
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
基本的にはなにか問題を解決できたとおもったら、また次の問題がでてくるのですよ。
19世紀末には、物理学はすべて問題が解決したと考えられてきたのです。1900年に、大御所物理学者ケルビン卿は「19世紀物理学の二つの暗雲」に関する、有名な、講演を行なっています
「原理的な問題はすべて解決してしまい、いまや物理学は、地平線上に小さな雲が二つ見られるほかは、きれいに晴れわたった青空にも比せられる」
その二つの暗雲というのはエーテルの風を感じられないことと、ケルビンの言った、19世紀物理学の2つの暗雲とは、一つは光を伝える媒質であるエーテルに対する地球の相対的運動による「エーテル風」を観測できないこと、もう1つは熱放射のスペクトルを説明できないことだけだったのです。
前者の解決として相対性理論が、後者の解決として量子力学がでてきて、これまでの古典的な物理学は大変動を受けました。20世紀の物理学はこの二つの大きな柱にささえらています。
このように、問題が解決したらまた別の新しい問題がでてくるのが自然科学です。真理にはどんどん近づいていくけれど、永遠に真理にはたどりつかないのでしょうね。
No.1
- 回答日時:
>物理学者達は生きる目的を失った事になりますか?
それはそうかもしれませんが、現実に宇宙の万物が物理学で説明できるようになることはあり得ないと思います。
物理学者たちの存在価値は当分の間、安泰だと思います。
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