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なぜ、そうなんのですか?

A 回答 (2件)

なぜそうなのか、というのはまだはっきりと分かっていません。


まず世界がどうなっているのかを観測し、後で「なんでだろう?」と考える学問なんです。

とは言え多くの人は、真空の相転移が2回起こったからではないか、と考えていると思います。真空の相転移というのは宇宙が生まれて直ぐに起こって、これによってインフレーションと呼ばれる宇宙の膨張がされたと考えられているものです。
ただ2回というのは漠然としたつじつま合わせの話にしか見えないので、これを支持しない人も少なくないと思います。
私は、この真空の相転移が2回というのは、別々のところで起こった2つの相転移の、その領域が重なったところが今の私たちの宇宙空間だろう、と思っています(素人が思っているだけですw)。

ちなみに真空の相転移が2回起こったという考えでは、粒子は次のように考えられています。
粒子の発見順に、第一世代、第二世代、第三世代と名付けられていますが、ごく最初の宇宙では第三世代の粒子のみが存在する世界であり、真空の相転移で第二世代の粒子ができる世界(第二世代と第三世代の世界)になり、その後ふたたび真空の相転移によって、現状の第一世代の粒子がある世界(第一世代と第二世代と第三世代の世界)になったという考え、だと思います。

2回真空の相転移が起きるというのは、やや不自然な感じがすると思いますが、そのあたりがあまり支持されない理由なのでしょう。(私の素人考えは、それを避けていますw)
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。

理論的に、クォーク・レプトンが3代世代であると説明するのは難しそうですね。それをビックバンの後に起こった現象から、理論づけようとさせる方がおられることが凄いですね。

実験的には、

"軽い"ニュートリノ(質量が約45 GeV/c2以下)を持つ第四世代は、CERNの大型電子陽電子コライダー (LEP) におけるZボソンのエネルギー幅の測定によって排除されている。

らしいですね。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E4%BB%A3 …

お礼日時:2021/09/30 14:07

標準模型の枠組みでは、クオーク、レプトンが3世代である本質的な理由は説明されません。



ノーベル賞を取った小林、益川理論で、クオークが3世代、6個以上あれば、ある素粒子反応における、CP対称性の破れを理論的に説明できると予想され、その後実際に3世代、6個のクオークが発見されています。

標準模型の上位互換の理論の代表である、超弦理論では、弦の振動でろ粒子を表現し、光子の質量がゼロとなる制約から、空間は9次元と決まる。実際は、3次なので、6次元はコンパクト化されて観測されないとされ、そのコンパクト化された空間の性質を数学的にモデル化したとき(カラビヤウ空間ですね)、そのモデルの制約から、クオークやレプトンの世代が決まるのではないか?と研究されていますね。

いずれにせよ、標準模型では、重力の統合、相互作用パラメータの基礎原理からの計算など、未知の問題が数多くあり、その上位理論に説明が期待されています。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。

>いずれにせよ、標準模型では、重力の統合、相互作用パラメータの基礎原理からの計算など、未知の問題が数多くあり、その上位理論に説明が期待されています。

まだまだ先に解明されることかもしれませんね。

お礼日時:2021/09/30 14:07

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