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GNPは雇用者報酬+固定資本減耗+(間接費ー補助金)となっていますが、
固定資本減耗(例:固定資本減耗△300を足すってことですか?)を引くならわかりますが、足す理由が分かりません。また、補助金はもらうものなのに、引くのが理解できません。

初歩的な質問ですみません。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

GNPという概念は最近は使われなくなって代わりにGNIという概念が使われるようになっているというのはよろしいですか?


「GNPとGNIの違い」というのがwiki等で説明されているので参照してください。
さらに、以前使われていたGNP統計に代えていまではGDP統計が使われているのでそちらのほうで説明します。
GDPは三面等価の原則によって生産面でも支出面でも分配面で測っても等しくなる。支出面と分配面ではそれぞれ
GDP=C+I+G+X-M
  = 雇用者報酬+(営業余剰・混合所得)+固定資本減耗+(生産・輸入品に課される税ー補助金)
となる。(あなたのGNPの定義には(営業余剰・混合所得)の項目が抜けている。)そもそもGDP(あるいはGNP、GNIでもよい)のGとはGrossの略だが、「粗」という意味で(Grossに対する言葉はNet)、固定資本減耗を差し引かない値だということです。支出面のIとGの一部は固定資本形成(固定資本投資)ですが、GDPが測られる期間中の、1年間なら1年間に「資本減耗」はかならず発生しているので、固定資本の蓄積はそれより小さいことは確かだが、それを差し引いていないということ。理由は「資本減耗」の正確な値を推計するのが難しいということが最大の理由でしょう。
一方、分配面から測った雇用者報酬と営業余剰・混合所得には「要素価格表示」(雇用者報酬等で支払われる金額表示)なので固定資本減耗は含まれていないので、市場価格表示のGDPに等しくするためには付け加える。また市場価格表示GDPは、要素価格表示の金額より間接税(間接費ではなく間接税でしょう!)分だけ高く、補助金の分だけ低くなっているはずなので(間接税ー補助金)を加えるのです。補助金というのはマイナスの間接税だと考えると分かりやすいかもしれない。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2020/08/09 08:17

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