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440Ⅴ三相の絶縁強化型モータを使用しているのですが、運転開始後6か月以内に、モータ内のコイルに一部焼損が発生し起動不可の不具合が出てしまいました。サージ電圧による焼損に近い事例のようで、同じモータを再手配し再稼働後にモータ端側の電圧をオシロスコープで測定したのですが、1250Ⅴを超えるサージ電圧は見られませんでした。(インバータからモータまでの配線距離は約100mで、インバータ側にはフィルタが入っています)

測り方が悪いとか、測定機器が適した物でないとか、測定も短時間(30分)しか見ていないのでサージ電圧が発生するタイミング(毎回の起動時に発生しなくて、低頻度での発生?)が見れていないとかのアドバイスを頂けたらと思います。

A 回答 (2件)

サージ電圧、で焼損は普通はあり得ません、サージ電圧で発生するのは絶縁破壊です。


絶縁破壊すれば、その部位、状況によってはショート状態になれば過大電流が流れ焼損もします。
どんな電源を使っているのか不明です。
アマチュア規格で自作の方形波インバーターなんかだとサージ電圧もあり得ますが、市販のものなら正弦波が多いはずです(まがい物クラスの安物は除外)。
巻き線型のもモーターなら回転直前の励磁電流は定格消費電流の十倍くらい流れます(もちろんサージといえる一瞬です)。
でもこれは電圧はほとんど無関係で、コイルのインピーダンス(総合抵抗)が低いため流れます、ごく短時間でモーターにすれば想定内の出来事です、焼損は考えられません。
巻き線型モーターは原理としては発電機と同じです、モーターであるとともに発電機としての作用もあります。
そうです、界磁内の導体が磁力線を切って回転している、これは発電機そのものです、導体に起電力が発生します。
この起電力の極性がモーターに流す電流とは逆向きになります、ということは抵抗になります、回転が増せばこの抵抗が大きくなり電流が減少します。
そこでモーターが過負荷の状態だと?、回転が上がらず、起電力による抵抗が上がりません、過電流の状態になり、設計時の想定を上回る電流が流れ続ければ、やがて焼損しますね。
巻き線型モーターは、負荷がかかれば、回転が落ち、巻き線のインピーダンスが下がり電流が増加します。
電流が増加すればトルクが比例して増加し、余ったトルクは即回転数に変換されます、そんな特性を持っています。
過負荷による運転を続けた、またはその他の飛んでもないミスを犯している。
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>サージ電圧による焼損に近い事例のようで


どのような理由からそう判断したのでしょうか?

電源がなにか特殊なものでも使っていますか?

普通は
 モータの製造上の不具合 とか 
 コイルに何にか薬品をこぼした(で腐食して絶縁不良になった) とか 
 コイルに可燃物を落として燃えた とか
を疑うと思いますけど...
そのモータの置き場はどんなところ(室内、野外、ばい煙の多いところ、etc.)なのでしょう。
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