一回も披露したことのない豆知識

【長文ですがまじめな質問・疑問です。この疑問にお付き合いください。】

今日のTBS系 朝7時30分 がっちりマンデー で紹介された、
アイデア https://aidea.net/ という会社は二年前に起業したベンチャー企業だそうです。

私は、受注生産のオーダーメード機械器具製造業勤務の経験が長いのですが、
この会社がどうしてそんなに急に伸びられるのか不思議に感じました。

【ネット検索して見つけたサイト】
日本の新しい電動バイクメーカー「アイディア」が原付一種・二種相当の新型車〈AAカーゴ〉を販売開始
https://www.autoby.jp/_ct/17369775

Aidea 池田 元英社長 電動バイクに電機を貯める第3の選択肢
https://www.netdenjd.com/articles/-/222042

バイクの工場というところのグーグルストリートビューを見てみると、
衣料品店→小型ホームセンター→八百屋→輸入バイク販売店→現在とテナントが変遷しているようです。
https://www.google.com/maps/@35.5628982,139.3469 …

その中で、ADIVAというイタリアのバイクメーカーにたどり着きました。
https://en.adiva.it/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
電動バイクの製造となると 機械と電気、電子の融合です。
車両特有の問題もありそうです。

道路運送車両の保安基準(2021年4月28日現在)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_00000 …

多数の許認可が必要になりそう。

ガレージメーカーが公道を走れる動力車輛を製造販売するとなると、
とてもハードルが高そうに感じます。

そのほか、長期にわたる信頼性 パーツの安定調達ができるのだろうか?
(エンジン車両に比べると電動車両は精密機構が減るかも知れないが、出来合いの部品を買ってきて
 組み立てるだけとは言えない気がします。)

昭和20年代は、エンジン付き自転車がありました。(昭和30年代の子供時代に見たことがあります。)当時の法は今より緩かったかも知れません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長い前置きになりましたが、

私の所属した会社であれば、応用すれば作れそうな社内技術があっても
この事業に踏み切ることは無理そうです。

考えれば考えるほど、

総務 経理 法務 営業 製造 製造技術 資材調達 調達部品の受入検査 
一式を外注するにしても、その調達先管理 
部品の在庫管理、 品質管理 品質保証 金型貸与・・・考え出せば限りなく出てきます。

その上に、膨大な法の対応が必要になりそうです。
設備投資も必要 資金調達もかなめです。金融機関の支援を取り付けるのも必要です。

二輪車メーカーから車両特有の電気関係 機械関係などに明るい人材を
ヘッドハンティングしたとしても、簡単に、公道を走れる車両の事業を起こせるとは思えないのです。

このような会社は、どうやって短期間で事業化できるのでしょうか。
バックに、黒子のように 二輪車製造業が介在するのでしょうか。
(イタリアのバイクメーカーのバックアップ?)

受託製造サービス業が存在するのでしょうか
https://www.ipros.jp/cg2/%E5%8F%97%E8%A8%97%E8%A …

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    本文に書き忘れましたが、工業所有権(特許など)の問題も大変そうです。
    また、工場となると、環境対策なども大変そう。

    寄せ集めの人材は、また出ていくかもしれない。
    業界渡り鳥の人材で大丈夫なのか?

    心配が尽きません。

      補足日時:2021/05/02 12:06

A 回答 (1件)

中国製の電動バイクがよくありますが、ほとんどは無名メーカー。

メーカーと名乗るのもおこがましいような家内工業みたいなところが多いです。品質もそれなりですが、一応、ちゃんと走る。w
パーツ単位でキットみたいにして製造されているのを組み合わせるだけです。誰でもメーカーになれる。フレームぐらいはオリジナルですけどね。
エンジンよりずっと簡単だし、あちこちのOEMで作れるでしょう。

小型バイクの保安基準なんて緩いでしょ?
原付2種だったら高速だって乗れないし、最高速も60かそこらに規制されてるし。
そのリンクだって、二輪車は灯火と排ガスぐらいしかないじゃないですか?
電動だから排ガスは関係ないし、要はヘッドライトとテールライト、ウインカーが一定の照度で点けばいいだけの話。車体は乗員を保護できなきゃいけないけど、それは乗用車の話であって、むきだしの二輪車に保護もへったくれもないし。

おもちゃの東京マルイも、以前、電動バイクを(作って)売ってました。カウルとフレームはオリジナルみたいですが、モーターは汎用品みたいだし、コントローラーも。
Fフォークなんか、中華メッキであっというまに錆だらけ。
で、普通の値段の割にそんなだから売れない。結局、撤退。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。外国製の格安自転車のフレームが突然壊れてけがをしたという事例を聞いたことがありますが、家内工業のようなところで作られたものであれば動力を持った車両となるともっと危険ですね。
(私の会社では、その点が検証できないと市場に商品を自信をもって出せません。)
わずか二年で起業家がリスクが高い商品を商業ベースにのせて世に売り出せるのが不思議です。
(逆に、この分野で二輪車メーカーが商品化できないのでしょうか。)
特許の紛争が起きると泥沼化します。

私のいたところでは、せっかく世に出した商品が、特許で訴えられ、拒絶できずやむなく市場撤退したことがあります。設計者は、まねたのではなくたまたま競合メーカーと同じような機構を考えたようです。
そのインフラで使う電気機械製品(ここでは具体的には何かの記載は避けます。)の市場は30年の時を経て飛躍的に発展しました。
都市部に住んでいる方であればだれでも毎日のように使うものです。
当時若かった私、特許料を払ってでもその事業を続けていたら、激しい競争にはなっただろうが、会社の姿が変わっていたのではないか と今でも残念に思います。

お礼日時:2021/05/06 10:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!