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R-CH(NH2)-COOH + HNO2 →RCH(OH)COOH + N2 + H2O
という反応の原理を利用してアミノ酸の定量をするのに”バンスライク法”というものがあるようですが、それについて初歩的な質問をさせていただきます。
右辺のN2(窒素ガス)が1mol検出されたとしたら、左辺の一級アミノ酸が1mol存在するというのですが、そこが少し納得いきません。例えば、N2が2mol検出されたらアミノ酸中には(N2ではなく)Nが1つしか含まれていないのだから、計算が違ってくるように思えるのですが...。1molN2に1molアミノ酸が対応していることから考えると、N2が2molだとアミノ酸2molが存在していることがいえるのだとは思いますが、しっくりきません。。。。

A 回答 (2件)

私も学生時代に悩んだ経験があります(笑)



よく式を見てください。
molではわかりにくくなるかもしれませんので、
すべて分子が1個あると考えましょう。
右辺のN2が1個産生されるためには、
N原子は2個いります。
N2を作るためのN原子はどこから調達されるのか?
それは1級アミノ酸のNが1個と、HNO2から1個です。
つまり、左辺にはN原子は2個あり、これが二つくっついて、
右辺のN2分子1こになるわけです。

もしN2が2mol検出されれば、1級アミノ酸も2mol存在しており、その中にN原子が2molあり、また相手となるHNO22molと反応するのです。
よってN2が2mol検出されれば、検体には1級アミノ酸は2mol存在することになります。
HNO2は触媒ではなく酸化剤であり、それ自体は還元されてN2の片割れになります。

わかりましたか??(^^;
わからなければまたがんばってご説明しますので、よろしければレスポンスお願いいたします。

この回答への補足

HNO2が酸化剤(還元される)で、N2の片割れを生じるということは、還元(H付加)されてH20が2つと、N1つが生じるということですか?

結局のところ、2N+2N→2N2 という反応式から2molからは2mol生じるということが言えるのですね..。(^^;) わかりやすい説明ありがとうございました。

補足日時:2005/02/01 11:38
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hansamdan0323です。


abckoさんのおっしゃるとおりです。
長々とした文面で申し訳ありませんm(__)m
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