医療の現場で働く方・働いていた方 教えてください

初めまして。
特に医療の現場で働く方・以前働いていた方にご質問があり投稿しました。

わたしの母親・妹は看護師をしております。
少し複雑な家庭環境で、わたしは実家で祖父母と暮らしています。
母親は再婚相手と実家を出て暮らしており、妹は家を出て一人暮らしをしています。

わたしは実家で今まで母親・妹と3人で使っていた部屋を一人で使っているのですが、母親の荷物が多く自分の衣類や本や家具などが置けません。
どんなに自分で着ない服や読まない本など処分してもスペースが足りない状況です。

というのも母親の看護学生の頃に使っていた教科書や、看護師になってから揃えた医学関連の書籍が部屋の一番大きな押し入れやクローゼットを占領してしまっているからです。部屋にもかなり大きな本棚を買って並べていて、そこに入らないような本はいくつも積み上げて置いてあります。

わたしは医学関連の道に進まなかったので詳しいことは分からないので、20年以上前の教科書や医学関連書籍は必要ないのではないかと感じます。医学は日々進歩しているので現場での患者さんのケアの方法などは日々アップデートされていると思います。
同居していた時も、休みの日に母親が読み返していた姿を見たことがありません。

部屋に虫が出て嫌だし、掃除するのも大変なので、もう読まないだろうし随分昔の本は必要ないのではないかと思うから、捨てるなり売るなりして欲しいという事、捨てられないのであれば、今住んでいるマンションに引き上げるなりトランクルームを借りるなりして母親の範疇で管理してほしいこと、ここまで伝えて行動を起こしてくれないのならわたしが処分する事を伝えました。
そう伝えて母親から帰ってきた言葉が、「全然古い知識ではないし、見返すことがあるから絶対に処分しないしさせない」「医療関係で仕事してないやつには重要性がわからない」という答えでした。

わたしのような素人では重要性が分からないので、もしかしたらわたしの考え方が間違っているのかもしれません。
なので医療現場で働いている方や以前働いていた方のご意見・アドバイスがお聞きしたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

No.2 回答者： Lescault 回答日時： 2022/01/31 23:29

薬学部院卒の者ですが、そうですねぇ、私も専門書類は学生時代に購入したものから（多少はヒトに上げたりして処分しましたが）かなりの数が本棚に残ってますね。

父親は内科医でもう生きていませんが、購入した医学書類はやはり大切にしていたようで、死亡は2000年代に入ってからでしたが遺品を整理していたら昭和30年代に購入した医学書からかなりの量の書籍が残されていましたね（整理したら段ボール箱に40箱くらいになりました　苦笑）。比較的新しいものは知り合いの家の医学生が喜んで引き取ってくれました。No.1の小児科の先生がおっしゃるように、それらの本で勉強した成果が日常の診療に生かされているわけであり、そう思うと一種のモニュメント的意味合いもあってなかなか捨てられなかったのかなぁという気がしました（薬学部卒とは言え私も心情的には同じ感覚で捨てられません　苦笑）。たまに本棚に収まっているそれらの本のタイトルを眺めたりすると、色んなことを思い出したりするのです。まぁそれだけでなく、古典的な理論や技術でも現在まで生き残っているものもあり、旧い本でもときどき必要になったりします。特に名著と言われている教科書類は数十年前の物でも十分に使えてしまったりしますので、お母さま方の仰ることもその点では正しいように思いますよ＾＾。そしてなにより、専門書って高額なものが殆どです。なので使えるなら安易に捨てられない・・・ということもありますね。

No.1 回答者： drjoyhistory 回答日時： 2022/01/30 23:13

小児科医です。

まぁ、本人の性格の問題もあるかとは思いますが、捨てられないでしょうねぇ…。必死で勉強した結果、取得した資格であり、さらに看護師免許を取得したあとも日常業務のために勉強を繰り返して現在があるわけですから。
私は母と親子２代で小児科医で、現在は実家に我々家族のみが住んでいて、親は別に家を建てて住んでいます。あなたのケースと同様に、母が使用した50年以上前から現在に至るまでの医学書、医学雑誌が私が住んでいる実家（私の部屋）に所狭しと並んでいて、いずれも捨てることなくとってあります。私の本も毎月増えますからとんでもない数の医学書・医学雑誌が、私の実家、さらには母が住んでいる家、母の診療所、私の勤務先の病院のデスクにあることになります。本棚も全然足らないので、医学書が増えるたびに、本棚やカラーボックスを購入して収納しています。その中には、たまに見る本もありますが、ホコリ被って絶対に開けないような本もあります。でも、捨てられないですな。現在も必要な本もありますし、また、母と私がどれだけ勉強したかの証ですから。アイデンティティそのものですね。

あなたの場合は、お母さまが拒否しているので、亡くなってから処分することになるでしょうか。
ウチの場合は、私には母の書籍は捨てられないので、私が死んだら私の子供に一任する感じになるでしょうか…。