アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

刑法 違法な行為であったとしても実害がほとんどなく微細な所為であれば
罪には問わないのはなぜですか?

A 回答 (1件)

違法には程度、段階があります。



違法、というのは俗的にいえば
悪いことです。

道徳レベルで悪いこともありますが
それは法の対象にはなりません。

法の対象になる場合も、民事に
限定される場合もあります。

刑罰の威嚇を持っても守らせる
必要がある悪いことだけを
刑法的にも悪いこととして禁じる
ことにしたのです。

これを、可罰的違法性の理論と
言います。

こうした考え方は、刑法の謙抑主義
といいます。

刑罰という制裁は、資格を制限したり、
犯罪者としての烙印を押されることによって
社会的信頼の損失など、非常に強力なものです。

だから人権上、その適用はなるべく
控えましょう、という考え方です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!