ショボ短歌会

私は以前、複数の本やネット記事などで、「海外では政治の話はNGのイメージがあるが、実はそうではなく、欧米ではガンガン政治の話をする。日本人もそうすべき」との主張を見た覚えがありますが、私は現在自身の経験から、極力政治の話題は出すべきでなく、出すなら予め考え方が似ている人にだけ出すべきと考えています。

一番懲りたのは、社会人になった後、両親と政治的な考え方が正反対であり、全く相容れないことに気付いたことで、一度議論した後、しばらくギクシャクしました。今では互いに極力政治関連の話題を出さないようにした結果、無駄な親子ゲンカは避けられています。

結局政治的な見方がある程度確立した社会人は(素人の)正反対の意見を聞いて考え直すことなど滅多にありませんし、政治的信条は人間の属性の一側面に過ぎないので、その面だけで敵味方に分かれるのは虚しい気がしています。西南戦争のような本格的な内戦になれば敵味方に分かれることを迫られるかもしれませんが、少なくとも現在はそこまで切迫していませんし・・・。

皆さんは身近な人と政治的な話題で対立して悩んだことはありますか?

A 回答 (4件)

>「海外では政治の話はNGのイメージがあるが、実はそうではなく、欧米ではガンガン政治の話をする。

日本人もそうすべき」

私も聞いたことがあるような気がします。 経験上、考えにくいです。 多分嫌われます。


学生時代の友人や仕事の関係で多数の国籍や文化圏の人達と話をする機会を持ちました。 政治的な発言を公共の場で発することがエチケット違反であることは日本の常識と全く一緒、世界共通だと思います。

家族や親しい友人と政治や宗教、倫理観、生活信条などの話をすることはあります。 超えてはならない一線を理解しているからです。 日本も同様でしょう?

30年前、米国の大学に留学していました。 野球やバスケットボールの話題が厳禁という噂を信じていましたが、こんなものはランチの最中普通に会話していました。 日本でプロ野球の話題を適当に流すのと何ら変わりません。 噂は嘘でした。

大統領選挙でどちらが勝つかとか、どちらを応援しているかも、(当時は大らかで)教授や友人と話題になることはありましたが、超えてはならない一線は「日本同様」気を付けます。 そんなものです。

もう、4年経ちますが仕事の関係でケンブリッジに11か月滞在していました。 英国がEUを離脱するかどうかで論争が激しかった時期です。 国民投票で離脱派が優勢という結果が出た年か、その翌年くらいだったように記憶しています。

私の職場では、その話題に触れないのがエチケットでした。 当然だと思います。

大家のおばあちゃんとはこの件をよく議論しましたが、私が日本人だから許されたのだと思います。

それでも一度だけ大失敗しました。 EU離脱反対派のおばあちゃんだから大丈夫だろうと思って、(当時は保守党の一議員に過ぎなかった)ボリスジョンソンの悪口を言ったら、態度が急変してしまった。 無礼な態度に呆れたのだろう。

親しくなっても、超えてはならないものは存在します。 日本と何ら変わりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。米英の滞在経験があるというのは、すごい方ですね。非常に興味深いご経験で、質問した甲斐がありました。

超えてはならない一線を理解しているかどうかは、重要な点ですね。ただ、私の経験不足でしょうが、相手の超えてはならない一線を守るのは、政治的話題に関しては難しい気がします。人によって余りに一線の引き場所が違うので、正直よく分からないんですよね。

家族内で超えてはならない一線を把握するため、一度は激論を戦わせるのも良いかもしれませんね。

お礼日時:2021/02/19 22:00

結局政治的な見方がある程度確立した社会人は(素人の)


正反対の意見を聞いて考え直すことなど滅多にありませんし、
 ↑
まず、無いですね。



政治的信条は人間の属性の一側面に過ぎないので、
その面だけで敵味方に分かれるのは虚しい気がしています。
 ↑
政治的信条が人格を構成している
場合もあります。
そもそもですが、思想なんてのは人間の
幸福のためにあるのです。
思想のために人間が存在しているのでは
ありません。
思想のために、不幸になる、なんてのは
本末転倒です。



西南戦争のような本格的な内戦になれば敵味方に分かれることを
迫られるかもしれませんが、
少なくとも現在はそこまで切迫していませんし・・・。
  ↑
西南戦争では親子で争ったこともある
らしいです。



