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xについての2次方程式
(x-1)(x-2)+k(x-a)=0
がすべての実数kに対して実数解をもつように、実数aの範囲を定めよ。


という問題なのなのですが、kの恒等式と考えて
(x-1)(x-2)=0
x-a=0
からa=1, 2で間違っているのは何故でしょうか?


xの2次方程式に変形して判別式からaの範囲を求めるやりかたでaを求める方法で
答えは
1≦a≦2でした。



お手数ですが、お願いします。

A 回答 (9件)

アドバイスの追加です。

いくつか気のついた事を。

(1) 方程式と恒等式について。
    方程式は「特定の」値に対して成り立っている式
    恒等式は「すべての」値に対して成り立っている式
というふうに、まったく別物のような感じがしますが、1つの変数についての方程式が、(それを解いたら、解が定義域全体となって、)結果としてその変数についての恒等式にもなっている場合があります。(例えば、xを実数として |x| = √(x^2) とか)

(2) 多変数の恒等式について。
与えられた式が多変数を含む場合の恒等式の定義を、正確には知りません。多変数の中のある1つの変数についての恒等式であるという場合、それ以外の変数は変化してもいいのでしょうか、いけないのでしょうか?
今回問題にしている式は、変数としてxとkとaがありますが、この式を「kの恒等式である」と主張する場合、残りの変数xやaについてはどのように捉えるべきでしょうか?
つまり、今回の式では、
    (i) 「すべてのx,a」について、「すべてのkについて、与式が常に成り立っている」
のか、(ii) 「ある特定のx,a」があって、「すべてのkについて、与式が常に成り立っている」
のか、(iii)「すべてのk」について、それぞれに「ある特定のx,a」があって、与式が常に成り立っ
      ている
のか。
普通に考えると、「恒等式」というのですから、(i)のような気がします。しかし今回の式の場合は、No.5さんが述べているようにxの方程式で、「すべてのkについて、実数解xがある」というのですから、(iii)だと思います。
つまり多変数の場合は、むやみに「○○についての恒等式である」というのは、問題がある気がします。

(3) 式変形について。
上記の(2)より、もし(iii)のような解釈だとすると、

今回の式、(x-1)(x-2)+k(x-a)=0 について、
  与式は、kの恒等式だから、
  (x-1)(x-2)=0 かつ (x-a)=0
  ゆえに、x=a=1,2
というのは、間違っていますし、
  与式は、kの恒等式だから、例えばk=3,7を代入して、
  (x-1)(x-2)+3(x-a)=0  ・・・A
  (x-1)(x-2)+7(x-a)=0  ・・・B
  としても、これらの式の中のxは、AでのxとBでのxとでは、同じ値のxとは必ずしも言えない
  ので、これより、
  -4(x-a)=0
  だから、結局、
  x=a
  となる、
とは言えないのではないでしょうか。
言えるとしたら、
  もし「特定のxについて、与式が恒等式になる」ならば、x=aでなければならない。
ということではないでしょうか。
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NO5ですが゛、この問題は、実数 kについて恒等であるための aのとる範囲を求めよ。

ただしxは実数
というのと同じことではないでしょうか。ただ解き方の誘導としてxの実数条件から解きなさいといことだと思うのですが

グラフを書いてみても(x-1)(x-2)のグラフは固定されますが、k(x-a)はaを固定したとしても、平面すべてをとおることになりますから kについては
恒等式だと思いますが 解き方はまあ普通xの実数条件からはいりますけどね。 しかしkの恒等式と考えても、おかしくはないと思いますが
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NO5ですが回答者同士が議論するのは禁止されていますが異論があるので回答します


  前の方も書いておられるように
  方程式とは、特定の値に対し成立するもの
  恒等式とは、すべての値に対し成立するもの
 上記の問題については、これも前の方が解の公式を書い ておられるから、よく見てください

  xの解の中にkが入っています。kはすべての実数を  とりますから、それにつれてxもすべての実数をとり  ます。問題には方程式と書いていますが、これは、恒  等式です
  質問者は、今回の場合とき方が係数比較で解いたのが
  まずかったというだけ

  NO3の方の言っておられる意味がわかりにくい
  こういうように書いてあれば、それが正解ですの
  こういうようにの意味がわかりづらい
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気のついたことを2つ述べたいと思います。



(1) まず、「恒等式」を使った解き方について。
これはNo.1さんが述べているように、
  α+kβ=0
がkについての恒等式のとき、
α,βが定数であれば(α,βの値がそれぞれ一定であれば)、
  α=0 かつ β=0
が言えます。(今は、α =(x-1)(x-2),β =(x-a))

