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誹謗中傷と批判の違いについて。

誹謗中傷というのは、簡単に言うと根拠の無い単なる悪口ですよね?
例えば「馬鹿」「死ね」「クズ」「まぬけ」
「邪魔な存在」等
批判は、根拠がある否定意見。
例えば「○○するのは良くない」とか「今は○○すべきではない」等ですよね?

では仮にとある芸能人Aさんが、浮気をしているという噂が出たとします。
それはあくまでも噂であり、事実確認は取れていません。
それに対して「浮気は良くないよ」と伝えるのは、誹謗中傷と批判どちらになるのでしょうか?
Aさんが本当に浮気をしていたら批判になると思いますが、もしかしたら嘘かもしれないですよね。
その場合でも過度な悪口ではないので、本人や本人の目に触れる形でSNS等に書き込んでも良いのでしょうか?

またとある作家Bさんが出した著書に対し、
「こんな内容の本を書くなんておかしい」
「このような作風では読む気がしない」
「このような本を出されると迷惑だ」と伝えるのは
批判と誹謗中傷のどちらにあたりますか?
本の内容は作家さんの自由なので背景も見ずに一般人があれこれ意見するのはおかしな話という気もしますが、こちらも直接的な悪口にはならないから大丈夫ですか?

また批判のつもりで伝えた言葉に相手が深く傷ついた場合、それは批判ではなく中傷ということにはなりませんか?
批判程度で傷つく方が悪いということでよろしいですか?

質問がまどろっこしくてすみません。
回答お願いします。

A 回答 (2件)

色々と誤解なさっていると思いますね。



批判は根拠がある否定意見ではありませんよ。
それは「非難」というべきだと思いますね。
相手の非を責めているからです。

批判は一定の評価をすることでよりよいものへ改善を求める為のものです。
ですから、大抵の場合は良い点と悪い点どちらも述べていることが多いのです。
そうした厳しく聞こえる批判的意見から、より良いものへ変化させる(成長)必要があるという事です。
ただ人々の多くは悪い点(ネガティブ)しか見えていないということですね。
批判の場合は、よく読めばきちんと詳細を書いてあるのです。
批判と批難を間違えている人が異様に多いと思います。


ーー「○○するのは良くない」とか「今は○○すべきではない」

これは批判ではなく、「個人的意見」です。
相手は従う必要はなく、意見を参考にする程度にしかなりません。

ーーでは仮にとある芸能人Aさんが、浮気をしているという噂が出たとします。
それはあくまでも噂であり、事実確認は取れていません。
それに対して「浮気は良くないよ」と伝える

これは噂を鵜呑みにしているだけです。
事実確認が取れていない以上は、憶測にすぎないのです。
酷く言えば誰かの「誤解」や「妄想」の可能性もあるわけです。そうすると、誤解・早とちりをしているだけになりますね。
不用意に発言をすることで、相手から非難される可能性もあるので、そういったことを伝えるのは不適切です。
誹謗中傷と批判どちらでもなく、この時点であれば単なる野次馬になりますね。


ーーAさんが本当に浮気をしていたら批判

いいえ、浮気を本当にしていたら「非難する」になります。

ーー本人や本人の目に触れる形でSNS等に書き込んでも良いのでしょうか?

嘘を流すのはデマといいます。事実無根の情報を流すことで、本人に害を与えた場合は立派な名誉棄損になりますよ。
誹謗中傷・批判どちらでもなく。相手が芸能人であれば活動妨害行為ですよ。
ですから、週刊誌などは裏取りなどをしっかり行っているのです。まったくの事実無根の報道をすれば、法に触れる可能性もあり訴えられ記者自身の記者生命がかかっているので、ある意味では生活がかかっている商売ですよね。


ーー「こんな内容の本を書くなんておかしい」
  「このような作風では読む気がしない」

この辺りは微妙な部分だと思います。個人によって判断が異なりますが、一時的な感想の域だと思いますが……。
他人が見て気分はよくないですよね。その本を好きな人間もいるからです。

ーー「このような本を出されると迷惑だ」と伝えるのは

迷惑と伝えるのは、中傷ですね。出版する権利は誰しもあるのです。
他人の出版する権利を損なう中傷をしています。

そもそも本などは必ずしも誰か特定の人間の為に本を書いているわけではないということを忘れてはいけないと思いますね。
また、そういった分野は良い意見ならともかく、批判意見をわざわざ送り付けるのは嫌がらせだと思いますよ。
本は「他人の価値観・世界観」そのものです。端から改善は必要ではないのです。本は筆者と出版社そのものだからです。
「他人の価値観・世界観」に別の人の世界観が入れば台無しになる。筆者の世界観を壊すだけの行為になるからです。
本などはそういった繊細な分野です。
自分とは合わないと思えば、離れればいいのです。
個人的感想は友人や家族に話す程度にとどめたほうがいいですよ。

芸能人の場合は、本人そのものを売り出しているので影響力がある人物です。
影響力のある人物の真似をする人間もでてくるということです。
そういったことから、浮気などが事実であり、人々が非難してしまうことはある意味では必須ですね。
くわえて、応援している人々の支援を受けているのです。浮気そのものをひっくるめてその人に対して愛着を持てるならともかく、イメージとは真逆の行為はある意味では表面上は良い顔をする演技をして騙している行為にしか見えませんからね。
騙されて嬉しい人間はなかなかいないと思います。

物事は詳細にそれぞれに合った意味があります。
批判をすべき時とそうでない時が存在するのです。
ただ、今回の場合はどれも批判には該当しないと思いました。
誹謗中傷と非難についての質問だったのではでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。
非難と言う言葉自体、頭にありませんでした。
というのも私が偶然SNSで、とある芸能人に対し「これは中傷ではなく批判だ!正当だ!」といいつつあなたの言う非難をされていた方がいて、ふと批判と中傷の違いとは?と思ったわけです。
ですがご回答の通り、私が見た意見は非難でしたし、よく見る芸能人やらへの指摘のほとんどが野次馬程度のようです。
とても勉強になりました。

お礼日時:2020/08/06 21:32

ひとつ簡単な見分け方を。


「批判には対案または改善案が含まれていなければならない。」
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この回答へのお礼

簡潔に分かりやすくありがとうございます。
批判は改善策があるのですね。
参考になりました。

お礼日時:2020/08/06 21:33

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