皆さんは身近な人と政治的な話題で対立して
悩んだことはありますか?
 ↑
ありません。

ワタシは保守ですが、共産党支持の
友人もおります。
時々議論しますが、そんな深刻な対立
なることなどありません。

政治的信条が人格に入り込むほど
打ち込んでいるわけでもありませんし、
そもそも一庶民がどう議論しても
大勢に影響など無い、
そういうことがお互いに判っているからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。保守にして共産党支持の友人と議論できるというのはすごいことですね。

>政治的信条が人格に入り込むほど打ち込んでいるわけでもありませんし、
そもそも一庶民がどう議論しても大勢に影響など無い、

本当のところは、一庶民でもチリも積もれば山となるで(語弊がありそうですが・・・)、選挙を介して政治を動かすので、一人一人が誰かを議論で翻意させることができれば、日本の流れを変える原動力になるんだろうとは思うんですけどね。理想と現実というか、私も含め大多数の人は活動家じゃなく、自分の仕事があるので、回答者様のように政治的議論は程々に、というのは同感です。

お礼日時:2021/02/19 22:18

身近な人とは政治的な話はほぼしません。


ある程度同じ情報を、知っていないと話にならないと思います。
家族内ではテレビを見ながら、あれこれ言う事はあります。
ただ、テレビ解説と自分の意見が違う事が多々ある為に、言っても無駄と思われている様で、最近特に多くなって来た感じがします、
政策や結果への是非の範囲内で言っている分には左程問題ないと思いますが、ついつい対象者への悪口や誹謗中傷が入ってしまうと険悪になります。

「陰謀論」ですが家庭と世代格差の話が下記にあります。
www.youtube.com/watch?v=f0PDhMZf6Yc
(先頭URL省略 https://)別の質問でも出しました。

社会主義・共産主義と保守主義は水と油の関係で、伝統を重んじる保守的な人は社会・共産主義を恐れています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私と似た状況ですね。正直、最近コロナを軸に特に政治的対立が激しくなっているので、実家で一緒にNHKニュースを見る機会がなくなり、その点はホッとしています。

お礼日時:2021/02/19 22:02

昔の話ですが、父は戦後育ちで共産党のことを「アカ」と呼んでいました。

別に父は政治的思想があったわけではなく、子供の頃からなんとなく「アカはいけないものなんだ」と周囲から刷り込まれていたようです。

思春期を迎えた私は父に素朴な質問として「資本主義も共産主義も、基本的には富の分配方法を巡る考え方の違いであって、いちがいにどちらが良い悪いと言える問題ではないのに、なんでアカと毛嫌いするの?」と質問して、家の中がなんとも言えない気まずさに包まれました。

うちの父が偉かったと思うのは「うるさい、屁理屈をいうな!」と一喝はしなかったことで、しかし察しのいい僕は「あ、この話題はまずいんだな」と悟り、二度と政治の話はしませんでした。

さて、質問文に「海外では」という非常に大雑把なくくりがありましたが、日本以外の国はすべて海外なわけで、日本以外のすべての国地域に共通する常識などあるわけはないと思います。
「欧米では」という話ならわからなくもありません。
確かにガンガン政治の話をしているような気がします。行ったことないので知りませんが。

特にアメリカの場合、政治的思想の前に民主党支持か共和党支持かという問題があり、家庭内でもそれで揉めることがあると聞いたことがあります。

個人の意見を尊重する文化があるアメリカならさもありなん、という気もします。
しかし、アメリカ人もまんざらバカばかりではないと思うので、ビジネスの現場など「相手と揉めたくない」シチュエーションではやはり政治の話はご法度でしょう。

なお、日本の場合(どこの国でも一緒と思いますが)、大して政治のことをわかりもしないくせに、安倍さん菅さん、自民党、何でも悪口さえ言っていればいいみたいな阿呆もたくさんいるので、政治の話をオープンにしたところでろくなことにはならないだろうと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「海外では」は間違えました。お察しの通り、欧米のことです。実際のところ、家庭内でどんな風に政治的な話題を語っているのかは興味深いですね。ひょっとしたら洋画を注意深く見ていれば、そういうシーンがあるかもしれません。

>うちの父が偉かったと思うのは「うるさい、屁理屈をいうな!」と一喝はしなかったことで、しかし察しのいい僕は「あ、この話題はまずいんだな」と悟り、二度と政治の話はしませんでした。

こういう家族間の思いやりが大切なんでしょうね。良い話をありがとうございました。

お礼日時:2021/02/19 21:49

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