初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

最近、話題になっているインフレ目標について詳しい事を教えて下さい。

A 回答 (2件)

一般的な事については、下の方の回答の通りです。



で、追加しますと、

インフレ状態にすることによって、今、政策的に行き詰まっている
いくつかの問題をクリアできる事にあります
1)国債の償還負担が軽減する(お金の価値が下がるのですから)
2)銀行が救済できる
  (不良債権の金利分がインフレ率よりも低ければ
   不良債権は軽減します)
  (土地や株券はインフレで一緒に価格上昇しますから
   結果的に不良債権を減らし、銀行の含み益を増やします)
3)デフレスパイラルに陥っている一部業種を救済できる

一方、最大の問題点は
これが国民の富を奪う政策であることです。
今は物の価値が下がっていますから、貯金金利がゼロでも
国民は損をしません。
しかし、物の価値が上がっていくと言うことは
貯金をしているとお金が目減りすることを意味します。
また、インフレ政策を起こして、このコントロールに成功した国は
いままでありません。
今の日本の公債率は第2次世界大戦開戦直前と同じです。
あのときも政治家は判断を誤りました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。とても、分かりやすく説明されてあって参考になりました。

お礼日時:2001/08/28 11:03

インフレ目標とは、物価の安定を目的として


中央銀行があらかじめ具体的な物価上昇率(インフレ率)を決めて
それを達成する為に実施する金融政策のことです。

インフレはご存知と思いますが、物価が高騰する現象です。
そして、今日本はデフレと言う物価が下がり続けている状態です。
この状態が続くと、日本全体の経済が縮小・低迷することになります。
よって、「インフレを意図的に起こしある一定の所まで物価を上げよう」
とするのが、自民党の一部から出ているインフレ目標政策なのです。

ですが、現在、日銀は慎重な態度を取っています。
なぜなら、この政策を取ったことがある国は
物価の上昇を抑える目的で導入したのであって
デフレ解消を目的に導入した国は今だかつてないそうです。
(私の見解としては多分、日銀はこの政策を採用しないでしょう。)

こんなところで理解できたでしょうか?
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この回答へのお礼

とても、詳しく説明してくださってありがとうございます。

お礼日時:2001/08/28 10:09

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