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「生命(生)」の定義って、何なのでしょうか?

人間や植物は当然「生命体」だと思います。
あと、アメーバなんかも、生命体だと思います。

では、人間の「髪の毛」や「細胞」なんかは、どうなるのでしょうか?
(一応、単体として成長したり、死滅したりしていると思うのですが…)

「生命の最小単位」というのが、判然としないです。

どなたか御存知の方いらっしゃいましたら、お教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

>「自分単体で生命活動を維持できるか」ということが、


ひとつの判断要素(基準)なのでしょうね。

おおまかにそうゆう感じでいいと思います。
一般には、単体で自己増殖可能な仕組みを
持っている有機体と考えられているようです。

 ウィルスや、何かと話題にもなるプリオンの
ような病原性たんぱく質など、自分の複製を
作りながら増殖していくわけですが、
それは動物の細胞の増殖の仕組みを
利用しているだけで、自ら増殖する
仕組みを完備しているわけではないという
ことで、生物の分類には入らないと
されているようですが、ウィルスなどは
議論の分かれるところのようです。

 体液の中でも血液は、医学上
臓器の1つという扱いで、生物の
一部ということですが、それは赤血球や
白血球といった細胞を含んでいるからです。

>「生命の最小単位」というのが、判然としないです。

 遺伝情報(DNA)と、その情報から
自らを複製できる仕組みをもった
有機体というのが生命の最小単位でしょう。
 ちなみにウイルスにも遺伝情報(RNA)だけは
あります。
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この回答へのお礼

丁寧な御説明、ありがとうございます。

>遺伝情報(DNA)と、その情報から
自らを複製できる仕組みをもった
有機体というのが生命の最小単位でしょう

#2さんもおっしゃっていますが、
「自己複製」という部分が、1つの大きな要素になるみたいですね。

皆さんからいろいろな御意見をいただき、かなりスッキリしました。
御回答を下さった皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m

お礼日時:2005/01/17 00:43

#1です。



細胞についてですが、あれは厳密な「生命」とは一線を画します。飽くまで生命体の一部であり、自分単体の力では生命活動を維持できないからです。ただし、細胞内にあるミトコンドリアは生命といってもいいでしょう。実際に、大昔には一生命体でした。進化の過程で、他の生命の細胞内に取り込まれて、いつの間にか共生している「生命」です。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
再度お返事を頂けて、とても嬉しいです。

厳密には、「細胞」は生命とよべないのですね。
でも、ミトコンドリアは生命といえる…。

きっと
「自分単体で生命活動を維持できるか」ということが、
ひとつの判断要素(基準)なのでしょうね。

お礼日時:2005/01/16 18:23

余談になりますが,従来の生命の定義を当てはめると地球も生命と言うことになる!


ってことで,「ガイア仮説」が提唱されました.
地球は自己複製しないと言う反論がありましたが,
もし人間と言う地球の一部が火星などをテラフォーミングした場合,自己複製と言える,とか何とか.

ガイア仮説は私,好きです.

或いは宇宙論で遠い未来の宇宙の仮説があります.
恒星などがなくなってしまい,その結果,何百光年もの電子軌道半径を持つ原子が出来,
それが何万,何億光年と言うスケールで結合して,超巨大な生命が生まれるかも知れない,とか.

あと,昔のSFであった,ガス状生命が,我々と交信するのですが,
固体の上に生命が発生することを全く信じなかった,と.

以上より,生命の定義とは,我々が行うか,宇宙全体で普遍的に行うかで,
異なってしまうものなのかも知れません.
もしかしたら,惑星をひとつの生命の最小単位とみなし,
我々なんて原子のひとつのような扱いをする宇宙生命もいるのかも知れません.

この回答への補足

「自己複製」についてなのですが、
これは、一般的な生命の「条件」なのでしょうか?

補足日時:2005/01/16 02:30
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。

そうですよね、地球も、見方によっては1つの「生命体」になりますよね。
(→空間的な捉え方で)

あと思うのは、
先祖から私までを含めて、ひとつの生命体だ、
という捉え方もできるのかな‥‥とも思ったりします。
(→時間的な広がり)

考えれば考えるほど「何でもあり」になってしまいますね。

やはり「定義」にしか過ぎない、ということなのでしょうね。

お礼日時:2005/01/16 02:30

「生命の定義」として決定版の文を書くことはできないでしょう。

しかし、この世で起こっていることのうち生命現象とそうでないことは区別できます。生物学はそのような生命現象を研究しているのですから、生物学自体が「生命とは何か」と追求する営みであるといえるでしょう。したがって、とりあえず研究に必要な範囲で生命を定義して出発し、研究が進むにしたがって定義を精密化していくという過程が、現在ただいま進行しているのだと思います。
また、もし、人工的に自己増殖や代謝をする物体をつくることができたり、他の天体でそのようなものが発見されたりした場合は、もしかすると生命観を大幅に変更しなければならないかもしれません。

(補足について)人間の細胞が1個ずつ生命なのかといえば、そのようにいうこともできますが、言葉の問題であるなら、1人のヒトとか1匹の動物とか1本の植物とか1個の細菌のことは「個体」といいます。
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この回答へのお礼

なるほど、、
やはり、捉え方次第、考え方次第で、いろんな定義の仕方がある、
というところなのでしょうね。

「生命とは何か」の定義がわかったところで、
何かが得られるわけでもないですし、
あんまり神経質にならなくて良いのかな、と感じました…(^^;)

御意見、とても参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/16 00:37

こんにちは。


どのレベルでの定義か判りませんが、私が高校の生物で習ったのは、

単独で自発的に、自己増殖、運動、代謝を行う物質もしくは物質の状態。

というものでした。

ゆえに髪の毛はそれだけでは増殖も運動もできませんから、生命ではないです。

ただ、髪の毛の根元にいる毛母細胞は培養可能ですから、生命といえると思います。

この定義では、炎なんかも当てはまっちゃうので、その辺を突っ込まれると困ります。(爆)
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この回答へのお礼

御意見、ありがとうございます。

>炎
そうなんですよね…、
明確な条件が無いと、いろんなものが「生命」に見えてしまって。

たとえば、
「電池式の作業ロボット」なんかも、
自分で電池切れになりそうになったら、
新品の電池に交換する、という作業をあらかじめプログラミングしておいたら、
それで「生命」になっちちゃうのかな…?なんて。

うーん、すごく難しいです。(汗)

お礼日時:2005/01/16 00:12

生命の定義には諸説あり、医学会でもいまだに確定されていません。

生命の最小単位はウィルスだといわれていますが、これにも諸説あり、否定する人もいます。といいますのも、ウィルスには核がないからです。しかし、繁殖(増殖)はできます。では、生殖能力を生命の根拠にしてしまうと、先天性や後天性の病気で生殖機能を失った方、および、自分の意思でとってしまった人は、生命でないということになってしまい、これもあてはまりません。

生きているということがどういうことなのかは、今後の人類(生命)の課題です。まあ、現時点において生命の最小単位は「ウィルス」だと思っていてください。ただし、先にも述べたように、判然としていませんし、否定する人も多いということをおぼえておいてください。
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この回答へのお礼

早速の御意見、ありがとうございます。

そうなのですか、現代科学でも確定はしていなかったのですね。(納得しました)

あと、人間の「細胞」などはやはり、生命ということで良いモノでしょうか?
(となると人間はすごくたくさんの生命からできている、となるような気がするのですが…)

お礼日時:2005/01/16 00:07

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