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関係節では、関係詞を使って先行詞とのつながりを図り、先行詞に新たに情報を追加して限定やコメントを付加する働きを持っている。
そうである以上、関係節の内部には、関係節の先頭に働いていった関係詞があったところに空所が生じている必要があることにも注意する必要と、記載されている物があったが、なぜその空所は生じている必要があるのか、その空所の意味は何ですか?理解ができなかったので、教えて欲しいです。

(1)I read the article which the professor recommended ___. ←空所(gap)

(2)John told me a story that he wrote__.

(3)Samantha′s favorite play is Hamlet, which__ was written by William Shakespeare.

A 回答 (1件)

トムが「育った」家は湖の向こうにある


トムが「買った」家は湖の向こうにある

この2つの日本語文を英訳すると:
The house WHERE Tom grew up is across the lake.
The house THAT Tom bought is across the lake.

になります。

1番目では関係副詞を使い、2番目では関係代名詞を使います。空所が出来るのは関係代名詞を使った場合です。(growは自動詞で目的語を必要としませんが、buyは他動詞で目的語を必要とするのに、その目的語が関係詞節の中に見つかりません)。

関係副詞は、その関係副詞節内で表している出来事が「どこで」起こったのかを説明するための文構造です。一方、関係代名詞は、先行詞に対して直接的な行為をしたことを表します。

例えば、上の例文の場合、トムが何かを買った「場所」が、とある家の中だったと言っているのではありません。家「そのもの」を買ったと言っています。これが関係副詞と関係代名詞の違いです。

この様に、先行詞に対して「直接的に」何かをする場合(=何かをした「場所」を表しているのでない場合)に関係代名詞を使います。

関係代名詞とは、もともと1つの文の中の要素を取り出して作った修飾関係です。主語であれ、目的語であれ、それを「取り出して」作ったので、その後には空所が出来るのが当然です。

詳しくは、明日香出版から出ている「日本語で理解する英文法」という文法書に分かりやすい説明が載っています。(上記の例文も同書から引用しています)。

高度な内容も含まれていますが、興味のある部分だけを読んでみても勉強になると思います。関係代名詞と関係副詞の違いや、その文構造の違いなど、一般的な文法書では扱っていない部分が分かりやすく説明されていて、まさしく今回ご質問になっている部分の答えがあると思います。おススメします。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます!
助かりました!
その「日本語で理解する英文法」という文法書も活用したいと思います。

お礼日時:2021/10/30 19:56

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