天使と悪魔選手権

2p軌道のほうがエネルギー準位が高くなるのは、2p軌道は2s軌道の電子によって遮蔽されていて有効核電荷が2s軌道よりも小さく、原子核によってひきつけられる力が小さいからなんでしょうか。

A 回答 (2件)

多体問題と言うのがあって、多電子原子の軌道は計算出来ません。


水素原子の軌道へ、無理矢理、電子を沢山突っ込むのでおかしなことに
なります。
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量子力学で解が得られたのは、水素原子のみです。


遷移は、例えばn=3→n=1となります。
水素原子の角運動量量子数l=0の1sはn=1、角運動量量子数l=1の
2s、2pはn=2と同じエネルギーです。
n=3には、3s、3p、3d軌道が縮退しています。
折角の量子力学が役立たずに終わってはもったいないので、生まれたのが
分子軌道法です。
例えば、メタンは炭素原子のn=2へ水素原子が4個接近してきて、n=2
の縮退が解かれて、2sと2pでsp³の混成軌道が出来たとして、4つの
sp³軌道へ水素原子が結合したとしています。実際のメタンの立体構造に
合わせたのですが、他の有機物でも上手く使えて分子軌道法は広く使われて
います。
残念ながら、質問者さまのお考えは古典的なお考えになります。
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この回答へのお礼

結論として多電子原子の2s軌道が2p軌道よりもエネルギー準位が高くなるのはどうしてでしょうか。

お礼日時:2021/04/30 18:23

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