「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

大学で宇宙物理学や素粒子物理学を学んだ方に質問です。
どうして学ぼうと思ったのですか?

私は大学で物理学を学びたいのですが、好きだからと言うだけで将来に役立つ理由がないなと思いまして、皆さんの意見をお聞きしたいです。

A 回答 (1件)

経済的理由のため物理学科を2年で中退した者ですが参考まで。




私は子供の頃から理科が大好きでしたが、中学1年の時に都筑卓司先生(一般向けの解説に定評がある物理学者で、ブルーバックス等に多数の著書があります)の『四次元の世界』と言う相対性理論を解説した本に出会いました。実は小学校高学年までは医者志望で、中学に入ってすぐに勉強する事になった生物学の魅力に取り憑かれて「将来は生物学を専攻したい」と思っていたのですが、『四次元の世界』に出会ってからは都筑卓司先生や他の方の書かれた物理学関連のブルーバックスを読みあさり、その結果「物理学は自然界の根本原理を探求する科学」と言う事が分かり、専攻の志望を生物学から物理学に変えました。中でも素粒子物理学は世界の根本物質である素粒子を研究するわけですから非常に魅力的で、いずれは素粒子論を勉強したいと思うようになりました。


とは言え大学に行くには多額のお金がかかるわけですし、現実問題としてはある程度元が取れる見込みがないと物理学科への進学を言い出せませんでしたが、具体的な将来の職業の目標として理科の魅力を伝える教師を志すようになり、また一般企業への就職もかなり見込みがあるようだったので物理学科に進学する事にしました。


ちなみに私は中退する時に当時の先輩から「卒業だけはしないといけない。中退は良くない」と言われて、中退後同じ大学の法学部に入り直してそこを卒業しました。「法律学は将来の役に立つ学問」と言う事は私も十分分かっていましたが、私の場合「卒業したい」と言う気持ち以外に法律学を勉強する上でのモチベーションはゼロに等しかったので、単位を取るために必要な事以外はほとんどせず、法律の専門的な知識は全くと言っていいほど身に付きませんでした(身に付ける気もありませんでしたが)。「好きだからと言うだけで物理を専攻して大丈夫なのか」と言う懸念をお持ちのようですが、私の実体験では逆に「将来に役立つ」と言う理由だけでは勉強するためのモチベーションが持てないと思います。なので志望する理由は「好きだから」で問題ないのではと思います。
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