牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

 毎回恐竜に関しての新しい新説が反映されているジュラシックパークですが、最近3を観てまいりました。恐竜≠穂虫類ではないそうですが・・・。
 疑問がいくつか。
 哺乳類の捕食動物は、少なくとも自分の食性に従って捕食相手を決めていると思うのですが。よほど切羽詰っているとか、経験不足でない限り見るのが初めてという生き物にいきなり襲いかかってかじりつくということはあまりないように思います。絶対というわけではもちろんありません。しかし私の知る限り、たいていの生き物は人によく馴れている個体ほど危険です。
 しかし、3では恐竜達は初めて見たばかりの人間をすぐに餌と認識していました。3の恐竜はサイトBの恐竜で人間の存在を知らないはず・・だと思っていたのですが?冒頭では、自分とほとんど同じぐらいの大きさがある飛行機が猛スピードで走っている鼻先に顔を出すことさえ。
 爬虫類って、「動くもので口に入るものなら何でも」口に入れるんでしょうか?
 前置きが長くなりましたが、ジュラシックパーク3についての推測もあわせてお書きくださいという意図で長々書き加えました。

A 回答 (5件)

恐竜の種類は忘れたのですが、パドロサウルスか何かの化石の中に、腹の中に子供の恐竜のいる化石が発見されて、「恐竜は胎生だった」といわれたことが有ります。



その後の研究で、子供の化石の状態から、「実は食われていた」ことが分かり、目の前で動くものは自分の子供でも反射的に食っていた事がわかっています。
(これとは別に「子育て」をしていた恐竜はいます。)

たしかカエルが舌の射程内に「浮遊している」ものに反射的に食いつく性質があったと思うんですが・・・

この回答への補足

 ありがとうございます。面白いケースを教えていただきました。
 
 そこで素人の推測。子どもって、普通は大人よりも足は遅いし隠れるにしろかなり経験不足でへたくそなものですよね。目につく個体を同種であれ片っ端から食い散らかしていたら、種の保存もあったものではありません。あっというまに種の存亡の危機に立たされることでしょう。
 哺乳類でも、弱い子どもを親が食べてしまうことはあります。あるいは、子育てをする場所でないと強くストレスを感じたとき、自分の栄養にしてしまうことが。
 お教え頂いたパドロサウルスの例では、その恐竜は「たくさんの卵をうみっぱなしにする種」なんでしょうか?なんにしろ、古代の恐竜であってもなにかこう、そうこはうまくできてるなあ!みたいなからくりがあったと思うのですがー。
 うーん、何気なく質問したことなのですが、興味が湧いてきました!ありがとうございました。
 

補足日時:2001/08/24 01:07
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オオカミの準専門の方でしたか。

聞きかじりの知識ですみませんでした。
ライオンのオスなんか、けんかが仕事みたいなもの(「強い遺伝子」を残すためにけんかして生き残るオスを選別するとか)で、本当に必要な食料調達はメスがやっています。(オオカミは集団性だからオスも出て行くのだろうけど)
けんかを仕事にしているオスは、とりあえず、自分の気に入らないやつは噛む、ということになるでしょうか。

昔、カエルつりをするのに、糸の先を丸めてぶらぶらさせると食いついてきました。木綿を食うわけはないから、何でも食いつくクチですね。ザリガニ釣りをするのに、脱脂綿を使った人もいるそうですが、ザリガニが脱脂綿を食うわけもない。(私達は、カエルつりしたカエルでザリガニをつったのですが、これはちゃんとしたエサですね)

あ、カエルは両生類か。

それにしても、復活させた恐竜の餌として、本来存在しなかったはずのヤギなんか食わせていると、哺乳類仲間の人間でも餌と認識するのではないでしょうか。
人間とヤギの違いは、人間にとっての、マグロとサケより小さいかもしれない。
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この回答へのお礼

 とんでもない。回答ありがとうございます。
 ライオンですが、雌の狩りに非協力的というだけで自分達も狩をしないわけではないようですよ。ただ、雌に比べ圧倒的に狩りが下手、雌同士が持つ強い結びつきがないためあまり向いていないようです。
 と、思います。ライオンに関しては市販に出回っている本を読んでいる程度なので、えらそうなことはいえないのですが・・。
 また、猫科の場合、まず「殴る」ことからはじまるのではないでしょうか。噛むのはたぶんだいぶ興奮してきてから。リーチがより長くて器用な前足のほうが先に出るみたいです。なんか回答にたいしいちいちやっつけているみたいで申し訳ありません。
 でも、カエル釣りの話は大変興味深く読ませていただきました。楽しそうですね。今度実家に帰る機会があったら(現在実家は周囲を田んぼにかこまれた田舎にあります)釣ってみたい。昔は犬をよく釣ったものでしたが、カエルも釣れるとは知りませんでした。
 それにしても10年ほど前に比べると、カエル激減していませんか?昔はこう、もっとそれこそうるさいぐらいに鳴いていたように思うのですが・・。

 人間とやぎの違いについては、恐竜に聞いてみたいところですね。世界各地にあるUMAのどれかが本当に恐竜みたいな生き物だったらわくわくするのですが。

お礼日時:2001/09/07 01:41

TVで見ましたが、ジュラシックパークの恐竜は、専門科がちゃんと監修しているそうですよ。

ただ、娯楽映画なので相当の脚色はあるでしょう。学説も多々あるし、どれが真実なんて言えないですよね。

『恐竜≠穂虫類』で、私が知っている限りでは、脚のつき方です。は虫類は脚が胴体の真横についていますが、恐竜は胴体の真っすぐ下についています(二本脚でも四本脚でも)。その点で鳥に近いですよね。
よって厳密に言えば、魚竜や翼竜は恐竜ではないそうです。
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この回答へのお礼

