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背理法以外の論証法について

論証法の特殊な例として背理法がよく挙げられます。ところで、論証法は他にはどのようなものがあるのでしょうか。背理法などではない、通常(?)の論証は背理法に対して、どのように呼ばれるのでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (23件中1~10件)

隠喩、類推、擬同型。

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人は神を認識することは出来るか?



なぜ人の心に善悪感が生じるのかと考えると、この気持ちがすでに“神”そして“悪魔”を意識し、認識している、と云えるのではないでしょうか。

火の無いところに煙は立たぬ。

これで十分だと思います。
証明は自身の心がしている、と云ってみたいです。

哲学は理+感の両輪があってこそ前に進むのではないでしょうか。
理と云う輪だけでは進めないはず。
“真理”の周りをくるくる回るだけのように思います。

まだ、一輪車のほうがいいでしょう。ふらつきながらも進めますから。
ただし、この場合の一輪は“感”ですね。
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この回答へのお礼

私的には、善悪の対比には、神と悪魔よりも、天使と悪魔の方が相応しいように思われます。そもそも、なぜ善悪が生じることと神が存在することが結びつくのか私には分かりませんでした。

神の存在証明はご存知ですか。Googleなどで検索するとヒットするので、そちらを参考にされてみてはいかがでしょうか。(ただし、いずれも既に論駁されています)

おっしゃる通り、哲学に直感は不可欠です。どれだけ論理を重ねても、最終的に直感に頼る必要があるでしょう。しかしながら、哲学において、直感に頼ることが有効なのは、人々が直感によって同じ結論を得られるであろう地点まで論理を積み上げた場合に限ります。

人々がいきなり直感に頼るのでは、各々が進む向きはバラバラでしょう。それと同様に、十分に論理を経ることなく直感に頼ったときに得られる主張は普遍的なものにはなり得ません。それは哲学ではなく、感想です。

お礼日時:2019/01/22 23:17

山崎弁栄という人は、明治から大正にかけて“活動”されたお坊さんです。


まだ世にはあまり知られていませんが、日本の仏教界に於いては別格扱いをされている様です。
人生の帰趣、と云うのが昨年の4月に岩波文庫から発売されました。
私はこれを“丸写し”するブログをやっています。ここ何年かは怠けていて、一向に進みませんが、それでも書籍の三分の一ぐらいまでは済んでいます。

哲学的には、無辺光と云うのがいいかも知れません。

このお方の残された「光明大系・全12冊」を私は現代のお経と位置づけています。
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人間は神を認識する事が出来るか?


それは出来る、と答えてみましょう。
とは云っても、そう易々と“認識”出来るとは思いませんが。

さて、誰もがご存知のお釈迦様、釈尊は神を認識した人=悟った人、と云ったら異議ありますか?
神を認識するとは、悟りの境地に入る事と同じだと思いませんか?

悟りの境地には、こころの“情”の世界と“理”の世界がある様に思います。

理的にはあの有名な般若心経があります。
色即是空・空即是色。
色=物は空=空(うつ)ろい行くけれど、その空=変化しながらも、色=物として存在する、と。

また情的には、人間のこころの仕組みを四聖諦で表した事です。そしてそれを八正道に繋げました。

だから、こうした釈尊の姿を見て多くの僧侶が、神を認識した釈尊の後に続けとばかりに修行し、神とコンタクトしようとしているのでしょう。
また一般人に於いても、釈尊から学ぼうとしているのだと思います。

この事実が、未だに打ち崩されていない事を思えば、これをもって神は認識出来る、と云う証明になるのではないでしょうか。

(今日は仕事に合間が出来たので、思うところを述べてみました)
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この回答へのお礼

まず、神の認識と悟りについてです。ここでもやはり、各人における神の定義が共有されていないことが問題になっています。たとえば、今でこそ、海外で瞑想・マインドフルネスが注目されるようになってきましたが、以前は、海外の人々は悟りという概念を持たなかったでしょう。すなわち、神を認識することと悟りの境地に入ることを結びつけることもなかったと思われます。

次に、 「だから、こうした釈迦の姿を見て」 の部分がよくわかりませんでした。(申し訳ありません。)この 「だから」 はどこを指しているのでしょうか。情理の世界があることですか、それとも、釈迦が神を認識しているということですか。いずれにしても(情理の世界があっても、釈迦が神を認識していても)、そこから、釈迦の姿を見てその後に続くとは限らないと思います。(他の理由で釈迦の後を続く人もいるでしょうし、そもそもそのような理由で続かない人もいるでしょう。)

