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大学入試の科目で頭の良さ(地頭力)が問われる科目って何だと思いますか?
私は数学、現代文、物理、化学(理論)、地理だと思います。
対照的に英語、歴史、古文、漢文はどんな低脳でも努力で成績を上げられる科目だと思います。

A 回答 (2件)

日本は1900年くらいまでは完全に漢文ですね。


夏目漱石や森鴎外、福沢諭吉など当時のエリートも英語やオランダ語をやる前には漢文をやってます。

当時は鎖国ですし、日本は遅れてますから海外から情報を入れるしかない。
そうなると中国しかないのです。
昔から上海などはかなり外国人も多くて、
ヨーロッパの進んだ学問の中国語翻訳版なども読んでいたようです。
坊主も漢文ができないといけないですし、日本では長いこと、教養では外国語が重視されてたと思われます。

反面、幾何代数などの算術は嫌われてました。
江戸では割と算数好きがいて、いわゆる算数サークルみたいなの作って盛り上がってたようです。
けどこれは現在の将棋クラブのような雰囲気で、藩校などで算術を詳しく教える機会は少なかったようですね。
勉強でなく遊びと捉えてた、また当時このような算術を使うのは、商人や大工ですから、エリートはそれを嫌ったのかもしれませんね。

1919年頃の第一次世界大戦では新兵器が出てきます。爆弾や飛行機、ガス平気などです。そして以前よりもたくさんの死者が出ます。
日本が本格的に工学など理系偏重になって、理系人材を大切にしだすのは、このあたりからだと思います。
戦艦や爆弾などの兵器作りをさせるためですね。
医師の価値も低かったのが、軍医を増やすために一気に医学部を増やしていきます。

今は拝金主義的な傾向が世界的にあるので、
「稼げる学問」=賢いと思われるかもしれないですね。
コンピュータエンジニアリングとかですかね。
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現代文ですね。



野口悠紀雄(東大工学部卒〜財務官僚〜経営学者)や、林修(灯台法学部卒〜塾講師)なども言ってます。


個人的には本当かなあ?と思うこともありますが。世界的に長いこと大切にされてきたのは、ラテン語(イタリア語)ですね。
特に聖書は長いこと翻訳不可でしたので(コーランは未だにアラビア語のみです、翻訳不可)、イタリア人以外のキリスト教徒、特にドイツ人やイギリス人などゲルマン系は聖書を読めなかったのです。聖書を読めないなんてのは、文盲と同じですから、知識人とは言えません。だからゲルマン系の国では「イタリアに留学に行って文化や言葉を学ぶ」のが流行ってました。いまのアメリカ留学みたいな感じですね。
地元に帰れば「あいつ(ラテン語の)聖書読めるぞ。すげー」ってなるから、頑張って勉強したわけです。
また17-19世紀の北欧やロシアでは、一番近い西欧であったドイツに憧れ、特に貴族はドイツ語て会話をしていたそうです。それをとがめる政治家の文書なんかもけっこうありますよ。
日本でもエリートは中国語で話すようになるみたいな感じですね。庶民からするとなんか嫌だなあってなりますよね。

ゲルマン系にとってのラテン語というのはひどく難しかったらしく、その苦しみを多くの本で書かれてます。

聖書は英語版なども作られましたが、学問の世界からラテン語はなくなりませんでした。
確かに、大事な医学書や法学書も古典はほとんど英語でなくラテン語でしたけど。
そのせいで1950年くらいまでは、どの学部でもほとんどの大学生がラテン語をやってました。ラテン語ができないと卒業できないのでアメリカやイギリス、ドイツの学生の間では「あいつラテン語できるぞ。すごいよな」みたいな空気があったようです。
そのあと、今頃ラテン語と可意味なくね?ってなって急速に消えていきました。
ただカトリック教徒は南欧やアジア、南米に3億人以上おり、そこではいまだにラテン語を読めることは教養と見なされてます。
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