A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
No.3さんは勘違いされていますが、
重付加と付加重合とは全く別の重合反応です。
混同してはいけません。
また、付加縮合は付加重合と縮合重合で高分子になることでもありません。
合っているのは重縮合は縮合重合というところだけです。
縮合重合=縮合重合=重縮合 全て同じ重合反応です。
複数の呼び方があって混同しますね。
No.2さんの説明でよろしいかと思います。
具体的なポリマーとしてはナイロン6・6やPETが有名ですね。
wikiで縮合重合を調べると不適切な説明が散見されますので
教科書を見た方が良いですね。
重付加はポリウレタンの合成に使われているのがが有名ですね。
イソシアネートとアルコールとの付加反応を利用して
高分子を合成します。
付加重合はポリエチレンなどの合成に利用されますが、
エチレンにラジカルやイオンが付加した際に付加された
エチレンはそのまま活性を保ち、次のエチレンに付加
していきます。
つまり、付加重合は連鎖反応で反応が進行します。
重付加の場合、イソシアネートとアルコールが付加しても
他の官能基に直接影響を及ぼしません。
つまり、こちらは逐次反応です。
重合の進行に従って分子量が増大しますが、重合率と
分子量がとの関係が連鎖反応と逐次反応とでは全く異なります。
付加縮合は、付加反応と縮合反応の2つの反応で
高分子になることです。
フェノール樹脂が代表的ですね。
まず、フェノールにホルムアルデヒドが付加します。
フェノールを(HO-ph)で表すと
HO-ph + HCHO → HO-ph-CH2OH
付加反応でメチロール(-CH2OH)が生じます。
このメチロールと他のフェノール分子から水が取れて
HO-ph-CH2-ph-OH とメチレン(ーCH2-)によって
フェノール分子がつながります。
この付加反応と縮合反応の繰り返しで高分子化することを
付加縮合重合と言います。
他には、メラミン樹脂、尿素(ユリア)樹脂など
熱硬化性樹脂を作る方法ですね。
こちらも逐次反応で進みます。
No.2
- 回答日時:
定義で言うならば、
重縮合:単量体どうしが反応する時に,2つの分子からそれぞれの一部が小きい分子(多くは水)となって除かれる反応(縮合反応)で高分子化合物が生まれることで、基本的に重縮合を起こす分子は、官能基を2個以上もち,その部分の間で縮合反応を起こしてつながって行きます。
>重付加や付加縮合との違いは何ですか?
1.重付加との違い
反応時、重縮合では水や塩酸などの低分子が副生し、これを系外に脱離しながら重合が進みますが、重付加では副生物質は反応せず、官能基同士の反応によって重合が進みます。
2.付加縮合との違い
付加縮合とは付加反応と縮合反応が繰り返されることです。重縮合では違いますよね?
No.1
- 回答日時:
ここで誰かが何かを答えたとして、その回答が正しいのであれば、そこに書いてあることは教科書とかに書いてあることと同じであるはずです。
教科書なり、ネットなりで調べたことが理解できないのであれば、その部分に絞って質問すべきだと思いますよ。漠然とした質問の回答と言うのはそういうものです。
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