【大喜利】世界最古のコンビニについて知ってる事を教えてください【投稿~10/10(木)】

世間一般で言われている「神」とは、
どのような存在なのでしょうか?

私の認識では、
(1)世界を創った存在
(2)全てを知っている存在
という程度なのですが…。

「神」の定義、機能(?)などについて、皆さんの考えをお聞かせください。

宗教的な意見も大歓迎です、よろしくお願いします。m(_ _)m

A 回答 (48件中1~10件)

♯28、♯32です。


>これから新しい『神』がでてくるか?
確実に生まれてくるでしょう。どの時代にも崇拝の対象を持つことで人々はそれを心のよりどころにしてきました。人が集まるところに必ず神は存在します。

私が知る限り、最近の『神』は2ちゃんねるなど、掲示板で使われる『神』もその一つでしょう。この場合は、自分にはできない事を実行したと告白したり、的確なアドバイスを受けた場合なんかにそのレスで自分より優れているものとして『神』を使っているのでしょう。先日のセンター試験の2ちゃんねるでの漏えい問題がありましたが、その書き込んだ人にたいしても『神』なんて言葉が使われていました。

この神は現代の情報化社会が生み出した『最新の神』ではないかと思います。つまり、昔では遠い存在としての『神』が、現代では誰でも『神』になり得ることが可能になったということです。本来の『神』は前者でしょうけど。

>神頼みなんて精神的なものだと・・
私も深層心理的なものが働くだけだと解釈しています。
>神と仏は仲が悪いのか?
これは自分の親に言われたことなのでどうしてなのか分かりませんが、慣習として、仏壇と神棚は同じ部屋にはしないそうです。おそらくお守りを2つ以上持っていると神様同士が喧嘩するから~とかいうように、同じ部屋に仏壇と神棚があると、どちらにもお祈りすることになり、喧嘩になるのでしょうか。

元寇のときの『神風』なんかも神様の起こした風で、日本には神がついている、なんていって神風特攻隊なんてのもありましたね。2次大戦中の話ですが。まとめますと、『神』は以下の通りでしょう。
(1)信仰の対象(怖れ、心の拠り所)
(2)どの時代にも必ず存在する
(3)宗教的『神』は実体はない。
(4)国、文化の数だけ神が生まれる
(5)自分にとって遠い存在でありながら身近な存在。
(6)尊敬する人を指す場合もある。(実体あり)
(7)人間にできない事が可能
(8)人によって解釈の違う存在。
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この回答へのお礼

再度の御意見、ありがとうございます。

今現在も新しい「神」が生まれていることを考えると、
やっぱり「唯一絶対の神」というのはいないのでしょうね。
(⇒(1)~(8)の要件を見れば、一目瞭然ですよね…)

ただ、
他の神とは違う「神」として、
「世界を創り出した神」がもしも存在するのなら、
やはりそれは他の神とは区別して考えるべきなのかもしれないですね。

それと個人的に気になったのが、
「創った神」がいるのなら、
「破壊する神」もいるのかも…?ということです。

少なくとも、私たちが生きている間は出現しないで欲しいなぁ…(^^;)

お礼日時:2005/03/05 19:16

>ところで、なぜ「悪い心の存在」が許されたのでしょうか?


そのようなものはない方が、世界は平和になるような気もするのですが、
そうでもないのでしょうか??

植物や、動物は自由意志を持ちません。
その個生命の進化に応じた「叡智」が与えられています。
その「叡智」は自然に進化の方向を向くようにされています。
ですから、植物や動物は悪意は持たず、
そのまま進化してゆけるわけです。
例えば、みかんは、熟してくると、
黄色く色づき、芳香を放つことで目立つ、
という叡智を持ち、
動物や人間に食べられることで進化します。
これは、植物の有する細胞のエネルギーを、
より高度な生命体の肉体細胞に転化する働きで、
進化となるわけです。
ただ、
動物はそれ自身が生命を全うする他の目的がありますから、
これを人間が殺して食料とするのは、
理性の発達した地球人には罪となるわけです。

