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プラスチック製品は、金属金型のオスメスを作って合わせ、その隙間に溶かしたプラスチック樹脂素材を圧力をかけて注入し、隙間に充てんすることで型通りの製品を作ります。

この金型ですが、現代ではコンピュータ制御されたマシンに3次元の設計データを入れれば、その通りに作ってくれる事でしょう。また、その設計図もCADなどを使用して作りますから、いまどきドラフターとかT字定規などの出番もないでしょう。

しかし、それは現代の話です。
プラスチック製品やポリ製品が出始めの頃のプラ製品、ポリ製品はどうやって金型を作っていたのでしょうか?
ポリバケツなど、単純な形ながら、完璧な直線、曲線、一定の厚みを持っています。
この金型を作るのに、槌とノミでこつこつ彫刻していたら時間もかかるし、あれほど正確なものは作れません。しかも大量生産のためには金型も大量に必要ですし、消費者の要望に合わせて多数のサイズや形を用意しなくてはなりません。

ベーゴマや和同開珎のような物でしたら、実物大の型を作って、それから「砂型」を作り、それに溶かした素材金属を流し込めば作れますが、複雑な形の射出成型の型に砂型は使えません。(ごく単純な型ならイケるかもしれませんが)

木製の型でオスメスを作る、ということも出来なくはないですが、おそらく射出の圧力に耐えられないでしょう。(これもごく単純な型なら可能かもしれませんが)

ポリバケツやプラスチック洗面器などが出まわり始めたばかりのころの、「射出成型の金型」はどのように製造していたのか、ご存じの方、ご回答お願いします。

A 回答 (3件)

バケツのような丸い円筒形なら旋盤がありました。

合成樹脂は昭和のはじめの1930年代ごろには実用していましたし、金属加工では旋盤もすでに実用的につかわれていました、平面を削るのはセーパやシカル盤がありますし、穴をあけるボール盤も昭和のはじめにはありました、金属工作は蒸気機関を発達させるために実用化しましたので蒸気機関とともに発展し、多くの機械や兵器の生産につかわれました、蒸気機関車を見ると車輪を丸くつくり、軸受けで軸の回転をささえ、シリンダーを中繰りで仕上げてピストンを作っていましたので金型もできます、もちろん今とはくらべものにならないような性能の工作機械ですし、機械でできない部分は手作業のヤスリやタガネで形状を作っていました、
金型をつくる主力は今はマシニングセンタですがこれの基礎となったフライス盤は工作機械としては後からできた方です、それでも1940年ごろにはメリカのシンシナチイやブラウンシャープが有名です、ちなみにフライス盤は英語ではミーリングマシンなのでスペルを調べて検索してみてください、いまでもフライス盤の主軸テーパの寸法がインチなのはアメリカの規格がいまでも使われているからです

放電加工が実用化したのは1960年代後半ですからプラスチックができてからかなり後のことですね

すでにご自身で調べての質問のようですが、産業革命からの機械工作を調べると良いと思います
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

よくわかりました。

お礼日時:2014/12/24 22:15

大きなものでは無かったですが、小さな物の加工で私の知って居る物での経験です。


一番最初のころは、それこそ人の手で素材を叩いたり凹ましたりで作って居ました。
色々な物を安く大量生産出来るころは、放電型の切削機で見本の形に合わせて作られたようです。

その方法は、まず最初に銅などの加工しやすい金属を削り出し、目的の製品の形を作り出します。
その後、焼き入れが済んだ金属の金型に、銅などの金型を近づけながら放電させて金型を少しづつ浸食させてゆきます。
最後は、人の手で細かい所を修正しながら仕上げて行きます。

勿論、円形などの物限定で有れば、NC旋盤などで削り出すことも有るでしょうが、型を焼き入れする必要が有る物は加熱で変形してしまいますので、焼き入れが済んだ型の素材に放電加工で形造る方法は、今でも使っているはずです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/12/24 22:13

普通に考えると木製よりも粘土でしょうね

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/12/24 22:13

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