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独裁制や権威主義の国って、盤石層に見えて実はめちゃくちゃ脆いですよね?
例えば日本だと、安倍はキチガイだとかいう言論は週刊誌などをはじめ多く氾濫してますが、そんな言論があっても日本社会はびくともしません。
それに引き換え例えば中国だと、共産党一党独裁が絶対に正しい、習近平思想は絶対に正しいという前提を作ってしまった故に、例えば習近平を熊のプーさんに例えるなどという、日本だと屁にもならないようなことが、中国共産党にとっては直ちに排除しなければならない脅威になってしまう。
独裁制に脆さについてどう思いますか?

A 回答 (2件)

東欧の小国ルーマニアの独裁者チャウシェスクを思い出しますね。



1965年、チャウシェスクが共産党の書記長となり、独裁化を進めます。普通なら何らかの歯止めがかかるところですが、ルーマニアは民主化度が低く、国民が反発しなかったのです。むしろ国をまとめて経済振興を進めるためには、強力なリーダーシップが望ましいと考えられました。
 石油や天然資源に恵まれていたこともあり、ルーマニアはソ連の影響下を離れて自主独立路線を取り、東欧では極めて異色の存在となりました。ソ連と対立する中国と国交を結んだり、アメリカから当時の大統領ニクソンを招いたりしました。そしてIMF(国際通貨基金)に加盟します。

経済破綻と独裁者の失墜、そしてEU加盟へ
ルーマニアは西側銀行からの融資を受けて工業化を進めますが、石油ショックにより壊滅的なダメージを受けました。国家財政は破綻し、100億ドルもの借金を抱えたのです。しかし、チャウシェスクは農作物の飢餓輸出(国内で必要な物資の消費を規制し輸出に回して外貨を獲得すること)などによって借金を完済します。ただし、国民は非常に貧しい生活を強いられ、たまった不満が爆発し、1989年12月25日にチャウシェスクは殺されました。
 
その後、厳しい条件を何とかクリアしてEUに加盟し、再び西側から投資が行われるようになりました。労働移動の自由が認められて、イタリアやスペインへの出稼ぎも盛んに行われるようになります。今では独裁時代と比べて経済水準が向上し、国民の暮らしもずいぶんと豊かになっています。

「欧州最後の独裁者」ベラルーシーのルカシェンコ大統領もそろそろ危ない気がします、地盤が脆そうですね。

旧ソ連のベラルーシで大規模な反政権デモが続いています。「欧州最後の独裁者」と呼ばれる現職のルカシェンコ氏が6選を決めた大統領選への抗議が発生し、米欧諸国もデモへの弾圧を巡り同氏を強く非難しています。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63136010X20 …
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独裁制は脆いですよ。



権力が一人、ないし小数に集中して
いますから、
その一人、小数を排除すれば、簡単に
崩壊します。

しかし、民主制国家は権力が分立、分散
していますので、それが難しい訳です。


それに独裁制は、国民に愛国心が
醸成されません。

だから、強敵とやりあうと、兵隊達が逃げ出し
あっという間に崩壊します。
イラク戦争がその例です。

日清戦争でも、清国の兵隊は、賄賂を出さねば
戦争しない、なんてのが続出しています。

日本が天皇以下、一丸となって戦争に協力した
のとは対照的です。



日露戦争もです。
ほとんどの国は、ロシアの勝利を予測しましたが
米国のルーズベルトは日本の勝利を予測しました。

「ロシアはニコライの独裁だが、
 日本は民主化が進んでいる。
 故に日本が勝つ」
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