しかし、今回ご質問の場合は、kの値によって実数解xの値が変化してしまうので、αおよびβが定数にならず、この推論は成り立ちません。
実際、最初の式をxについて解くと、
  x=(1/2)〔3-k±√{k^2+(4a-6)x+1}〕
となり、kの値によって変化してしまいます。(aの値を上手く変化させれば(x-1)(x-2)の方の値は定数にできるかもしれませんが、そのときは(x-a)の方の値が定数になりません。)

ですから、与式がkについての恒等式である、という事からはこの問題は解けません。

(2) この問題を図形的に見直してみます。
与式を
  (x-1)(x-2)=-k(x-a)
と変形し、
  y=(x-1)(x-2) ・・・(i)
  y=-k(x-a)    ・・・(ii)
という2つの関数を考えると、
  (i) は、x切片が1と2の2次関数(放物線)
  (ii) は、x切片がaの1次関数(直線)
だから、求める実数解xはこの2つのグラフの共有点(のx座標)ということになります。

ここで、-kは直線(ii)の傾きを表していますから、すべての実数k(すべての直線の傾き-k)に対していつでも、これら2つのグラフの共有点が(少なくとも1つ)存在するためには、直線(ii)のx切片aが1から2の間にあればよい訳です。つまり、
  1≦a≦2

なお、グラフで考えると、aの値が 1≦a≦2 以外のときは(いつでも)、kの値によって、実数解xが2つある場合と1つしかない場合と全くない場合が出てきます。

逆に、0以外のどんな実数kについても、aの値を上手く選べば、解xを2つにしたり1つだけにしたり無くしたりすることができます。

また、No.3さんが述べているように、すべてのkについて一定な解xが存在するためには、a=1 または a=2 であり、そのときに限ります。なおこのとき、その一定な解xは、a=1のときはx=1の1個に、a=2のときはx=2の1個にそれぞれ限ります。
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まず普通の考え方で説明しますと


  問題にxの2次方程式とまずかかれています
   他の文字 k,aは、係数または定数扱いになりま   す。したがって xの実数条件が最優先されます

次に あなたのすべてのkについてだからkの恒等式と考えてはどうかという問題ですが別に間違いではありません
ただ解き方が長くなります
  恒等式の性質は、この場合kは1次ですから任意の
  2数を代入して成立する条件を求めます
   (次数+1だけの任意の数を代入して成立すること    が恒等式の条件)
  (x-1)(x-2)+k(x-a)=0 をkについて整頓して
  (x-a)k+(x-1)(x-2)=0
 
  k=5,3を代入します
   (x-a)x5+(x-1)(x-2)=0 ・・(1)
   (x-a)x3+(x-1)(x-2)=0 ・・(2)
  (1)-(2)より
    (x-a)x2=0
     ∴ x=a のとき常にkについて恒等である
  ところで (x-a)k+(x-1)(x-2)=0 
  xは、実数だから
    x^2-(3-k)x-ak+2=0において
    判別式≧0より  2≧a≧1
    と結局 xの実数条件が必要になってきます
また あなたの係数0で解くのも恒等式の解き方ですが
  あくまでも、x,aが係数、定数の場合用いることができ、この場合xは、実数全部をとれる変数ですから
まずかったと思います
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まず恒等式とは何か.それを理解するためには「等号」を知らねばならない.



次の三つの等号はそれぞれ意味が異なる.

(1) x^2-3x+2=0
(2) x^2-3x+2=(x-1)(x-2)
(3) y=x^2-3x+2

自分でその違いが説明できますか?

(1) の等式はxに特定の値を代入したときのみ成立し「方程式」といわれる.
(2) の等式はxに任意の値を代入したとき成立し「恒等式」といわれる.
(3) の等式は y が x2-3x+2で定まる x の関数であること, あるいは x2-3x+2 を y と置いたことを意味している.また, x と y の等式と見れば一定の の値に対してのみ成立する 一種の方程式(不定方程式)でもある.

このように等号はいろんな意味があるので,常に意識して等号の意味を考えなければならない.
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ついでですが、もし



「xについての2次方程式
(x-1)(x-2)+k(x-a)=0
がすべての実数kに対して『同一の』実数解を『少なくとも1つ』もつように、実数aの範囲を定めよ。」

という問題であれば、お書きの答が正解です。

元の問題文との違いに注目してください。
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実数解を持つ というのは


2次方程式の話です
基本を思い出しましょう
グラフ でX軸と放物線のグラフが 交わるか
接するか 離れてるか です

ですから 展開して 判別式を使うんですよ
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任意の実数kについてそれぞれxが実数になればそれでいいのであって、xが決まった値をとることまで要求しているわけではありません。

つまり、kごとに、異なったxがあっていいのです―実数解でさえあれば。したがって、恒等式ではありません。
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