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(a+bi)の三乗根は実数値としてもとめることはできますか? 
ただし、iは虚数のiです。

カルダノの方程式を解こうと思ったら平方根の中が負の値になってしまい、そのせいで三乗根の中に虚数のiが含まれてしまいました。

A 回答 (5件)

b≠0 なら、(a+bi) の三乗根は実数値じゃありませんが。



(a+bi) の三乗根の実部・虚部を実数値で求めたい ということなら…
まず、(a+bi) を極形式に変換しましょう。それで、ほぼ完了です。

r = √(a^2+b^2), θ = arctan(b/a) と置いて、
(a+bi) = r exp(iθ) ですから、

(a+bi) の三乗根 = (r の三乗根) exp(iθ/3)
= (r の三乗根){ cos(θ/3) + i sin(θ/3) }
= { (√(a^2+b^2) の三乗根) cos( arctan(b/a) /3 ) } + i { (√(a^2+b^2) の三乗根) sin( arctan(b/a) /3 ) }

最後の行の二つの { } 内は、どちらも実数の計算ですね。
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>カルダノの方程式を解こうと思ったら平方根の中が負の値になってしまい



よくあることです。大抵それ以上「簡単」な形にはなりません。
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この回答へのお礼

なるほど。普通のことなんですね、ありがとうございます!

お礼日時:2010/05/09 07:58

b≠0の場合、無理ですね。



3次方程式が3つの実数解を持つ場合、補助方程式の解は虚数になります。

この際ですから、立方根を、虚数も含めて3つ求める方法を覚えておきましょう。

1.(a+bi)の絶対値rを求める。 r=√(a^2+b^2)
2.rの立方根(実数でOK)を求める。 (この時点で関数電卓が必要になるかも。)
3.2で求めた立方根を半径、原点を中心とする円を描く(x軸が実部、y軸が虚部のガウス平面に描いてください)
4.(a+bi)の偏角θを求める. 0≦θ<2π としておきましょうか。
5.θ/3を偏角とし、絶対値が「2で求めた立方根」である複素数を3のガウス平面に描く。 (3で描いた円の周上の1点となります。)
6.5で描いた1点を始点として、3で描いた円の周囲を3等分する

6で描いた3つの点が(a+bi)の立方根。ちなみにb=0の場合もこの方法で求めることが可能です。

言葉だけでは分かりにくければ、「極形式」や「ド・モアブルの定理」で検索して見て下さい。

参考URL:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5123186.html
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補足:偏角を求める際は、注意しましょう。



求める対象が第2象限や第3象限にある場合に、安易にarctanを使うと痛い目にあいます。
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arctan と書いても、漢字で偏角と書いても、


意味にあまり違いはないが…

複素 tan に慣れていなければ、
θ は -π/2<θ≦π/2 の範囲にしておくのが
無難ではある。

そのためには、(a,b) が第二第三象限にある場合、
r を負数にして、ベクトルの向きを反転しておく。
r が負でも、r の実三乗根を求めるのに
支障はないから。
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