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ある英文の判決文の中に、
Costs reserved.
という文が出てきました。
判決の最後の部分でしたので、ひょっとして
「訴訟費用の負担は保留とする。」
みたいな意味かな、と想像したのですが
違いますでしょうか?
この判決は、最終的な判決というよりは
新たに証拠の提出を命じる裁定書みたいなものなので、
最終的な判決が出た時点で被告か原告かに
費用負担を命じるため、それまでの間は保留、
という意味合いの表現かな、と考えたのですが・・・
(すみません。具体的な状況をお話できないので
すごく抽象的な説明なのですが。)
詳しい方、どうか助けてください!

A 回答 (2件)

おっしゃるとおり、「訴訟費用の負担についての決定は保留する」の意味だと思います。



英米法の訴訟手続きでは、まず本案について判決しておいて、訴訟費用についてはその後でもう一度議論するというのがあるようです。

例えば、例えば、「100万円払え」「やだ」という争いで訴訟になった場合、訴訟提起前に「いまなら50万円で許してやる。いやなら訴えるぞ」というレターを出したとします。
こういうレターは、通常“Without Prejudice Save as to Costs”と注記してだすようです。

さて、訴訟に入って100万円の債権の存在を争っている時には、このレターは法廷に出せません。
レターを書いた債権者にとっては、裁判官に「なんだ、元々50万円でよかったのか」と思われると不利ですから“Without Prejudice”にしたわけです。

ところが、紛争についての判断が出た後となると、話が違ってきます。
例えば、「50万円払いなさい」という判決が出た場合、原告は法廷では100万円請求していたのだから半分しか認められなかったことになり、かなり訴訟費用を負担させられるかもしれません。
ここで例のレターを法廷に出して、「50万円で許してやると言ったのに、無視したから訴訟になったんです。費用は全部被告負担にしてください」のように主張することになります。

こういうことをするので、費用についての判断は後回しになるらしいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
面白いケースを紹介してくださり、
なるほどと思いました。
大いに参考になりました。

お礼日時:2005/02/28 08:45

英国の判決文でしょうか?



そのような内容でよかったはずです。

判決内容の本筋とは関係ないので、深く調べたことがありませんが、訴訟費用についての言及であることは確かです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
助かりました。

お礼日時:2005/02/28 08:46

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