合は、「さ」を介して付く。
[良い]:様態の助動詞「そうだ」に続くときは、「よさそうだ」のように、語幹のあとに「さ」が入る。
[濃い]:語法西日本では「濃ゆい」「濃いい」とも。様態の助動詞「…そうだ」に続くときは「濃そうだ」が標準的だが、西日本では「濃ゆそうだ/濃いそうだ」とも。

「一音節の語幹の形容詞」ならすべて「サ」を加えると明示しているのは、
(広辞苑):形容詞の語幹が1音節の場合は間に「さ」が挿入される。
(大辞泉):語幹が一音節の形容詞には「さそうだ」~

「酸さそう」と言うんですかね?
むろん、
「酸そう」とも言わないかと。
この意味でも、「形容詞の語幹が1音節の場合」と括るのはどうかな、という気がしますね。

#2でも大辞林を引用しましたが、とりあえず「さ」が入る形容詞は「無い・良い」に限定する。
(「濃い」は(結果的に)形容詞(2)に自動的に含まれる)
「酸い」は「酸っぱそうだ」と表現するのだと思いますが、これを例外とすればすっきりするかも。
他に「そうだ」がそぐわない語があるのかどうか・・・といった辺りに論点が移っていくのか、ひょっとしてすでに誰か解明済みなのか・・・。

なかなか奥が深そうですね。(笑)
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この回答へのお礼

No.7へのお礼をご確認ください。

お礼日時:2020/03/13 22:40

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