横道にそれましたが、人間には、叡智に加えて、
思考能力と自由意志が与えられました。
大神の創った「ロボット」ではなくなったわけです。
その自由意志を進化の方向に使うのも、
退化の方向に使うのも、自由です。
ただ、退化の方向に使うと
「苦痛」という精神作用が与えられるように
法則が設定されています。
食べ過ぎるとお腹が痛くなるのもそうです。
動物は食べ過ぎることは無いでしょう。
自由意志が与えられていませんから。

「悪い心」といわれる心も、
使ってみて、自分が経験してその結果、
苦痛を味わうことになると、止めるでしょう。
原因と結果が明確でないため、
因果律を否定し、苦痛を味わっても懲りない人もいます。
原因結果の法則すなわち因果律は、宇宙の大法則です。
人間は自らの自由意志行使の方向を
因果律を通して学んでいるわけです。
良き心は良き結果を生み、
悪しき心は悪しき結果を生じます。
ここに人間の心の進化があるわけです。

ここで一番重要な
進化にプラスする心とマイナスの心をまとめてみます。

◆進化にプラスの心

 強く、正しく、明るく、我を折り、宜しくない欲を捨て
 皆んな仲良く相和し、感謝する生活。


◆進化にマイナスの心

 憎しみ、ねたみ、そねみ、うらやみ、呪い、怒り、
 不平、不満、疑い、迷い、心配ごころ、咎めの心、
 イライラ、セカセカ、高慢、腹立ち

完璧にはとても出来ませんが、
日々少しずつ、
マイナスの心を出したら、出来るだけ反省し、
減らすよう努力することが何よりも大切なのです。
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この回答へのお礼

丁寧な御説明、ありがとうございます。

「悪い心」は、
人間に与えられた自由意志の、副産物のようなものなのですね。

やはり「進化」という不思議な仕組みを目の当たりにすると、
神の存在を感じずにはいられないです。

実は個人的には、
「人類が進化するかしないか」には、あまり興味がなかったりするのですが、
少なくとも「今現在の私たちの生活」をより良くしていくためにも、
「進化にプラスの心」を持って生きていきたいなぁ、と思いました。

お礼日時:2005/03/13 21:06

>それと個人的に気になったのが、


「創った神」がいるのなら、
「破壊する神」もいるのかも…?ということです。

再び失礼致します。

僕達地球人は今肉体を持って、この地球上に棲息しています。
が、
肉体を持たずに僕達に関与してくる意識体も存在している、
ということを認識しなければなりません。
今までこういうことは宗教の分野に追いやられていたことで、
インテリといわれる方々からは、
非科学的として一笑にふされていたことです。

その肉体を持たない存在のうち、大宇宙の進化法則に則り、
大神の大愛のシステムの下、
正しく僕達に関与される方々がおられます。
この御存在が宗教では「守護神」とか「守護霊」とか呼ばれる御存在です。

大宇宙には
上位の存在が「愛」を以て直下の存在の
守護・進化を司る役割が与えられ、
自らもそうすることにより進化し、
また、下位の存在は
上位に奉仕することで進化するよう仕組まれています。

逆に、
自由意志を与えられてからの生命は、
大神の下、この進化の法則に逆行する心と行動をとることも、
許されています。
このマイナス進化を極める生命体も存在するのです。

このマイナス進化を重ねた存在は、
地上の人間が発する心のうち、
「憎しみ、ねたみ、そねみ、うらやみ、呪い、怒り、
不平、不満、心配心、咎めの心、イライラ、セカセカ」
といった心と同調(心は波動でありますゆえ)し、
その人間と一体となり、活力を得、
色々とその人間を意識レベルでコントロールして
悪辣なことをする訳です。
殺傷事件等で、加害者本人が
「なぜ、あんなことをしたのだろう」と悔やむのも多くはこれです。

過去から今日まで、地球上の人間の出した上記の悪想念は
業想念となり膨大となって、今、地球をとりまいております。
そして今、それがもう飽和状態になっています。

ちょうど、これはコップの水に塩を溶かしていくようにです。
これがある一定の条件で飽和状態を越えた時、塩が析出してきます。

これが、地震、大津波、火山噴火、台風、異常気象、
カミナリ、火事のような
僕達には崩壊と見える現象となって
この業想念が消えてゆく訳です。
この時に同時に、マイナス進化を極めた存在が同調して荒れ狂い、
自己の生命エネルギーを燃え尽きさせるそうです。
僕達の想像を絶することですが、
生命進化と逆行する心と行動を取り続けたものの、
最後ということです。

