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PoEの供給電源電圧である-48Vはなぜ?この電圧なのでしょうか?
元々、AC100Vの電源から-48VにAC/DC変換していると思うのですが、なぜにマイナス電源電圧なのか?
また、なぜ、48Vなのか?
ご存知の方、教えてください。

A 回答 (5件)

PoEで-48Vが給電されるのは、ほかの方がコメントされているとおり、伝統的に48Vで動作する通信機器が多いからです。



なぜ48Vかというと、伝統的な通信機器のうちいわゆるアナログ電話の例で説明しますが、加入者線区間は数kmにおよぶ長い電気回路になります。このような条件下でも問題なく動作可能で、かつ危険でない電圧として50V前後が使われることになったようです。
日本の場合は、クロスバー交換機の時代にリレーが動作可能な電圧として43Vから53Vが定められ、後に、郵政省(当時)令で42Vから53Vの間に定められました。
参考:
NTT関連会社の資料。各国の事情が分かっておもしろい。
http://www.ntt-bti.co.jp/pdf/2000_sugi.pdf
事業用電気通信設備規則 第27条
(昭和六十年四月一日郵政省令第三十号)
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX …
もちろんバッテリーバックアップを考慮し、鉛蓄電池から生成しやすい電圧であることも理由です。

なぜ負極性かと言うと、電話局の電源の正極側が接地されているからです。その理由ですが、逆に電話局の電源の負極側を接地し、回路にプラスの電圧をかけていると、電線が濡れている時に、電線の金属がイオン化して溶け出てしまい、腐食してしまうからだそうです。
(濡れている地点で大地から電子をもらう代わりに、金属の陽イオンを与えているイメージでしょうか)

マイナスの電圧をかけていれば、金属イオンの動きは逆に外界から電線方向になるので腐食しないということです。
(濡れている地点で大地に電子を与える代わりに陽イオンをもらうイメージ)

参考:
http://www.epanorama.net/circuits/teleinterface. …
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事業用電気通信設備規則 第27条と28条を引用しておきますね。



第二十七条  事業用電気通信回線設備は、第三十一条に規定する呼出信号の送出時を除き、端末設備等を接続する点において次の各号に掲げる条件に適合する通信用電源を供給しなければならない。
一  端末設備等を切り離した時の線間電圧が四十二ボルト以上かつ五十三ボルト以下であること。
二  両線間を三〇〇オームの純抵抗で終端した時の回路電流が一五ミリアンペア以上であること。
三  両線間を五〇オームの純抵抗で終端した時の回路電流が一三〇ミリアンペア以下であること。

(信号極性)
第二十八条  事業用電気通信回線設備は、次条に規定する発呼信号を受信できる状態において、前条で規定する電源の極性を端末設備等を接続する点において一方を地気(接地の電位をいう。)、他方を負極性としなければならない。

短縮したURLも張っておきます。

参考URL:http://qrl.jp/?180408
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「それが他の通信機器でも標準」すみません訂正します。


アナログ電話回線が-48V→VoIPゲートウェイは-48V必要→特にVoIPゲートウェイを意識して-48Vが選ばれた。
っていう流れが正しいのかも…
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No. 1さんのおっしゃるように、伝統的に電話回線の直流電圧が-48Vですからそれが他の通信機器でも標準になったものと思います。


48Vは鉛蓄電池4個分(単電池としては24個)の電圧でしょう。細い電線でできるだけ大きい電力を流せ、かつ絶縁が問題になりにくい電圧として選ばれたんじゃないでしょうか?対地電圧がマイナスである理由はわかりません。
詳しい人の回答を待ちましょう。
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この回答へのお礼

有りがとうございます。

マイナスである理由は、とても疑問なのです。
もう少し、回答を待ってみます。

お礼日時:2005/03/18 09:21

電話用では



電話機には交換機から-48Vがかかるのが標準ですが、その用途なのでは・・・
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この回答へのお礼

有りがとうございます。

-48が標準電圧になった理由は電電公社(NTT)が決めたのでしょうか?

お礼日時:2005/03/18 09:23

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