It was pride that changed angels into devils; it is humility that makes men as angels. - Saint Augustine (North African bishop and theologian)
天気を悪魔に変えたのは、高慢さであった。人を天使にするのは謙虚さである
上記は、北アフリカの司祭で神学者のアウグスティヌスの格言ですが、これを読み疑問が生じました。
"makes men as angels"の表現について、"make"は、5文型も可能なのに、"as"が存在することです。
このため、"make A as B"を検索したのですが、特にそのような表現を見つけることができませんでした。
つきましては、次の点についてご教示願います。
・"as"は必須なのか。必須ならその理由。必要ないのであれば、"as"による効果、ニュアンス。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
> "as"は必須なのか。
必須ならその理由。文法的には "as" がなくても成立するでしょうから、必須とまでは言えないと思います。キリスト教徒にとって直喩として天使を使うことに宗教的・心理的な抵抗感があるのかどうかは、私には分かりません。
> "as"による効果、ニュアンス。
The witch made Mary a cake. という文は、
(1)その魔女は、メアリーをお菓子に変えてしまった。<第5文型>
(2)その魔女は、メアリーにお菓子を作ってやった。<第4文型>
のいずれの解釈も可能です。
同様に、It is humility that makes men angels.(as なしの場合)の文は、
(3)人を天使にするのは謙虚さである。<第5文型> 「天使」は直喩。
(4)人に天使を作ってやったのは謙虚さである。<第4文型>
「人間には “謙虚さ” という性質があるので、それが人間に “天使” という概念を生み出すに至らせた」みたいな感じです。
文意から考えて(3)だと判断されることが殆どでしょうが、(3)だということをより明確にするためと、下記のもう一つの観点から、あえて "as" を入れたと考えることもできるように思います。
そのもう一つの観点というのは、文の前半と後半とで文の形式というか構造というかを揃えたのではないかということです。
文の前半の “It was pride that changed angels into devils” は
(ア)“It was ~ that” の強調構文で主語を強調している
(イ)“that” 以下は、動詞 + 目的語 + 前置詞 + 前置詞の目的語
という形式(構造)になっていますので、文の後半もこれと形式(構造)を合わせる方が、同じ形式(構造)の文が2回続いてリズムが良くなるような気がします。地の文ではなく、格言のようにその文一つだけで引用される文の場合、その文一つだけでリズムが良いような形式(構造)が好まれるのではないでしょうか。早い話、“カッコいい” わけです。
あまり説得力はないかも知れませんが、ご参考までに。
ご回答有難うございます。
>文意から考えて(3)だと判断されることが殆どでしょうが、(3)だということをより明確にするためと、下記のもう一つの観点から、あえて "as" を入れたと考えることもできるように思います。
そのもう一つの観点というのは、文の前半と後半とで文の形式というか構造というかを揃えたのではないかということです。
文の前半の “It was pride that changed angels into devils” は
(ア)“It was ~ that” の強調構文で主語を強調している
(イ)“that” 以下は、動詞 + 目的語 + 前置詞 + 前置詞の目的語
という形式(構造)になっていますので、文の後半もこれと形式(構造)を合わせる方が、同じ形式(構造)の文が2回続いてリズムが良くなるような気がします。地の文ではなく、格言のようにその文一つだけで引用される文の場合、その文一つだけでリズムが良いような形式(構造)が好まれるのではないでしょうか。早い話、“カッコいい” わけです。
第三文型の変形型の第5文型であることを明確化するためと前文と文構造を合わせるためということですね。
腑に落ちました。有難うございます。
No.12
- 回答日時:
It is ~thatの強調構文の形をとってるのでわかりやすくするために。
強調構文を平叙文にすればPride changed angels into devils; humility makes men as angels.
(傲慢が天使を悪魔にした。すなわち、謙虚が人を天使のごとくする。)
前文は比喩文ですね。文意は「傲慢な心が天使を悪魔に変えた。」
セミコロンは前文を分かりやすい言葉に言い変えて説明をすることで前文の意味を明確にする。「すなわち」と同じ意味です。この時に言い換えとして第五文型を使うと。
humility makes men angels.