これがcoffeefreakさんがおっしゃる
「破壊の神」というものではないでしょうか。
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この回答へのお礼

度々の御意見ありがとうございます。

やはり創る神あれば、壊す神も存在するのですよね…。

それが私たちの悪念と同調する、と考えると、
ちょっと怖い気がしました。

ところで、なぜ「悪い心の存在」が許されたのでしょうか?
そのようなものはない方が、世界は平和になるような気もするのですが、
そうでもないのでしょうか??
(→「善意」だけでは、人類、地球は存続し得ないのでしょうか…)

お礼日時:2005/03/13 13:25

この回答での「神」はおもにキリスト教の「ゴッド」のような、一神教の宗教定期実存について指します。



「神とは道具」だと私は考えます。

キリスト教の考えでは「全知全能の神がこの世を創造した」といわれていますが、私は逆です。人間が「神」というものの概念を創造したと考えています。

その根拠は2つ。
1つ目。(生物学にはあまり明るくないので間違っていたらすいません)人間しか宗教や神の概念を理解できません。これは人間が作り出したもの、ということがいえるでしょう。人間の作り出したものは道具です。ただ、神はあくまで物質的・肉体的な道具ではありませんが。
2つ目。神は完全ではありません。これはデカルトの神の存在証明に反論するために考えたことがあります。なぜ創造主は世界を作るのに6日もかけたのでしょうか?全知全能なら電光石火の速さで完成させるはずです。これでは全知全能とはいえませんね。
人間はいうまでもなく、全知全能ではありません。人間の作ってきたさまざまな道具も全知全能ではありません。この三段論法から「神は道具である」という結論を私は信じています。


かといって神を信じていないわけではありません。日本古来の神道が私は大好きです。

なぜかというと、神が寄り人間に近いからです。もともと日本は神と人間との関係は水平的です。黄泉の国に簡単にいけたりするのもそこからです。しかも八百万の神制度で、万能の神は確かいなかったはずです。これらが、神を、神というよりそれぞれの特殊能力のスペシャリストのような感覚を受けるのです。
お稲荷さんに見られるように神道は道具の要素も強いですし。


一神教と多神教の対比になりましたが、それは両者の神の性質の違いにあるからでしょう。
キリスト教にとられるかも知れませんが、それは私が神道のほうに傾いているからです。気分を害したらすいません。
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この回答へのお礼

御意見ありがとうございます。

naruseshowさんは、
「神の概念は人間が創り出したもの」との御見解なのですね。

私も、凡そその御意見に賛成です。

現在地球上で言われている「神」の多くは、
各地の民族や宗教の中で、生み出されたものなのだろう、
と、思っています。

ただ、これまでのご回答の中で、
No40さんがおっしゃっている「大神」という「世界を創造した神」が、もし存在するのなら、
その存在は、他の神々とは区別するべきなのかも知れない、と思っています。

この大神の存在は、人間だけに理解されるべきものではないと思いますし、
その後の世界をずーっと司っている、という必要性もないような気もします。

もし何か、この世界の「起源」を司った存在があるのだとしたら、
それはやはり、創造神(?)という意味で、
私たち人間とは関係なく、存在し得るものなのかな…、
と、今は思っています。
(⇒詳しく調べてはいないので、今現在の私なりの直感でしかありませんが…)

お礼日時:2005/03/06 13:02

嵐の時や困った時に祈るので、自分でも信仰が薄いと思います。

(のび太君がドラえもんにお願いするように)天災を見たり、経験すると地球そのものが神と感じます。宇宙は広く、地球よりはるかに巨大な惑星も多く存在しているので、神が沢山存在していますね。(事実、地球上にも沢山の神様が存在しますね)日本で縁起の良い七福神、実は1神を除き、他の6神はすべて他国(輸入?)の神様と聞きました。神に望むこと、戦争を無くして下さい。神の存在(宗教)が戦争の火種にもなっているので。日本の神話やギリシャ神話など、神様も戦争していますけどね・・。神が出来ないことは人間の起こす奇跡と聞いた事があります。
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この回答へのお礼

>嵐の時や困った時に祈る

私も同じような感じです(笑)

本当にどうしようもなくなったら神様に頼ってしまうかもしれませんが、
普段はあまり「神様」って意識しないですよね…。

でも、そのぐらいがちょうどいいバランスなのかな?とも思っています。

御意見、ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/05 18:57

最強の種となった今



それ以上何を神に求めるのだろう.