最後に、仮にそれが事実であったとしても、人々が長い間あるものを信じ続けたから、それが正しいことであるとは限りません。たとえば、天動説は長い間信じ続けられましたが、地動説の方が正しいということが後に判明しました。

お礼日時:2019/01/20 17:11

No.18へのお礼文が私には役立ちました。

成る程と。
今度の火曜と水曜が休みなので、再度考えてみたいと思います。

神は認識できないか?とかを。

☆ 山崎弁栄という人に付いて、少しは調べましたでしょうか。
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この回答へのお礼

こちらこそ、回答 no.18 について、ありがとうございました。興味深かったです。

山崎弁栄についてはインターネットで少し調べました。ただ、詳しく説明されているページが見つからず、思想についてほとんど理解できていない状態です。汽笛さんはこの方の思想を好んでいるのですか?

お礼日時:2019/01/19 15:59

神って何?



精神は見えない。“私”は見えない。“私”は精神である。
“神”は見えない。“精神”は見えない。“神”は精神である。

精神である私には“体”がある。
由って、精神である神の“体”は宇宙である、と思える。

太古の昔から、人間と云う生き物は“神”の存在を意識してきた。
恐れ慄き、それゆえに敬い、崇拝してきた。

親と子の関係も似ている。
親と子の関係は精神に於いて障碍するものがない。虐待を受ける子供でさえその親に縋り付き、救いを求める。
精神には、障碍と云うものがないと云う事は、神と人間とのつながりを示唆する。

親と子の心が同質であるならば、神の精神も人の精神と同質であると云える。親子同様、常に我々は神とコンタクトし合っている。
決して神は〈非思考〉という表現で表す存在ではない。

☆ 今年は猪突猛進。飛躍の思考も躊躇いません。演繹とか帰納とかは、いまだによく分かりませんが、こんなふうに考えを進めていきます。不十分すぎますが、このままでの投稿です。
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この回答へのお礼

私の主な関心は心の哲学にあり、議論の形式についてはともかく、内容、すなわち、神についてはあまり詳しくありません。ご留意ください。

神、精神、私の同一性の証明について、見えない という根拠では力不足だと思いました。見えないものは他にも多くあるように思われます。たとえば、美などもそうですが、もっと身近なもの、空気やミジンコなども見えないものでしょう。

やはり、神を実在するものと仮定して、存在論的なアプローチをするのは難しいように思われます。実在するが、見たり触ったりできない、つまり、認識できない神では、検証ができず、定義が共有できないので、どうしても水掛け論になってしまうのです。

実際、親と子・神と人の類推がそのようになっています。たしかに、ある部族にとっては、神は畏れ敬う対象で、神は親に似ていると思うかもしれませんが、ある部族にとっては、神は忌み嫌う対象で、神はゴキブリに似ていると思うかもしれません。(ちなみに、私は、神は、もっと身近で寄り添ってくれる存在、松葉杖のような、そのようなものな気がします)

現代で、神について考える場合、一般的に用いられるのは認識論的アプローチだと思います。たとえば、神という概念はどうして誕生したのか。一つのありえそうな回答は進化論的なものでしょう。神という概念が共有されている集団は統率が取れやすく、その結果、生存競争に勝利した、だから、私たちには神という概念が備わっている。ただ、こういった認識論的アプローチで得られた知見に基づいて、存在論的なアプローチが再興し、神が実在することが証明される可能性はあると思います。しかし、神の認識不可能性を克服しないまま、存在論アプローチで神について議論することは、私には難しいように思われます。

お礼日時:2019/01/18 10:39

仮説逆演繹法、というのを検討中です。


今週の木曜日に投稿出来るように頑張ってみます。

挫折放棄の可能性大なので、期待せずに待ってみて下さい。

みゃーさんは、山崎弁栄(べんねい)という方をご存知ですか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
既存の推論方法を改良して論証に取り組む姿勢に驚きました。(成功の見込みの有無はおいておいて、)そのようなやり方もあるのですね。勉強になりました。
この質問の回答欄がいつまで利用できるのか分かりませんが、気長に待ちます。是非、よろしくお願いいたします。

