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CATV工事をやっています
CATVの幹線同軸ケーブルにはアンプやステータスモニタ等を動かすために
AC60Vの電気が流れています。
幹線についているタップオフという分配器から加入者宅保安器へ引込み線が入ります。
今回、この加入者宅への引込み線(同軸ケーブル)に電圧30Vが確認されました。ケーブルのコネクタをさわり、片方の手でアースを取るとビリッとくすぐったい感覚があります。
タップオフは電源を加入者側に流さないようにカットしているので、電力線による
誘導電圧ではないかと思っています。 CATVは通常、電力柱やNTT柱に共架しており電力線とはほとんど平行に架線してあります。
CATV幹線を支えるメッセンジャーワイヤには電柱5本に一ヶ所アースを取っています。1本あたり100Ω以下が原則ですがなかなか取れるものではありません。しかしたくさんのアースがメッセンジャーワイヤにつながっているので総合すると10Ω以下になっています。
アースをとっても誘導電圧は発生するものでしょうか?
これは誘導電圧なのでしょうか?

A 回答 (2件)

答えにならないかもしれませんが、ヒントをいくつか。


(1)メッセンジャをアースしていることと、同軸ケーブルの誘導電圧は別物と考えるべきでしょう。メッセンジャーのアースはあくまでもメッセンジャーへの誘導電圧を逃がすだけで同軸の誘導には余り関係ないでしょう。
(2)タップオフの構造がわかりませんが、おそらくハイパスフィルターでしょうね。
(3)加入者への引き込み線で30ボルトの誘導と言うのは同軸ケーブルでは大きすぎる気がします。
(4)同軸の芯線でなく、シールドとアースの間ならかなりの誘導電圧が測定されることはあるかもしれません。また、タップオフの故障と言うことは考えられないのでしょうか。
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CATVの具体的技術は、知らないのですが、監視用ビデオカメラの経験から。


1.メッセンジャーのアースは、それ自身の誘導や帯電に効果はあっても、同軸の誘導電圧防止効果には、ならないと思います。多分、誘導雷や漏電への安全上の配慮だと思います。
2.同軸のシールド側では、高い入力インピーダンスの測定器の場合には、その位の誘導電圧を指示することも有ります。
3.同軸の芯線では、30ボルトは、大き過ぎると思います。しかし、この同軸線(タップオフの加入者側)が、どこでも(シールド側)接地されていなければ、かなり高い電圧を指示することも有り得ます。5.参照
4.タップオフは、知りませんが、絶縁型の分配器が入っているのでしょうね。一度絶縁も確認されるほうが良いと思います。
5.電圧の確認は、どのような測定器でなさっていますか。開放電圧を測定しますから、インピーダンスが関係します。絶縁が良いほど高い電圧を指示します。
6.誘導電圧などの確認には、オシロスコープが便利だと思います。誘導電圧か、RFノイズかなど、ある程度波形や周期での推定ができます。
7.低電圧なのに、手にビリッと来ることは有ります。そっと触るとなります。強く一気に触るとなりません。
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