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概念(事物の本質をとらえる思考の形式。事物の本質的な特徴とそれらの関連が概念の内容。概念は同一本質をもつ一定範囲の事物に適用されるから一般性をもつ。経験される多くの事物に共通の内容を取り出し(抽象)、個々の事物にのみ属する偶発的な性質を捨てる(捨象)ことによるとする。)
観念(物事に対する考え。見解。)
どちらも物事に対する一般的な考えだと思うのですが、どこが違うのでしょうか?どうか教えてくださいm--mよろしくお願いします!

A 回答 (6件)

「概念」は頭で考えるもの。



「観念」は体で感じるもの。

机の概念と言えば、「机って何?」と聞かれたときの答え。
たとえば、「表面が平で、物をのせることができて、足があって、、、」と考えるもの。

机の観念と言えば、「机とは(あなたにとって)どういうものですか?」と聞かれたときの答え。
たとえば、「机っていうのはないと困るんだよね。なかったら床で仕事しないと行けなくなるし、、、」という机に対する感覚。

別の言葉で言うと、概念が受動的で観念が能動的でしょうか。

>どちらも物事に対する一般的な考えだと思うのですが

他の回答者の方の回答や、固定観念ということばもありますように、観念は必ずしも一般的な考えにはならないと思います。
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人間の持っている表象(イメージ)が「観念」で、表象からその共通の性質を抽象して語の形をとるようになったのが「概念」である。

つまり「概念」は一般的、論理的であるが、「観念」は心理的である。
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主観・客観という区別と対応するというよりは…


「観念:人間の意識内容として与えられているあらゆる対象を意味する」
「概念:個々の事物から共通な性質や一般的性質を取り出してつくられた表象」
と辞書にありますので、
個々の事物(を含む一切)→観念
一般→概念
と私は理解しています。

あまりいい例ではないかもしれませんが、
「チワワ、プードル、ブルドッグ…」→観念
「(それらの違いを捨象した)イヌ」→概念
という考え方はいかがでしょうか。

尚、下の回答で気になったのですが、「観念」と「観念的」、「概念」と「概念的」は必ずしもイコールではないと思っています。
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まったくの素人の言うことですから根拠はあるませんが参考になればと思って書きます。


 いま富士山を複数の人がいろいろな場所から見ているとします。富士山はひとつと思えばそれが富士山の概念です。一方個々の人から見える富士山は観念です,というのはどうでしょう。いわゆる客観的というのが概念で主観的というのが観念とすれば話が合うかなと思います。しかし富士山がひとつであるというのは,あの山を富士山というひとつの名前で呼ぶことができる権威がないと成り立ちませんから、これは言葉の本質とも関係していて難しい問題なのだろうと思います。むしろこの概念と観念という二つの言葉がどう違うかということを起点にして人間の認識に関する法則の構造を考えるほうが良いのかもしれないなどと愚考しています。
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物事に対する「一般的な考え方」は、「概念」だけで、「観念」は「主観的な考え」です。


「観念的な作品」と言えば、作者の頭の中だけで作られた一般の人にはわかりにくい作品のことです。

英語で言えば「概念」は「コンセプト」、「観念」は「アイデア」が基本的な意味です。

外界のモノやコトに附属する意味が「概念」、人間の頭の中に作られるのが「観念」と言えると思います。
しかし、物事に附属していると考えられる「概念」が、結局は人間の主観的な考え方からできているという立場に立てば、両者の意味は近くなります。
「幸福」の概念、「幸福」の観念
というように。
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概念=(<一般的な>考えとされる場合が多い)客観的(かつ抽象的)な物事に対する考え


観念=(<個人の>場合が多い)主観的(かつ具体的)な物事に対する考え
こんな感じでしょうか?
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