人間同士で解決しなさい!

でしょう.

それができなければかつていろんな種が出てきて

消滅していったように

人類もまた滅ぶべき種となるのではないだろうか. 

この回答への補足

すみません、誤記がありました。m(_ _)m

↓「それを神がどうこうできるものでもないだろう」です。

補足日時:2005/03/05 19:00
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この回答へのお礼

私は、特別、神様に何かを求めているわけでも、
すがろうと思っているわけでもありません。

単純に、その存在自体に興味があっただけです。

神頼みなんて精神的なものだと思っていますし、
占いの類もほとんど信じていません。

また、人類がもし滅ぶのであれば、
それも仕方ないのではないでしょうか?

もちろん、そうならないようにしていこうとは思いますが、
残るべきでない種は、当然に、自然淘汰されていくべきだと思います。

世界において必要とされる種でありさえすれば、
滅ぶこともないと思いますし、
それを神がどうこうできるものでもないのでもないだろう、と思っています。

結局は、自分たちが何を思い、何をするか、が全てなのだと思っています。
(もちろん、他の種の存在もきちんと考慮した上で、ですが…)

御意見、ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/27 02:05

神の存在を何故そんなに知りたがるんだろう.



人は何を望んでいる.

神を知ろうとすることか.

幸せに生きることのすべか.
 
神を知ることが大事か.

幸せに生きる術が大事か.

科学を駆使し最強の種となってもまだ幸せの何たるかを知らない.

神を求めるより人間がいかにしたらお互いに幸せに生きられるかを知ることのほうが重要だろう?
 
そしてそれを知っているのだろう.

ただ人間同士がまとまらないだけ

我欲を捨てられないから

それだけでしょ?

 
 

 
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この回答へのお礼

そうですね、
確かに「神の存在」を知っても、それが幸せには結びつかないかも。
でも、だから知る必要はない、というわけでも無いと思っています。

幸せに生きる術を知り、それによって人生を終える…。

それだけでも十分なのかも知れませんが、でも…。
私たちの存在、その起源に疑問を持ったままで、
本当の幸せを感じるのは、私には難しいような気もします。

「これでいいんだ」と、自分を納得させることができればいいのかも知れませんが、
わがままな私は、それで納得できないみたいです。

度々の御意見、ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/27 01:49

神の存在を誰の目にも明らかに証明できたら...



神は人間だけの神なのですか?

これが道だといった道は無い.

これが神だといった神は無い.

何故人間を主体にものを考えるのだろう.

言葉にならない言葉.

何でも人間の意識は知ることができると思っている.

傲慢さ.

自分が生かされている事も知らないで.

自分が他によって生かされていると思えたとき

自分自身が感じるだろう.

言葉にならないものとしての存在を.

 



 
   



   
 
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この回答へのお礼

>何故人間を主体にものを考えるのだろう
多分、自分が人間だからだと思います。単純に。

もちろん、人間には理解できない存在や世界があることも、否定はしません。
「全てを知ることができる」とは思わないですが、
知ることのできる範囲で知りたい、もし知ることができないなら、
その理由だけでも知りたい、とも思っています。

私たちは「生かされている」のでしょうか。
でも、私はそう感じ(思い)たくありません。
自分の力で、自分の意識で生きている、、そう思いたいです。

私の人生の鍵を握っているのはあくまでも自分であって、
たとえ神様であっても、それを変えるようなことは決してできないと、そう思いたいです。

御意見、ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/27 01:41

僕達、地球人はまず、この大宇宙を創造された、


「一」なる「大神」の御存在を知らねばならないと思います。
これが大前提です。
人間が神を創ったのではありません。
「大神」が人間を創ったのです。

この「大神」の下に僕達、個々の生命は少しずつ、少しずつ
進化発展をさせてもらっているわけです。
僕達、地球に住む人類も、その一人一人が「人間のからだ」という器を
住居として与えられた個生命です。
僕達の本体は「霊魂」すなわち「心」です。
個生命の進化過程は、凡そ次のようです。