申し訳ありません。山崎弁栄については知りません。仏教については、瞑想についていくらか知っているくらいなので、いつか勉強したいと思います。

お礼日時:2019/01/15 17:04

絶対、と云う言葉を相、対するものの無い・二つと無い、と云う意味に受け止めます。



神、と云うものを精神とする事によって、この世の疑問に説明ができるようになるのではないでしょうか。

人の心に意思と理性と感情があるように、神と云う精神にもそうした働きがあると見るのです。
でも真実は、宇宙の大精神にそうした働きがあるから、神によって作られた人間のこころもそのような働きをするのだと云えると思います。

宇宙は時間と空間と物質で成り立っているとは思えますが、そこに他の要素を加えようと考えてみても、何も思い浮かびません。

また、物質は常に運動をしていて、それは理的なものである事は科学・化学が証明しています。そしてその変化には原因があって結果が現れますが、これは物と物とのぶつかり合いなので、精神の働きとしては感覚に当たると思います。

意、に関しては人間の意思や意志が生存の力になっているように、神の大精神の意の力が宇宙を存在させていると、想像するのです。

こうした考えを根本に置いて物事を考えれば、過去の哲人達が求めてきた真理なるものが現れてくるのではないでしょうか。

☆ これって、演繹法なの?それとも帰納法なの?どっちなの?
☆ それともどれにも当てはまらず、単なる思い付きでしかないのでしょうか?
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この回答へのお礼

演繹法と帰納法と仮説演繹法の例を以下に示します。

演繹法
前提1 よく勉強すれば、成績が良い
前提2 成績が良ければ、大学に合格する
結論1 (故に、)よく勉強すれば、大学に合格する

帰納法
前提1 彼は国語の成績が良かった
前提2 彼は数学の成績が良かった
前提3 彼は英語の成績が良かった
結論1 彼はどの科目も成績が良いに違いない。

仮説演繹法
前提1 彼は賢ければ、数学の成績が良いだろう。
前提2 事実、彼は数学の成績が良かった。
結論1 彼は賢いに違いない。

もし、貴方様の回答がいずれかの形式に整理できるようであれば、演繹推論、帰納推論、仮説推論と呼べるでしょう。

これは質問の主題から逸れてしまいますので、願望ですが、もしよろしければ、是非、整理していただきたいです。(個人的に興味があるのです。)

お礼日時:2019/01/13 17:15

《永遠》という言葉があります。

誰もそれを生きたことはないにも
かかわらず。

《無限》は 二で割っても三で割っても その商は もとのままの
無限です。

非知についても:
★ それが実際に世界でどのような振る舞いをするのか
☆ は これら《絶対性》なる―― いちおうは――概念の《振る舞
い》に準じます。


あたかも《世界精神》が 理性の狡知か何だか知りませんが この
経験世界で《振る舞う》その姿と同じように 《非知なる普遍神》
についても 明らかにせよ! とおっしゃるのでしょうか?


《有る神》派と《無い神》派とに分かれて そして前者では いろ
んな個別の名前がついて それぞれ信仰されている。――これが
経験事象としての姿だと言えば そういった仮りの説明になりまし
ょう。



回答№11の所論をもっとしっかりと読んでください。

世界の誰も言っていないことなのですから ためらったり・うたが
ったりするのは 無理からぬことではあるのでしょうが その最先
端の理論を たのしんで味わってみてください。
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№13お礼欄でお答えになった反論につきましては 回答№11の


所論によって すべて説明していると考えます。

《非知》についてだけでも 可知や不可知との違いなど しっかり
と定義されているはずです。

あなたが 受け容れようとなさらない。だけだと見ました。

その証拠に 具体的な反論は何ひとつありません。方法論に終始し
て 自己防衛にやっきになっておられる。

カントなんて まったくの失敗作ですよ。批判哲学。神学の批判が
ありましたね。第四批判と呼ばれるような。いったい何を言ってい
るのか。まったく見向きもされないぢゃないですか。

うんぬん。
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この回答へのお礼

非知がどういったものか とは、定義についての問いではありません。それは、たとえば、それが実際に世界でどのような振る舞いをするのか といったことです。たとえば、猫の定義を暗記したからといって、現実世界の猫の振る舞いについて知り尽くしたことにはならないでしょう。

具体的な反論がないのは、貴方様の理論が論証として成立していないからです。論証でないものに反論することはできません。方法論に終始するのも同様の理由です。論証が成立していないのですから、論証の方法から話すしかないでしょう。

お礼日時:2019/01/12 21:25

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