連用修飾語について

例えば、
リアルタイムの映像を見ることができます。
過去の映像を見ることができます。

以上の2つを１つにする場合は、
リアルタイムと過去の映像を見ることができます。
と、
リアルタイムのと過去の映像を見ることができます。

どちらが正しいでしょうか？

日本語学習者です。
よろしくお願いいたします。

No.1 回答者： Tacosan 回答日時： 2021/01/14 00:07

リアルタイムの映像も過去の映像も見ることができます

が自然な気がするなぁ.

連用修飾語がどう関係するのかさっぱりわからんけど.

No.2 ベストアンサー 回答者： ご意見をお願いします。 回答日時： 2021/01/14 09:56

まず､､､

「リアルタイムの」や「過去の」は、それぞれ「映像」と言う名詞（体言）を修飾していますので、連用修飾語ではなく、連体修飾語ではありませんか。

次に、お尋ねの内容は、修飾語そのものについて、と言うよりは、「複数の修飾語を『接続語』でつなぐ場合」、さらに、「格助詞の『の』の準体用法」についてではないでしょうか。
ご質問の場合、「リアルタイム『と』過去の映像を見ることができます」の『と』が接続語（接続助詞）ですが、一般に「接続語」は同じ種類や同じ形の言葉（単語だけでなく、節や句などの言葉のかたまりを含むこととします）をつなぎます。
もとの二つの文を『と』でつなぐと、次の３つのパターンが考えられます。
①リアルタイム『と』過去の映像を見ることができます。
②リアルタイムの映像『と』過去の映像を見ることができます。
③リアルタイムの『と』過去の映像を見ることができます。

①では、『と』は「リアルタイム」と「過去」をつないでいます。仮に数式のように表すと次のようになるでしょう。
（「リアルタイム」＋「過去」）の「映像」を見る､､､（以下省略）
この場合、２つの修飾語が同時に、１つの名詞を修飾していると解釈されるでしょう。つまり、１つの映像の中に「リアルタイム」な内容と「過去」の内容が同時に映し出されている映像、を見ることとになるでしよう。

②では、『と』は「リアルタイムの映像」と「過去の映像」をつないでいます。これも数式のように表すと､､､
（「リアルタイムの映像」＋「過去の映像」）を見る､､､
の様になると思います。
この場合、２つの「映像」を見ることになるでしょう。

②は納得しやすいですが、「リアルタイム」と「過去」が矛盾する様に感じられるので①は不自然に感じます。

③で気をつけなければならないのは、「リアルタイムの」の「の」です。この「の」は格助詞で、「～のもの」や「～の様なこと」などの意味を持つ「準体用法」と言われる使い方があります。ですから、③の場合、「リアルタイムの」は「リアルタイムの映像」を省略したものと解釈されてしまうのです。その結果、②と同じ様な意味となるのですが、先に述べように、接続語は、同じ形をつなぐのが基本です。「リアルタイムの」と「過去の映像」では、「の」と「映像」の違いがありますので、これもまた、不自然に感じられると思います。

この回答へのお礼

専門的なご説明たいへん感謝致します。
連体修飾語でした。
教えていただいた内容を学習メモに残しておきます。

お礼日時：2021/01/14 11:07

No.3 回答者： OKAT 回答日時： 2021/01/14 13:25

リアルタイムの映像と、過去の映像を（一緒に）見ることができます。

「リアルタイムの」も「過去の」も「映像」を修飾する「連体修飾語」です。
　「一緒に」は「見る」を修飾する「連用修飾語」です。

No.4 回答者： hakobulu 回答日時： 2021/01/14 16:58

△ リアルタイムと過去の映像を見ることができます。

× リアルタイムのと過去の映像を見ることができます。

〇 リアルタイムの映像と過去の映像を見ることができます。

〇 リアルタイムの映像と過去のを見ることができます。

No.5 回答者： fxq11011 回答日時： 2021/01/15 18:32

そもそも、リアルタイム、と過去の対比？が矛盾といえば矛盾とまでは言えなくとも合理的ではありません。

リアルタイム、常に瞬時、瞬時が離れた場所で会っても同時並行・・・、
過去の・・・ではなく、記録映像と、リアルタイムでの映像が・・・・。
未来は現物ありません、あるのは、今の瞬間と、その瞬間が過ぎればすべて過去です。
リアルタイム、これは手段・方法の表現です。
過去、これは手段・方法ではありません。
リアルタイムという手段、方法を使った映像が見れます
記録保存という手段方法を使った英阿蔵が見れます。
記録映像も、リアルタイムでの映像も見れます。
※まさか映像の中身が全く同じなんてことはないんでしょうね！。
あり得るはずがありませんが、あるかのような質問の仕方です。