惑星に生命発生の波動が送られ個生命が発生
→原始生命体から様々な進化経路を経る
→「己」の自覚→「理性」の発達→未開人類
→不良人類(霊界と不良星界を往復)
→優良人類(上級霊界と優良星界を往復)
→高級霊人→高級霊→聖霊→神々

順調な生命進化をたどれば、僕達地球人も、遠い遠い未来には
神々にまで進化できるということです。
僕達は、この中の不良人類から優良人類への過渡期にあります。
この不良人類から優良人類に移行するための大関門は、
おれが、おれがという自己中心の「我(が)」と、
宜しくない「欲」から脱却することです。
その上に「愛」を学んでいかねばなりません。

僕達は全て、「大神」の下で、神々を目指して
限りなく進化発展してゆく生命体なのです。
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この回答へのお礼

なるほど。
進化の過程から見ると、そういった考え方も出来るのですね。

欲から脱却し、愛を学ぶ。
そんな生き方ができたら、すごく幸せになれそうな気がします。

御意見、ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/27 01:26

 ええと、質問者さんが仰られていたのは、飽くまで「一般に言われる神様の定義」でした。

そう言う場所で偉そうに一席ぶってしまって、どうもすみません・・・。
 いささか勝手とは思いますが、ここは仕切り直しをさせて下さい。

 私が思うに、広く世間で言うところの「神様」が「神様」と人々から認められる条件。それを出来うる限りに突き詰めて行くと、最後には次の3つにまで絞り込めるのではないかと思います。
 ・1)「"人格"を持っている」
 ・2)「人間と交渉を持った事がある」
 ・3)「上二つの条件を満たす者の中で、最も高い能力を持っている(又は、そうした者の内の一人)」
 です。

 1)については、実際には人の心を持っているとは思えない動物神はよく神話に登場しますし、アニミズムの社会で敬われている諸霊に対して十分な説明になっていないかもしれません。
 ですが全体に"人格"を持っていない神格は、精霊、悪魔、半神、他の神の祭儀にのみ登場する信仰の対象にはならない存在、などと見なされて居る事が多く、普通の崇拝の対象とはまた違っている事も事実です。
 また2)については、そのアプローチの仕方は千差万別だと。3)については、その能力は必ずしも全知全能である必要は無い、とだけ指摘させて下さい。

 それから、質問者さんが示されました二つの条件ですが、もしこれらについて述べさせていただけるのならば・・・。 
 まずそれぞれの「神様」は、必ずしも世界を作った存在である必要は有りません。例えば世界中のパンテオンの主神達は、そのほとんどが所謂カオスか、又はカオス以外の非神格から生まれました。そのどちらでもない神様達はまるでこの世界が発生する以前から存在したようにイメージされる事が多いのですが、実際には、『太初、光明は上にあり(中略)アフラ・マズダは無限の光明に・・・いた』とか、『神の霊が水の表を覆っていた』などの例を見ても分かる通り、そうした神様を尊崇する神話においても、神様達がこの人間用の世界を作り出す以前からこの広い世界は存在していたかの様に記述されて居る事はしばしばです。
 またこの世の全てを知っている事も、実は必要無かったりします。なにしろ多神教の神様たちは普通は知らない事だらけですし、一神教の神様は他に神が居ない状況だから至尊の存在として崇されている訳で、この世に関する知識や情報量をどの位持っているか?は信者にとって信仰の質量を決める基準には成り得ないからです(実際には、アテン神もヤーウェ神も、事実上は全知全能とされていますが)。

 またその機能については、人間には回避不可能な超常の力を持って人々に「利益」または「不利益」をもたらす。定義については、前述の機能を果たしえる存在、ではないかと思います。

 あくまでもこれらは私の拙い私見に過ぎないものですが、それでももし、幾分かでも何らかの参考になれましたならば、それはとても幸いな事のように思います。
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この回答へのお礼

なるほど、「世間一般で言う神様」としてしまうと、
世界にはたくさんの神が存在するので、
それを定義しようとすると、それらの共通項にせざるを得なくなりますよね…。

1)2)3)とも、
これまでの他の皆さんの意見とは若干違っていて、
とても参考になりました。
実体が見えないだけに、そんなに厳格な条件があるわけでも、ないのでしょうね。

御意見、ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/20 22:53
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