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音響機材についての質問です。PAシステムを作るときに、パッシブスピーカーをパラレル接続する時にΩが半分になりますが、音の出力もそれだけ弱くなると言うことでしょうか?また2つのスピーカーが4つのスピーカーになった場合は効果はどのように変わるでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

二つのスピーカーを直列(シリーズ)に繋ぐとインピーダンスは倍になります。


二つのスピーカーを並列(パラレル)に繋ぐとインピーダンスは半分になります。
アンプのボリューム位置が同じ、スピーカー一個場合とで比較すると
前者は音量が半分になり後者は音量が倍になります。
これはインピーダンスの影響でアンプからの信号が流れ易くなるか流れ難くなるかが変わってくるからです。
机上の計算でこのようになりますが実際に得られる音量は違ってきます。
前者では振動板面積が倍になるので音量半減が帳消しになり
後者では振動板面積が倍、流入信号も倍になるので合計4倍になります。
しかし二つのスピーカーは相互干渉しあうので前者では2/3程度、後者では3倍かそれ以下の音量がせいぜいになります。
使用状況により、重なる周波数帯により変化があるので ズバリこの数字になる と言い切れないのが実情です。

二つ以上のスピーカーを縦に積むか横に並べるかで音の拡散の仕方が変わってきます。
前述のように相互干渉があるので音の伝播の具合が変わってきます。
無難なのは縦二段に積み上げたセットを二つ用意し
その2セットを30~60度の角度を付けて置くことです。
それ以上の数を用いる場合はPA屋さんに依頼してください。
餅は餅屋です。

二つ(2セット?)のスピーカーを同じアンプに繋ぐ場合は合計インピーダンスが低くなりすぎないように配慮が必要です。
アンプの仕様欄を見て適合数値の範囲内に収まるようにしてください。
特にPAの場合はボリュームMAXもあり得ますのでアンプの負荷は増大します。
保護回路が働けば音が出なくなるだけで済みますが
最悪の場合は発煙してアンプはおしまいです。

インピーダンスの話題になるといつもの方が「周波数によって抵抗値が変わるので問題ない」と混ぜ返すのですが非常に迷惑な意見です。
回答者を挑発しているのか質問者をからかう目的なので相手にしないでください。

なおスピーカーの抵抗値は周波数帯によって大きなうねりが出ます。
これは銅線を撒いたコイルがマグネットの中を動くのでコイルの抵抗値が変動するのです。
そのためスピーカーでは抵抗値と呼ばずに「インピーダンス」と表現します。
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この回答へのお礼

あなたに会えてよかった

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2021/01/19 17:20

パブリックアナウンスですよね。


どんな設備ですか? 体育館? コンサート会場? 学校(の各教室)
それぞれによって スピーカの配線方法が変わってきますので、詳しい状況をいわれたほうがいいですよ。
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なんにしてもアンプを入れる。

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