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こんにちは、フランク_フルトです。

物価上昇(=インフレ)時には通常、金利も上昇します。すると、企業は新たな設備投資に必要な借入を控えるようになり、物価もいずれはまた下落することが想定されます。

【質問】物価上昇時には金利もどのみち上昇するのに、なぜ日銀は金融引き締めを通じて、政策金利を上昇させようとするのでしょうか?市場に任せておけば、物価はいずれはまた下落するのではないでしょうか?

以上、初歩的な質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

金利を引き下げれば経済活動が活発化し、賃金上昇、設備投資などに金が回ります。


景気のマイナス面であるインフレを抑えるために金利引き上げを実施することがあります。
足元ではガソリン価格や食品、日用品と様々なものが上昇する中、最も上昇しているのが、マンション価格や中古車流通価格で、コロナ禍で半導体不足が影響し、新車生産が追い付かず、逆に中古車価格が上昇し、高級車種の新古車が新車を超えるなんてことが出てきて、様々なものが市場で取引されていますが、そこに係る業者同士の取引(競り)で物の価格が上がってしまうという現象もでてきます。
マンションや自動車は人生で最もコストのかかる買い物で、共に耐久消費財でランニングコストが掛かるものですが、豊になると出る物欲ですが、金利引き下げと共に販売が好調となり、共に価格も上昇します。
引き締めをすることで価格上昇を抑制することができますが、またこれも景気の悪化につながり、いたちごっことなるので、コントロールが難しいですよね。
ただ、利上げの影響は株価や不動産価格、債券価格、ドル安にも影響し、現金を多く持つ富裕者は安くなった各商品を取得し、その後の上昇に備えるなんてことも出てきて、格差が生じることもあります。

市場すなわちマーケットのあるところでは、参加者同士が取引して相場に影響を及ぼすので、それを見てコントロールしているのでしょうね。
儲かる人の裏側に多くの負担や損失が生まれるのがマーケットの現実ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2022/01/26 04:37

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