 そうですね。
でも、「娯楽映画だから~」ってそれをいっちゃおしまいですって(笑)。確かに私もそう思いました。でも、ジュラシックパーク(1)で、ヴェロキラプトルが厨房へお子様二人を追い詰めたシーン、そうっと入ってくる2頭を見ていると、はっきり上下関係がわかりますよね。そういう脚色は見ていて嬉しかったですね。今回はヴェロキラプトルはもっと人間ぽくなっています。この恐竜だけは、「見境なしに噛みつく」ことはとりあえずしていない恐竜として描かれていました。

 脚のつき方に関しては私も自然系の雑誌で読んだ記憶があります。昔の恐竜の図鑑とか今見ると、相当違うものもありますよね。それはそれで温故知新という感じです。恐竜って、本当に興味深くて心惹かれる存在ですね。生物学的にも。

お礼日時:2001/08/24 01:36

爬虫類とか鳥類とかいうのは、現在の生物の分類なので、進化の過程の過去の生物の分類では当てはまらないものもあるでしょう。

とくに、恐竜は、鳥類の祖先とも言われているので、。

人間以外の動物は、腹の減っていないときは他の動物を襲わない(ライオンやオオカミでも)ときいたことがあります。腹の減っているときは、とりあえず噛んでみる、というのは正解のようにも思えます。ジュラシックパークの恐竜は、復活細胞だから、人間に限らず、「本来の恐竜のエサ」も知らないはずですが。

ジュラシックパーク自体について言えば、そんなに恐竜に詳しい人が作ったのじゃないと思います。だいたい、「ジュラシック」といいながら、「ジュラ紀」の恐竜でなく、「白亜紀」の恐竜が出てきているぞ。

この回答への補足

 ありがとうございます。オオカミは私の準専門なので、話題にあげていただいてとても嬉しいです。
 オオカミに限らず、とりあえず腹いっぱいなんだけど殺してみたということはたま~にあるみたいですよ。有名なシートン動物記にも、500頭の羊を殺してほとんど口をつけなかった話が載っています。シートンは「明らかに彼らは腹はすかせておらず、殺すのが面白くてやったのだ」と。
 本当に「ロボ」として知れ渡っていた個体がしたことなのかどうかはわかりませんが、(著者A・シートンはさまざまな個体の出来事をパッチワークして話を書いたこともあるそうですから)オオカミの生態、解剖学知識や行動にまでたいへん詳しく、フィクションにするにしろその動物がしないようなことは書かなかったそうです。
 「面白半分に殺す」というのは飼われている生き物に多い行動だと思いますが、「腹いっぱいのライオンのかたわらでインパラが草を食んでいる映像」がどれだけあったところで、私にはその行動がその動物の行動・心理のすべてではないと思っています。
 なぜなら、捕食動物(犬、猫)を飼われたことがあるならおわかりでしょうが、殺しに対する衝動はときどきすさまじいものです。それがダイレクトに自分の命の保証と血の興奮に結びつくからでしょうね。犬の場合、行動矯正では一度「狩りだし殺す」という衝動に取りつかれた犬の矯正がもっとも難しく、かつほとんどの場合完全には矯正しきれないものです。
 そのスリルと興奮を、腹いっぱいだからといって忘れることはないように思います。

 ・・・えと、話がずれましたね。重箱隅つつきになってすみません。重箱の裏の隅まで頂いてしまいましたねー。ジュラシックの表記については、うろ覚えながらマイケル・クライトンがその著者の中で、「本当は白亜紀の恐竜がメインなんだけれど、アメリカ人にとってもっとも恐竜の時代と認識が深いのはジュラ紀だから。」という説明をしていたように思います。商売するときに「このみかんは紀伊半島のものです」というネームバリューがあったほうが、「このみかんは岩手県のものです」とかいうより購買者が「おいしそう~」とイメージとしてぴんと捉えてもらえる名前にしますよね。それみたいなものだって。
 

補足日時:2001/08/24 01:14
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ジュラシック・パークはどうか知りませんが、私の知っている範囲では、ホオジロザメが噛み付いてから、餌かどうかを判断しているようです。


以前テレビのドキュメンタリーで、2、3人のダイバーが3mの虎鮫に狙われて、岩陰に身を隠していたら、ダイバーの周りを回っていた虎鮫が姿を消しました。この時とばかりに一人が浮上して船べりにつかまったとたん、ホオジロザメに片足の膝下を食いちぎられました。他の鮫は、襲う前に獲物かどうかぐるぐる回るのですが、ホオジロザメはそれが有りません。
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この回答へのお礼

 さっそくの回答ありがとうございます。
 シュモクザメ騒動を思い出しました。大型のサメのそばで泳ぎたいかどうかはともかく、恐竜よりも先に存在していた非常に興味深い、愛すべき生き物なのにマスコミのあのセンセーショナルに恐怖心をあおるだけの報道は大変不愉快でした。日本人は毎年大量のフカヒレを消費しているのに・・。
 サーファーがボードに噛みてかれたけれど、そのままサメは間違いに気がついて姿を消したというオーストリアのニュースもありましたね。

お礼日時:2001/08/20 03:08

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