(謙虚が人を天使にする。)
同様に比喩文になります。
此処で、比喩文を”すなわち”として意味を説明するのに、同様な比喩を繰り返すべきか、”as(~のように/ごとく)”を入れる事で前の比喩文を少しばかり嚙み砕いて説明をしたほうが良いかは書き手の判断です。
ご回答有難うございます。
本格言の英訳者は、"as"がなくても文として成立するが"as"を入れ分かりやすく表現したということで理解いたしました。
No.11
- 回答日時:
省略は蛇足と思えるようは場合にのみ可能なものなので、たぶん as angels as possible (可能な限り天使にする) とかas we can (人がなり得る範囲で) みたいな事ではないでしょうか。
asを入れる事で「人は100%は天使になれないが限りなく近づける」みたいなニュアンスです。ご回答有難うございます。
as~asの間に入る単語は形容詞又は副詞であり、例え名詞が入る場合でも形容詞で修飾している場合だけだと思っていましたが、名詞だけが入る場合もあるのでしょうか。
No.10
- 回答日時:
教義上、直喩表現ですら認められなず、"as"を必要とするということでしょうか。
➡
日本では神仏を本気で信仰する人は少なくなり、神仏に対する「憚り」はほとんど見られません。しかし、皇室に対しては「憚り」は残っていて、何か遠慮するところがあります。
「私は天皇陛下のようになりたい」とはいっても、「私は天皇になる」とは言わない、そんな雰囲気が、現在でもキリスト教やイスラム教にはあるのではないでしょうか。
ご回答有難うございます。
憚りという感覚は、新鮮でした。
確かに、神をみだりに唱えてはいけないという考えを持つ人も多いですし、日本人にはわからない感覚ですね。
参考にさせていただきます。
No.8
- 回答日時:
神学者のアウグスティヌスという人は1600年も前の大昔の人ですよね。
まして話していた言葉も英語ではなくてラテン語ぐらいでしょう。 さらにこの格言の英語訳もいつの時代に訳されたのかも分からない。 そんな英文の細かな点をほじくり出してこんな投稿サイトで聞いてもまともな回答が付くとは思いません。ご回答有難うございます。
私が現在勉強している教材で毎日webページのトップにその日の格言が表示され、それを読むのを楽しみにしています。ただ格言ということもあり、文法上硬い表現となっている場合があり、疑問が生じることが多々あります。
今回質問させていただいた格言もそのうちの一つです。
神学者のアウグスティヌスは1600年も前の方なのですね。全く知りませんでした。何も私は、古い時代の英語の文法が知りたい訳ではなく、純粋に"make A as B"の用法が知りたいだけです。
1600年前ということであれば原文は英語ではないのかもしれませんが、英訳は"make A as B"を使っているので、その用法が知りたいだけです。英訳自体が古い文法で現在その用法はないということであれば、それで納得できますが、現代英語でも"make A as B"によってのみ表現するということであれば、その用法及びニュアンスが知りたかったのです。
誤解を当てている場合は、本当に申し訳ございません。
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皆様ご回答有難うございます。
神学者のアウグスティヌスは1600年も前の方なのですね。全く知りませんでした。
誤解を与えてしまい本当に申し訳ないのですが、古い時代の英語の文法が知りたい訳ではなく、純粋に"make A as B"の用法が知りたいだけです。
1600年前ということであれば原文は英語ではないのかもしれませんが、英訳は"make A as B"を使っているので、その用法が知りたいだけです。英訳自体が古い文法で現在その用法はないということであれば、それで納得できますが、現代英語でも"make A as B"によってのみ表現するということであれば、その用法及びニュアンスが知りたかったのです。
これまでも様々な質問で皆様にお助け頂いておりますが、それは全て現代英語でどうなのかというのがベースにあります。
誤解を当てている場合は、本当に申し訳ございません。重ねて謝罪させて頂きます。